ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

ブックカフェと秘密基地のある家

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11年前、妻の祖母が亡くなって空き家になっている家をリフォームして暮らすというのは、ずっと思いつつ、具体的に動き出せずにいたことだった。
昨年の2月頃、このままでは進まないと思い、妻の友人の建築家に設計を依頼したことを機に、一気に計画が進み始めた。
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秋に設計がだいたい固まり、見積りも済んで、12月の下旬に着工した。
それから3週間で工事が進み、リフォーム後の家の姿が具体的に形になってきた。
日々、工事の様子を眺めながら、どこに何を置くかを考え始めている。
 
大量にある本と資料をどう収納するかということとワークスペースをどう確保するか、というのが、私の1番のテーマだった。
既存の縁側に本棚と長い机を設置することで、ブックカフェ的なワークスペースにすることができた。
また、リビングの一面の壁全体と、台所との間のカウンター部分を本棚にしてもらった。
さらに台所と寝室、トイレにも本棚を置くことで現在の7割の本と資料は収納できそうだ。
 
今は、どこにどの本と資料を置くかを考えつつ、もう読まなそうな本の処分と、資料の処分・整理を始めている。
これを機に、必要な本と資料がさっと出てくるようにしたい。
 
祖母の寝室は、子供部屋にし、2段ベッドを入れることにした。
新たにつくるロフトも、子どもたちは「秘密基地にしたい!」と楽しみにしている。
リビングを勾配天井にしたので、ロフトからリビングをのぞくことができる。
安全をどう確保するかは悩ましいところだが、おもしろい空間になるんじゃないかな?
 
現在暮らしているアパートが暮らしやすいので、それほどリフォームに積極的ではなかったのだけれど、形が見えてきて、どう暮らすかを具体的に考え始めたら、どんどん楽しみになってきた。
 
3月末頃、竣工する予定。
ひたちでの暮らしも一つのフェーズを終え、次のフェーズに移行する一年になりそうです。