地方の未来を考える議論の前提として小熊英二さんのこの論は、読んでほしい。
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地方自治体は、公務員を減らし過ぎたんですよね。
公務員が暇だというのは昔の話。
常時残業をしないと回らないというのは、異常な状態で、そんな忙しさの中で新しいことや意欲的なことなどできるはずがない。
ゆとりこそが生産性を上げるためには必要だということは、ソフトウェア開発の世界では自明なこと。
- 作者:トム・デマルコ
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
雑談こそが大切なのに、妻の働き方を見ていると雑談する余裕すらない。
note.mu
2012年に妻の職場の同僚2人がわが家に来て、妻と3人で「職場の人とどう関わったらいいか?」というテーマで「図解を作りながら考えを深める会」をやったことがあります。
その際も「人員不足のため、仕事のためのコミュニケーションすらとる余裕がないときがある」という現状が出てきました。
そして、たわいのない話や会話が関わり方のベースであり、糸口になるのに、仕事以外の話を認めない上司がいて、かえって仕事の質と能率が上がらないという意見が出たのが、印象的でした。
地方自治体は、適正な人数の人員を配置し、もっと住民と一緒に考えて施策を進めていけるような、余裕のある態勢にすることがまず大切だと思います。