ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

本づくり

今ここにある光を言語化し、冊子として残す

自分のブログで木村俊介さんのことを検索したら、こんな記事を3年前に書いていました。 munaken.hatenablog.jp 今読んでも、ほんとそうだな!と思います。 「一見行き詰っているように見える町の中にも光はあるはず。 その光を見出し、意識を向け、育ててい…

文章を深めるプロセスで認識が深まる

何気なく発した言葉が人間存在のどれぐらい深い領域から出てきたかによって決まる。そして驚くべき合致によって、その言葉はそれを聞く者の同じ領域に届く。それで、聞き手に多少の洞察力があれば、その言葉がどれほどの重みをもっているかを見極めることが…

紙の本から電子書籍へ

ひと昔前まで、写真はフィルムカメラで撮って、写真屋さんやコンビニで出力してもらい、アルバムに整理して保管するというのが当たり前だった。 今では、写真を紙に出力するというのは、特別な場合だけになっている。 スマホやデジタルカメラで写真を撮り、…

生きたノウハウは、一緒に仕事をすることで開示され、学べる

本づくり協会会報誌BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4の特集「『本をつくる』を、つくる」の制作に本づくり協会出版部の一員として参加しました。 misuzudo.shop13.makeshop.jp その「編集後記」を本づく協会のメールマガジンで制作メンバーでリレー形式で書いてい…

本の持つ力「夏葉社の10年展」を訪れて感じたこと

茗荷谷で「場のシンポジウム2019」に参加した後、吉祥寺に移動し、「夏葉社の10年展」を観てきた。9月4日(水)〜8日(日)の5日間、吉祥寺の一日にて、「夏葉社の10年展」をやります。『レンブラントの帽子』の装丁原画、『本屋図鑑』の原画、『さよならの…

丘の上に立って19年間の歩みを振り返る

信州富士見町から札幌に引っ越したのは、19年前の7月。 36歳の夏でした。 あれから、札幌(5年間)→東京(5年間)→ひたち(9年間)へと移り住み、ひたちでの暮らしも10年目。初めてのサラリーマン生活、森彦で過ごした時間、植田さんと出会っての円山裏参道…

ひたちのまちづくりのDNAを残し、伝えていきたい

一昨日のランチミーティングで、十王川沿いの散歩道や泉が森のイトヨの公園、助川市民の森、まえのうち児童公園など、私がいいなぁ!と思っている場所は、心ある方々が地域住民の力を結集し、つくりあげたものだとわかり、感動した。やっぱりちゃんと地域の…

現実を一歩前に進めるためのメディアづくり

「実際の世の中は、とっくに変わっているのに、 変わってないことにしようとする法則」 みたいなものがあって、それで、 もっとこうなればいいのにということが うまくいかなかったりしているんだよなぁ… そこをすり抜けて未来の側に進むためには、 とにかく…

やりたいことをワクワクする未来を開くメソッドにまで仕上げる

以下は、会員制オンラインサロン「エッセンシャル・マネジメント・スクール」での西條剛央さんの「今日のちょっき」への私のコメント。 大煙突マッププロジェクトで私が目指しているのは、「やりたいことを現実をよりワクワクする方向に動かせる一つのメソッ…

私の役割は語り部

「「自分たちの戦いの物語を語り継いでくれる人」というのは組織のパフォーマンスの鍵です…個人のパフォーマンスは爆発的に向上する」(内田樹) :わかってくれる人がいるということが、大きな力になるのだと思う。 http://t.co/3KgWF0Wd6R #復興計画— 宗形…

真っ直ぐに本をつくる人

「島田さんはやっぱり読み手であり、書き手なんだな」といただいた冊子を読みながら感じた。 島田さんは、どんどん書くのが役割では? 島田さんの書く『親子の時間』のような文章を読みたい。 書くためのメディア(ウェブサイト)も持っているのだから、そこ…

いよいよ風流物の冊子を作る時期かな

昨夜は北町の祭事部初顔合わせでした。 来年はひたち風流物の例大祭であるとともに、さくらまつりで北町が風流物を演じる担当。 私も作者グループの一員として参加します。 ユネスコ文化遺産に登録され、国の有形・無形文化財でもある風流物。 その割にあま…

今年は書籍版『耳と聲』制作の準備をします

以下は4年前の今日の投稿。 www.facebook.com日原先生とは、2002年、札幌で暮らしていた頃、感透音という合唱団の立ち上げに参加した際に出会った。 その合唱団に東京から指導に来てくださっていたのが日原先生だった。 出会った時から、その指導の素晴らし…

『ひたちのまちある記』へと続いた想い

以下は2014年の8月に書いて、ずっと下書きに眠っていた文章だ。 「他の人たちとも一緒にひたちの魅力を掘り起こし、伝えるための冊子を作りたい」という想いが、『ひたちまちある記』という形につながったのだなと思うと感慨深い。 - 昨年1年かけて、妻と二…

「生前供養」としての小冊子づくり

六車由実さんの「「生前供養」としての高齢者介護」という文章の中で書いている「生前供養」の考え方がおもしろい。 医学書院/週刊医学界新聞(第2991号 2012年08月27日) 「平川さんはさらに,高齢者介護=生前供養を次のように意味付けている。《 「供養と…