居場所をつくる
「知ることは考えることから生まれる 考えることは感じることから生まれる 感じることは生きることから生まれる そこから生まれないと心の中で 育ってくれない」(皆川明) Journal - minä perhonen 感じる、考える、知る の順番が大切なんですよね。 munake…
いわきでのKJ法ワークショップが無事終わった。 参加者は、宇都宮大学の石井ゼミの大学院生と石井先生。 rd.utsunomiya-u.ac.jp最後、やはり駆け足になってしまったけれど、参加者全員が自分のテーマでの図解を作り上げ、評価し、発表までいくことができた。…
妹島和世さんの情報をネットで検索していたら、妹島さんとミナペルホネンの皆川明さんの対話の記事と映像を見つけ、今聴いています。www.academyhills.comwww.academyhills.comyoutu.be聴きごたえがあります。 昨日のひたち子ども大学での妹島さんの授業で紹…
GENKANでよく会う大学生と話をしたら、レビューのメタメッセージを抽出する研究をしているという。 悪意を含む情報を排除する自然言語アルゴリズムを作って、ネットにビルトインしてほしい。 ネットやITはバーチャルなんかではありません。小さきものに光を…
『空をゆく巨人』(川内有緒)を一気に読みました。空をゆく巨人作者:川内 有緒集英社Amazonこの厚さの本を一気に読むのは、久しぶり。 こんなすごい人が近くにいて、現在進行形で壮大な物語が進行しているんだ! ここからいわき回廊美術館までは、車で1時…
自分のブログで木村俊介さんのことを検索したら、こんな記事を3年前に書いていました。 munaken.hatenablog.jp 今読んでも、ほんとそうだな!と思います。 「一見行き詰っているように見える町の中にも光はあるはず。 その光を見出し、意識を向け、育ててい…
「このマップを手に行政と市民、企業がお互いの立場を離れ、フラットな関係で一緒にまちあるきしてひたちの大切な記憶を思い出し、その上で一緒に町のワクワクする未来を考えるのに使ってほしい、というのが一番の望み」というのは、大煙突マップをつくって…
毎年旧暦の新年に届く、高円寺タイフーンのお年玉くじ付き年賀はがき。 今年も届き、「今は辛抱の日々です」と書いてあった。 なんとか無事生き延びているんだ! とひと安心。 東京で暮らしていた頃通い続けていた居酒屋で、東京時代は小杉湯でゆっくり湯に…
Clubhouseを少しずつ使い始めて、感触や使い勝手を確かめています。 note.comこの1週間でClubhouseでいろんな人がラジオ番組を立ち上げている感じですね。 ラジオのような、電話のような、 パーソナルとソーシャルをゆるくつなげるような Clubhouseは、新し…
過去から現在まで流れてきている自分の人生の「気持ちの流れ」をつかむことができると、その流れを未来へどのように向けていくかを思い描くこともできるようになります。(『精神科養生のコツ』神田橋穣治、p.67) 毎朝、FBの「思い出」で過去10年間のその日…
広く行われている上空と外側からの計画実践に代えて、足もとと内側からの新しい計画手順を導入しなければならない。まずアクティビティ、次に空間、それから建築ーこれが原則である」(『人間の街 公共空間のデザイン』ヤン・ゲール、p.206) この順番がほん…
昨年の夏の始まりの頃、日立市郷土博物館で出している「市民と博物館」に「鉱山電車の記憶」というタイトルで寄稿しました。 このブログにも文章をアップしておきます。 大煙突紙芝居プロジェクトに参画しているベースにあるのは、ここで書いた思いです。 60…
日立市は、明治時代の末に日立鉱山での銅の採鉱が本格的に始まったことを機に発展した鉱工業都市です。 しかし、銅の精錬時に出る二酸化硫黄による煙害のため、田畑は荒れ、山林ははげ山となりました。 この煙害は、世界一高い煙突を立て、煙を上空に拡散さ…
11年前、妻の祖母が亡くなって空き家になっている家をリフォームして暮らすというのは、ずっと思いつつ、具体的に動き出せずにいたことだった。 昨年の2月頃、このままでは進まないと思い、妻の友人の建築家に設計を依頼したことを機に、一気に計画が進み始…
Twilogで2015年9月の投稿を見直していたら、森田真生さんの一連の投稿をシェアしていた。 宗形憲樹(@munaken)/2015年09月 - Twilogただそこにいることを巡っての投稿だ。 ただそこにいることの大切さ。 しかし、何かをしていないとダメと感じてしまう。 物事…
9:16の普通グリーンで東京に向かおうと駅のホームで電車を待っていたら、共楽館を考える集いの大畑さんにバッタリ会って、大みかまでお話ししました。 magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp久原房之助が日立の後に都市開発をした下松も今年が市政80周年を迎え、大…
朝起きると身体が少し冷えている。 机のわきのオイルヒーターをつけ、三年番茶を温める。 三年番茶をマグカップに入れてベランダに出ると、南の空高くオリオン座が輝いている。 先週の土曜日から那須旅行、上京して本づくり協会出版部会の集まり、音訳フライ…
10年前にひたちに移り住んで以来、町内会に加入し、5年前には班長もやりました。 以下は、5年前の今日の投稿です。 市報の配布完了。今年に入ってうちの町内だけで配布部数が10部減っています。引っ越したり、いらないという人がいたり。人口減少と町への…
何かプロジェクトを進める上で一番大切なことは、コアメンバーに覚悟があるかどうかなんだろうな。 コアメンバーに覚悟が感じられないプロジェクトは、ほんとモヤモヤして無駄に疲れる。 最終的には自分が覚悟を決めて一人ででもやり切るしかないんだけれど…
過去20年間の今日の写真を見返していたら、札幌の小さな絵本やひだまりの青田さんのお話を時田さんのお店で聴いた時の写真が表示されました。 あれは、20年前の今日だったんだ! 私の絵本の世界への原体験は、この会です。 その後、何度も手稲のひだまりを訪…
このところ毎朝、Macの写真アプリで過去の今日の写真を検索し、眺めている。 私のMacには、1999年から20年分の写真が保存されている。 過去20年間の10/27の写真は、277枚。 札幌5年、東京5年、ひたち10年と、いつの間にかひたちで暮らしている日数が札幌と…
向こう岸に渡りたいというイメージがあるからこそ、舟をつくるための木を集められるわけでしょう。向こう岸の景色がたのしみにできると、地味な仕事のひとつひとつが、おもしろいんですよね。 (糸井重里) 地域エキスパート養成講座では、「向こう岸の景色…
栗の渋皮煮、ようやく完成! いったい何日かかったんだろう? お金に換算すると消えてしまう充実や豊かさが手づくりにはある。 稲刈りもみんなで手植えして、日々世話し、みんなで手刈りして収穫すると、そのプロセスに生の充実や豊かさが生まれるんだよね。…
Macの「写真」アプリの検索窓に「10月」と入れると、過去20年間の10月の写真がリストアップされる。 2000年頃は、札幌の円山裏参道のまちづくり活動に参加して、「街づくりCAFE」というイベントをやっていたんだ。 こんな感じの写真と短い文章でひたちの魅力…
3:50。 ベランダに出て夜空を眺め、昨夜の余韻にひたる。 オリオン座がほぼ南中し、その下のうさぎ座やはと座まで見える。 空気が冷え、星空がきれいな季節になってきました。 これから冬にかけて、星空を眺めるのが楽しいんですよね。 ひたちには日本有数の…
今あるものを見える化し、それを元に何ができるか、何をしたいか、最終的にはどんな場、暮らし方が生まれると自分たちが幸せかを考える。 実際の世の中は、「とっくに変わっているのに、 変わってないことにしようとする法則」 みたいなものがあって、それで…
日立駅に向かう道を歩いていたら、見知った顔が向こうから歩いてきた。 数年前、県北生涯学習センターで担当したマップづくり講座に参加してくださり、その後も、大煙突マップやひたち里山マップ制作のためのまちあるきに参加してくださった田上さんだ。 声…
「安全や効率化を求めることで切り捨てられてしまうもの、それこそが街の居心地を支えている大切なものだ。それを大切にする根拠と論理を明らかにしたい」という問題意識は、20年前に札幌の円山裏参道でまちづくり活動をしていた頃からずっと持ち続けていま…
地方の未来を考える議論の前提として小熊英二さんのこの論は、読んでほしい。 www3.nhk.or.jp地方自治体は、公務員を減らし過ぎたんですよね。 公務員が暇だというのは昔の話。 常時残業をしないと回らないというのは、異常な状態で、そんな忙しさの中で新し…
時々、以下のページの岩田聡さんの言葉を思い出す。 www.4gamer.net - 「新しい挑戦をしようとする…最初に賛成するのは2割,反対するのも2割くらい…頑張って努力していると,残りの6割の中で,ちょっとずつ賛成派が増えていく…その人数が,全体の1/3くらいに…