ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

共楽館界隈のマップづくりで目指すこと

「知ることは考えることから生まれる
考えることは感じることから生まれる
感じることは生きることから生まれる
そこから生まれないと心の中で
育ってくれない」(皆川明

Journal - minä perhonen
 
感じる、考える、知る
の順番が大切なんですよね。

munaken.hatenablog.jp

5年前にこんなブログ記事を書きました。
 
「感じる、思う、考える」というプロセスを丁寧にやった上で「知る」ということが大切なんじゃないかな?
「感じる、思う、考える」中で自分の中から生まれてきた言葉をラベル化し、それを図解化することで、深く「知る」ことができる。
そして、その理解が行動を変容させる。
 
共楽館界隈のマップも、「感じる、思う、考える」というプロセスを丁寧にやりながら作り上げていきたい。
 
まず、共楽館界隈を歩いて「感じる」。
「思った」ことを参加者の方々と語り合う。
共楽館界隈の魅力とは何かを「考える」
 
そして、考えたことをマップに落とし込んでみる。
そのプロセスを丁寧に積み重ねることで、共楽館界隈の過去・現在が浮かび上がり、未来への可能性が見えてくるのではないか?
munaken.hatenablog.jp
 
大煙突マップは、その地域の現在と過去を重ねたら何が見えてくるかの実験だった。

munaken.hatenablog.jp

過去と現在を踏まえて、未来を浮かび上がらせるところまでやりたかったけれど、そこまでは行けなかった。
 
共楽館界隈マップでは、現在マップと過去マップを重ねた上で未来マップをつくってみたい。
 
未来マップは、どんな形になるだろう?
共楽館界隈のさまざまな場所で楽しそうなことが起こっているのをイラストで表現するのがいいかな?
munaken.hatenablog.jp
 
11/25(土)のセミナー「近代化遺産・文化財を活かしたまちづくり—文化遺産のメッセージに学ぶ」までに現在マップと過去マップの叩き台を作成し、年内に現在マップと過去マップを完成させる。
そして、1/14(日)のパネルディスカッション「文化をつなぐ共生のまちづくり—わがまちの魅力再発見—」の時に未来マップを提示できるようにする。
というのが目標ですね。
 
さてさて、どこまでやり切れるかな?
 
「過去の記憶を思い出すことで今を豊かに生き、ワクワクする未来を描くことができる」のではないか?
という仮説を検証することが、わたしが大煙突とさくら100年プロジェクトに参加している意味です。
 
共楽館界隈マップづくりを通して、この仮説を検証し、福川先生に提示し、考えを深めていきたいと思っています。

そして、心ある方々と共楽館界隈の未来を語り合い、光ある道を見出していきたい。
その実験でもあります。
 
munaken.hatenablog.jp
munaken.hatenablog.jp
munaken.hatenablog.jp

糸井重里さんの言葉

糸井重里さんが言っていた、ある言葉を探したくて、Twitterでわたしが投稿またはリツイートした糸井重里さんの言葉をTwilogで検索した。
宗形憲樹(@munaken)/「糸井重里」の検索結果 - Twilog

そしたら、なるほど!そうだよな!という言葉がたくさん出てきて、伝えたい人もいるので、ここに転載しておきます。
 
ほんと、わたしは糸井重里さんの言葉に影響を受け、糸井さんの言葉に力をもらって、自分の考えを形作ってきたんだなぁ!と思う。
 
ちなみに、探していた言葉は、

「この人は、たいしたものだなぁ」と、ぼくが思う人は、たいてい「好きだからやってるだけ」だとか、「趣味みたいなものだから」と、さっぱり言う。
つまり、じぶんのやっていることを立派だとか、みんながやるべきだとか叫ばないで、
「自己満足なんだよ」と謙虚に語る人ばかりだ」(糸井重里

です。
 
「自分はいいことをやっているのだから、それを人は認め、協力してくれるのが当然だ」という態度は、ほんと傲慢だと思う。
「自分が正しい」と思い込んで突き進む人が人を一番傷つけるということはよくあることなんじゃないかな?(宗教戦争というのは、その最たるもの)
 
謙虚で誠実な人と仕事は進めていきたい。
 

【「最初はへた」の時期に、のびのびと、しかも真剣に続けることができたらいいんでしょうねー。厳しく教えるよりも、そういう環境をつくるのが大事。これは、じぶんを育てるのも同じだと思っています。】
「へた」ほど上達早いから楽しい。
糸井重里・今日のダーリン2月4日
(2023.2.4 高井宏章(浩章)@hiro_takai)
 
「夢は小さいほどいい」
これは本当にそう思う。糸井さんから学んだことでもある。「自分との接戦上等に持ち込む技術」とも言えそうだ!
【「千里」先のことばかり話していたら、「一歩」を踏み出さなくても時間は過ぎていく】糸井重里・今日のダーリン9月3日
(2022.9.4 二重作 拓也@takuyafutaesaku)
 
【「どうせ、そんなのうまくいかない」と言っていれば、ほとんどの判断はまちがいにくい。でも、それを超えて、なにかが変わっていくということが、「あるんだ!」ということを、ぼくは忘れてはいけない。よく、じぶんに問いかけている。】糸井重里・今日のダーリン9月20日
(2021.9.20 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)
 
会ったとたんに、なにか文句を言ってる人もいる。そういうことをやめようよ、と思う。せめて、じぶんはそういうふうでいたくないと思う。なぜなら、文句ばっかり言ってる人は気づいてないけれど、聞かされているほうの人は、気分がよくないからだ。ー糸井重里【 #ほぼ日手帳 #日々の言葉 6/28】 #手帳
(2020.6.29 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)
 
自分の中での試し算を終えて糸井重里がみんなにこのことばを披露したとき、こう言い添えたのをよく憶えてます。
「やさしく、つよく、おもしろく。
‥‥この順番だと思うんだよね。」
まず、やさしく。そうあるために、つよく。そのうえで、おもしろいことがメシの種。
(2019.12.25 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)
 
“ 「こんなものだろうと思っていたら、こんなものどころじゃなく想像以上によかった」というほうがブランドを育てるんですよ。”/テレビ東京・高橋弘樹さん×糸井重里
(2019.10.21 長谷川賢人@hasex)
 
「じぶんは変わるまいとして、会話している人は、
相手をも変えられない。
じぶんは変わるつもりがある、と会話する人は、
場面をおもしろくして、相手をも変えるだろう」
糸井重里
この秋はこの姿勢で対話を積み重ねたい。
#ひたちワクワク未来会議 #地域エキスパート養成講座 #居場所をつくる
(2019.10.20 宗形憲樹@munaken)
 
「大人っていうのは、こどもたち諸君に、
「おとなになったら、あんなふうになりたい」と、
うらやましがらせなきゃいけないと思うのです」(糸井重里
https://www.1101.com/darling_column/16th/index.html?fb_action_ids=10203253758177764&fb_action_types=og.likes
そうありたいですね!
#子育て #居場所をつくる
(2019.9.25 宗形憲樹@munaken)
 
「職場での「雑談」が最強である理由」
https://note.mu/noritoku/n/n726dad019a55
ほんと雑談って大切ですよね。
「考えや思いは口に出すこと、
聞いてもらうことで変化する」
糸井重里
https://www.1101.com/20110311/20110716.html
#居場所をつくる #考えを深める会
(2019.3.11 宗形憲樹@munaken)
 
【じぶんのことよりも、とにかく他人にばかり目をやって「けしからん」と責め立てているというのは、だれも(結局はじぶんも)よろこべないことです。まずは、「わたしはなにがしたいんだろう」ですよね〜。】糸井重里
(2019.3.3 幡野 広志@hatanohiroshi)
 
【思いつくのは簡単だけど、ほんとにやるのは大変だ。ぼくらは「夢に手足を。」と言っているけれど、「実行=ほんとにする」ためには、身も蓋もないくらい具体的なことが必要なんだよね。夢も、そのために「今日なにをする?」が必要なんだ。】糸井重里・今日のダーリン2月4日
(2019.2.4 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)
 
「自分にとって、
本当に大事なことってなんだろう。
自分にとって、
本当に大切な人って誰だろう。
このふたつを、本気で思っているだけで、
いい人生が送れるような気がする」
糸井重里
#考えを深める会 #居場所をつくる #2019年を描く
(2019.1.2 宗形憲樹@munaken)
 
このサイクルから抜け出すのに、どれだけの時間を要したことか。【相手によろこんでもらいたくて、つい引き受ける。これは、続けているといつかややこしいことになります。】糸井重里・今日のダーリン8月12日
(2018.8.13 古賀史健(Fumitake Koga)@fumiken)
 
「「たましい」がよろこぶようなことは、
 やっぱり面倒だろうが苦労だろうがしたほうがいい。
 そして、そのときにはやらざるを得なくても、
 「たましい」が悲しむようなことは、
 やっぱりやらないほうがいい」(糸井重里
#居場所をつくる
(2018.8.6 宗形憲樹@munaken)
 
「いろんな企画だとかアイディアだとかいうようなもので、とにもかくにもそれしかないというくらい重要なのは、「ずっと考え続けること」だ」(糸井重里
どうすれば必要な人に『耳と聲』が届くのか、考え続けよう!
図解は考え続けるベースとなるメディア。
#耳と聲 #考えを深める会
(2018.7.4 宗形憲樹@munaken)

「気持ちのいいリズムをキープする。これが大人のやり方ね」(糸井重里
これこそが、内側から時を満たし続けるキーポイントだよね。
気持ちのいいリズムさえキープできていれば、たいていのことはスムーズに進んでいく。
#居場所をつくる #日々の設計 #耳と聲
(2018.7.2 宗形憲樹@munaken)

「好きなものを好きであること。
 好きな人を好きであること、好きな時を好きであること。
 好きを愛おしんだり、好きを大切にしていることが、
 さらに好きなものと出合える機会をつくってくれる」
糸井重里
好きなものを大切にする先に、素敵な未来が待っている。
#居場所をつくる
(2018.7.2 宗形憲樹@munaken)

「1日の仕事の時間というのは、本気でやったら3~4時間以上はできない」と糸井さん。そのアウトプットのためにたくさんのインプットが重要で、でもその時間は労働に加算されない問題。第3回。/はたらくことのおもしろさ。 佐々木俊尚×糸井重里 - ほぼ日刊イトイ新聞 http://bit.ly/2KojZrz https://pic.twitter.com/Nyz8t0tsKh
(2018.6.29 佐々木俊尚@sasakitoshinao)

「自分ができることだけをポジティブにやっている人。
そういう人は、行動そのものが
きちんとした意見になっている」(糸井重里
私もそうありたい。
#ひたちワクワク未来会議 #居場所をつくる
(2018.6.19 宗形憲樹@munaken)
 
「この先はどうだろう、この地域はどうなりたいの? っていう話をしないといけない。目先の道、ハコ、仕事が大事だとなったら、それは今までと何ら変わらないんですよ」(糸井重里
https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/itoi-shigesato?utm_term=.anWzM2jq9#.eowEm7Ak0
#考えを深める会 #ひたちワクワク未来会議 #居場所をつくる
(2018.6.15 宗形憲樹@munaken)
 
「ベンチに座っているみたいに、隣で同じものをみながら、話すことが大事…みている方向は同じ…対立ではうまくいかない…対立する意見をぶつけあった結果、もっといい意見がでてきたためしがない」(糸井重里http://ow.ly/hFTt301h0LO #考えを深める会 #ひたちワクワク未来会議 #居場所をつくる
(2018.6.15 宗形憲樹@munaken)
 
「やさしく」あることは、人間としての大前提。そして「つよく」なければ、誰の力にもなれない。さらには、それぞれの課題を「おもしろく」解決していく。
糸井重里さんに、聞きました(古賀)。|古賀史健がまとめた生活のたのしみ展の人びと。|note(ノート)
(2018.6.12 徳 瑠里香@rurika109)

「きみのほんとうに大切だと思う3人のひとが、きみを信じてくれているならば、それ以上のことはいらないよ」(『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』より)。一歩を踏みだすのに迷ったとき、勇気をくれることばだなぁ。
(2018.6.8 吉谷 吾郎@nitta_shiyo)
 
【じぶんのためだけになにかをやるのは、つらすぎる。そこから、うまく逃げられたおかげで、よく仕事をする人間になっちゃったような気がする。】糸井重里・今日のダーリン5月31日
(2018.5.31 Kaz Ataka / 安宅和人@kaz_ataka)
 
「考えや思いは口に出すこと、聞いてもらうことで、
 時には大きく、時には微妙に小さく変化します。
 その変化のなかに、行くべき道が見えてくるものです」(糸井重里
http://ow.ly/i7iFy
#居場所をつくる #大煙突マップ #考えを深める会
(2018.2.28 宗形憲樹@munaken)

「思い出したら思い出になった」(糸井重里
思い出さなければ、思い出にはならない。
思い出すことで豊かな記憶がつくられる。
その記憶をベースに今を豊かに生き、ワクワクする未来を創造できる。
#居場所をつくる #大煙突マップ #ひたち帖
(2018.2.26 宗形憲樹@munaken)

「どうして、できるんですか?」という質問がある。「できるまでやるから、できるんです」が答えだ。形式を整えて「できた」ように見せかけることはできる。でもそれが本当は「できてない」ことを自分自身がいちばんよく知っている。「できるまで、やるから、できる」(糸井重里
#居場所をつくる
(2018.2.22 宗形憲樹@munaken)
 
「「あきらめなかった」話というのは、こころに響きます。
ぼくらは、いつでも「希望」を手放しやすいものだから。
ああすればいい、こうすればいい、は言えなくても、
未来から見て「あきらめなかった」人間にこころからなりたいと思う」
糸井重里
#大煙突マップ #居場所をつくる
(2018.2.22 宗形憲樹@munaken)
 
「僕には「自分が代表して何かをやってやろう」という大それた生き方はできない。「おれが生きやすい社会でありたい。そのための仕事をしよう」と枠をはめています。それが自分への約束というか」(糸井重里
http://mainichi.jp/articles/20150213/mog/00m/040/013000c
自分の町に対してもこういう態度でありたい。
#居場所をつくる
(2018.2.17 宗形憲樹@munaken)
 
「「オッケー!」と言って本気で取り組めるアイディアを、
じっと待ってるよりも、じぶんでやりたいことを探せ…
あれをしたい、これをしよう、と、誘う側に立候補した。
だからこそ、少しずつでも仲間が集まったんだよね」(糸井重里
今この言葉を味わっています。
#居場所をつくる #大煙突マップ
(2018.2.10 宗形憲樹@munaken)
 
「向こう岸に渡りたいというイメージがあるからこそ、
 舟をつくるための木を集められるわけでしょう。
 向こう岸の景色がたのしみにできると、
 地味な仕事のひとつひとつが、おもしろいんですよね」(糸井重里
#考えを深める会 #居場所をつくる #大煙突マップ
(2017.12.21 宗形憲樹@munaken)

「この先にどういう景色が見たいのか」(糸井重里)ということを共に描きイメージできた仲間となら、一緒に「根」を育てていけるということなのだろう。
https://www.facebook.com/earandvoice/posts/940394859331309
#考えを深める会 #居場所をつくる #大煙突マップ
(2017.12.21 宗形憲樹@munaken)

「ムダに見えるものを、
どんどん省く時代だからこそ、
「手間をかけた集積のところに、
人は集まってくる」(糸井重里
http://www.1101.com/karaike_itoi/2017-12-17.html
#居場所をつくる #大煙突マップ
(2017.12.18 宗形憲樹@munaken)

「仕事でも遊びでも同じなんだけれど、
「ちゃんとやったほうが、おもしろくなる」のだ…
ちゃんとやったほうが、おもしろくなる。
ちゃんとやらないと、おもしろくならない。
これは、人がなにかするときの「法則」みたいなものだ」(糸井重里
大煙突マップでそれを味わっています。
#大煙突マップ
(2017.12.8 宗形憲樹@munaken)

「二年とか三年とか、長いといえば長いけど、実に短い。
 二年とか三年、ぐっと集中して起動したら、
 あとは曲がりなりにも走り出してくれる」(糸井重里
 もう少し踏ん張ってみよう!
 #耳と聲 #ひたち帖 #考えを深める会
3年前の今日の投稿。
この3つが活動の中心ということは変わらない。
(2017.12.3 宗形憲樹@munaken)
 
「1.自分の足で、しっかり立てる、歩けること。おんぶされながら口だけ動かしてるのはだめ。2.誰かの手助けができるくらいの力をつけること。力がないと、誰に手を貸すこともできない。3.そのための勉強や練習は毎日忘れないようにしようねということ…毎日…続けていたら…」(糸井重里) #子育て
(2017.12.2 宗形憲樹@munaken)

「「あ、これは未来だ」と思わずハッとすることがあります。
未来って、いつも、 現在のなかにすでに含まれています」(糸井重里
何を見るかによって、自分の生きる世界は変わる。
発見した未来に意識を集中し、その解像度を上げていくことで、自分の生きる世界が望む未来に移行してくのでは?
(2017.7.25 宗形憲樹@munaken)

「「できること」を、「飽きずに」やっていく。「できないこと」はとても多いし、わたしたちは「飽きる」ものだから、できることを見極め、飽きないような工夫をしていくしかない」(糸井重里
やり続けて突き抜ける!
これしかないと思う今日この頃。
(2017.7.23 宗形憲樹@munaken)

「言葉をひとつの植物に例えると…根っこが一番大事…花はみんなが見てくれるし、葉は栄養をつくる。でも、正体は根っこ…根っこは言葉にならない、それまで感受してきたものの正体…根が発達しているほど、出てくる言葉は葉っぱ1枚でも、すごい説得力を持っている」(糸井重里
(2017.7.23 宗形憲樹@munaken)

「「反対だけど、対案はまだ思いつかない」ということは、あってもおかしくないと思うんだよ。ただね、そこで考えをやめちゃうっていうのは、なんにもいいことないと思うわけだ」(糸井重里
堤防のかさ上げ問題についてずっと考え続けています。
#ひたちの海 #ひたち帖 #居場所をつくる
(2017.7.16 宗形憲樹@munaken)

「「じぶんを信じて」だとか「じぶんの方法で」だとかは、
 最低限でも、なにかをやってきた人だけの姿勢なのだ。
 信じるだけの「じぶん」をつくれてないときには、
 どうしょうもないのである。
 基礎の基礎、基本の基本は、なにをするにも必要なのだ」
糸井重里
(2017.6.30 宗形憲樹@munaken)

「政治が変わればできるとか、ルールを変えればできるとか、あんまり思いすぎないで、ちいさい単位のところを丁寧につぶしていくというか、そういう「近場」でできることをもっと真剣にやっていきたいですね」(糸井重里http://ow.ly/O6cZ8 #居場所をつくる
(2017.6.10 宗形憲樹@munaken)

「もともと、未来というのは、
 現在のなかに組み込まれているものだ。
 光をあてて、よく見えるようにするだけで、
 「こんなに変わってきていたのか」とわかりやすくなる」(糸井重里
#考えを深める会 #居場所をつくる
(2017.5.22 宗形憲樹@munaken)

「信じられる人とでなければ、安心もできないし、戦いにも行けないでしょう。じゃ、信じられるっていうのはどういうことかと言えば、誠実であるってことだと思うし、こちらが誠実でなければ、相手も誠実でいられなくなるでしょう。しかも、誠実であるかどうかは、実はじぶんで分かる」(糸井重里
(2017.3.26 宗形憲樹@munaken)

「人数が少なくても
「自信を持って行動している人たち」によって
変化は起こるんですよね。
だから
人々の考えかたが変わっていくためには
みんなにとって
「いいモデル」を考えるのが、重要かも」(糸井重里
http://www.1101.com/shigarami/2012-03-23.html
#居場所をつくる
(2017.3.24 宗形憲樹@munaken)

「人間は、“感じる・思う・考える”という順番で思考が動いてる…「“感じる”ということはすべてのベースとなる。“あ、いいこと考えた!”とひらめくためには“あれ?”と違和感を感じることがとても大切」」(糸井重里
http://bulan.co/swings/study_create_work/
#考えを深める会
(2016.12.21 宗形憲樹@munaken)

「出来てないことを数えたら、気が遠くなりそうですが、「できること」をはっきり決めて、それを実現していくようにしていると、明るい方向に歩みが進みます。
こうして身についた心のありようや方法は、この先さまざまな場面で役立ってくれると思います」(糸井重里
(2016.12.20 宗形憲樹@munaken)

「できるように感じられるまでは、はじめない…
「難しくても、できるような気がする」は、やる。
「簡単かもしれないけど、おれにはできないな」
と感じることは、手を出すとろくなことにならない」(糸井重里
(2016.12.19 宗形憲樹@munaken)

何か質問されたとき、ぼくは「まずは、がんばるということじゃないでしょうか」と答えていることが多い。質問する人は効率のいい方法やコツを教えてもらいたいのかもしれない。ただ、大体のことは本人が本気で「まずは、がんばる」必要があるのだ。糸井重里『抱きしめられたい。』 #小さいことば10
(2016.12.15 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「「ゆたかさ」っていうのは、どんな世界であれ、どんなじぶんであれ、どんな現在であれ、「肯定するところが見つけられる」ってことじゃないか。そんな気がしてます」(糸井重里
否定からは何も生まれない。
#耳と聲 #居場所をつくる
(2016.12.13 宗形憲樹@munaken)

できることと、できないこと。まずはそれを見分けることから始めなくてはならない。「できるのだろうけれど、極めて困難だ」という場合、それをできることに分けるのかできないことに分けるのか。そういうことを必死で考えるのが大事な助走になる。糸井重里『抱きしめられたい。』 #小さいことば10
(2016.12.5 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「いちばんいい考え」を探してぐだぐだやってるよりも、「けっこういい考え」に合わせてどんどん進んでっちゃったほうがいい。「いちばん」なんてものは、やがて「ただのふつう」になるんだし。 ─糸井重里『抱きしめられたい。』 #小さいことば10
(2016.11.30 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「根っこにあたる仕事というのは、
ふだんついつい後回しにしがちなんだけど、
寒い季節にこそ泥臭くていねいにやるつもりだよ」(糸井重里
この冬は、根っこにあたる仕事をじっくりとやろう。
じっくり本を読み、資料を整理し、『ひたち帖』をつくる。
#ひたち歳時記 #ひたち帖
(2016.11.28 宗形憲樹@munaken)

「冬の間には、葉を茂らせたり花をつけたりするよりも、
とにかく土のなかに、たっぷりと根を張ろう。
そういうことを意識的にやろうと思っています」(糸井重里
今年の冬は、今までの資料の整理やじっくり読書をしながら、来春からの動きをしっかり描くような過ごし方をしよう。
#ひたち歳時記
(2016.11.14 宗形憲樹@munaken)

「やりたい」と思えることを、「やりたくない」ことや、「やらなきゃならない」ことだらけの荒野のまん中に、しぶとい雑草のように植えつけてやるんだ。そいつが広がるうちに鳥もくるだろう。素敵なことに、人だって集まってくるんだ。笑顔やら楽しい話やらをみやげに。─糸井重里 #小さいことば10
(2016.11.12 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「原寸大のじぶんたちのままでものごとに取り掛かる」(糸井重里)っていいな!
背伸びしないでできることをゆっくり丁寧にやり続ける。
メディアクラフトもこの姿勢でやっていこう!
http://www.1101.com/home.html
#メディアクラフト #本づくり
(2016.11.4 宗形憲樹@munaken)

どんなことでも、じぶんで決めたことが、いいよね。じぶんで決めたことばかりなら、人生、楽しいんじゃないかな。毎日の生活で、いかに「じぶんで決める」を続けられるか。誰かに脅かされてやることなら逃げ出すけど、じぶんというリーダーが決断したことなら、できる。─糸井重里 #小さいことば10
(2016.11.3 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「どうして、できるんですか?」という質問がある。「できるまでやるから、できるんです」が答えだ。形式を整えて「できた」ように見せかけることはできる。でもそれが本当は「できてない」ことを自分自身がいちばんよく知っている。「できるまで、やるから、できる」。─糸井重里 #小さいことば10
(2016.10.28 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

好きな仕事で食えてる人は「好きであろうが好きでなかろうがめしが食える」くらい上手(得意)になったのだと思う。「好き×得意」と「好きじゃない×得意」は食えるし「好き×不得意」と「好きじゃない×不得意」は残念ながら食っていけない。好きよりも「得意」が問題…糸井重里 #小さいことば10
(2016.10.7 永田泰大(ほぼ日)@1101_nagata)

「「この人は、たいしたものだなぁ」と、ぼくが思う人は、たいてい「好きだからやってるだけ」だとか、「趣味みたいなものだから」と、さっぱり言う。
つまり、じぶんのやっていることを立派だとか、みんながやるべきだとか叫ばないで、
「自己満足なんだよ」と謙虚に語る人ばかりだ」(糸井重里
(2016.7.13 宗形憲樹@munaken)

「やっぱり進路が見えていない時は、信頼関係が失われていくんですよね。ぼくがやるべきことは、この船が向かっている方向について、みんなが笑っていられるようにすること。それが一番の仕事だと思っています」(糸井重里
https://cakes.mu/posts/6202
#耳と聲
(2016.7.9 宗形憲樹@munaken)

「自分でやると決めたことは、絶対喜んでやる。それ以外は引き受けないと決めている」(糸井重里):日原先生と同じだ!大切な心がけ。
#耳と聲
http://ow.ly/I2vB301VgM1
(2016.7.5 宗形憲樹@munaken)

「「ことばにならない」ことを、
 そこであきらめてしまうと、
 次に行きたい(あるいは生きたい)ときに、
 足を掛ける場が見つからなくなっちゃう。
 だから、やっぱり、あきらめずに、
 「ことば」を見つけては拾っておくのだと思います」
 (糸井重里) #考えを深める会
(2016.6.28 宗形憲樹@munaken)

じぶんが変化させられることをいやがらない。「素直」であるということは、じぶんのそれまでの方法や考えとは、ちがう要素が入り込むということである。その変化を怖れないということが、「素直」の背骨である。ー糸井重里ー 【ほぼ日手帳・日々の言葉6/18】 #techo2016
(2016.6.18 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「『復興』という言葉で、道を通れるようにする、インフラを元に戻そうという力は本当にすごかった。でも、それだけでは行き詰まります。この先はどうだろう、この地域はどうなりたいの? っていう話をしないと」(糸井重里http://ow.ly/hFTt301h0LO #考えを深める会
(2016.6.15 宗形憲樹@munaken)

「「じぶんのこころからほしいものをつくる」、そして、それを「おわけする」」(糸井重里
ひたち帖もマップもこんな感覚で作りたい。
#ひたち帖 #マップづくり
(2016.6.14 宗形憲樹@munaken)

「あらゆる仕事をしている方にとって、楽しく働き続けるために大事なことはなんでしょうか」「「楽しくやろう」って自分に言い聞かせることじゃないですか」(糸井重里http://ow.ly/xZPlY
(2016.6.14 宗形憲樹@munaken)

「明後日が見えない明日ってないんだよね。
それに最近気づいたんです。
みんな明日のことは考えられるんですよ。
でも、ひとつ先の明後日が目に入ってこないと、
明日のことにつながらないんですよね」(糸井重里
http://www.1101.com/kyon2/
(2016.6.13 宗形憲樹@munaken)

「目を三角にして、眉間にしわを寄せ、呪いのことばを吐きながらでないとできないこと‥‥って、あったとしても近づきたくないよな。なにかことをするには「じぶんを見る鏡」が必要だ」(糸井重里):無理なことはしない。やることは楽しくする。http://ow.ly/RHuA300Phc1#耳と聲
(2016.6.2 宗形憲樹@munaken)

怒鳴る人は、じぶんに弱みのある人。威張る人は、威張らないと立場がない人。責める人は、じぶんが責められたくない人。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉 5/30】 #techo2016
(2016.5.30 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「うまく伝えるのはむつかしい」という場合は、たいていが、とてもおもしろいことである場合が多い。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉 5/24】 #techo2016
(2016.5.24 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

人は、「なにを言ったか」でなく、「なにをしたか」で評価されるものだと思います。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉 5/16】 #techo2016
(2016.5.16 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「「楽しんでやろう」というおまじないを、大人になってからおぼえて、とてもよかったです。そこには、すでに「じぶんの判断」があるからです。そしたら、おどおどしたり、迷ったりが減ります。じぶんを失っていないなら、なにがなんでも大丈夫」(糸井重里
(2016.5.16 宗形憲樹@munaken)

「なんだか知らないけれど「いたほうがいいやつ」、
「あいつがいたら楽しいだろうな」と思わせるやつ、
そういうやつこそが、ぼくの考える人間の理想なのだ」(糸井重里
http://ow.ly/oZC43006Z5F
そういう人に自分もなりたい。
(2016.5.12 宗形憲樹@munaken)

今日のダーリンで糸井重里さんが挙げているドラッカーの非営利組織の経営、ものすごくる重要な本。経営とは金儲けが目的じゃなく永続的に価値を産む組織を創造し維持すること。それが本当に難しい。NPOやると痛感します。。。http://www.1101.com/sp/
(2016.1.21 yanase hiroichi@yanabo)

「こちらからなにかお願いごとがあるときに、あちらが「断る」ということを、いつでも意識していたいと思っています…「お断りさせてください」という返事が、言いやすいような頼み方をしたいと考えています」(糸井重里):確かに断れない形でのお願いメールというのは、かなり不快だ。
(2016.1.19 宗形憲樹@munaken)

「できるかできないかわからないことを、誰かがやってくれるだろうと語るのは「夢」だ。こうすればはじめられるとして、じぶんたちがやろうとするのが「計画(プラン)」だ。ぼくは計画が好きだ」(糸井重里
(2016.1.18 宗形憲樹@munaken)

「うれしい対談は、どうしたらできるのか…
 おそらく‥‥
 「じぶんのなかでもまだ不分明なイメージを、
 あえて棚から下ろしてしゃべってみる」
 ということが大事なのではないだろうか」(糸井重里
そんな対談をひたち帖に載せたい。 #ひたち帖
(2015.12.30 宗形憲樹@munaken)

「この先にどういう景色が見たいのか」、
 ということがイメージできてないと、
 いまは「根」を育てるということができないんです」(糸井重里
「向こう岸に渡りたいというイメージがあるからこそ、
 舟をつくるための木を集められるわけでしょう。
 向こう岸の景色がたのしみにできると、
 地味な仕事のひとつひとつが、おもしろいんですよね」(糸井重里
(2015.12.21 宗形憲樹@munaken)

出来てないことを数えたら、気が遠くなりそうですが、「できること」をはっきり決めて、それを実現していくようにしていると、明るい方向に歩みが進みます。(つづく)ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー【ほぼ日手帳・日々の言葉・2015/12/19】 #techo2015
(2015.12.19 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

日本はどうするかとか業界はどうやっていくかじゃなく、「わたし」が、どうやって生きていくのかが軸なんです。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉・2015/12/14】 #techo2015
(2015.12.14 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「「ゆたかさ」っていうのは、どんな世界であれ、どんなじぶんであれ、どんな現在であれ、「肯定するところが見つけられる」ってことじゃないか。そんな気がしてます」(糸井重里):本当にそうなんだろうな、と思う。
(2015.12.13 宗形憲樹@munaken)

「「じぶんは何が好きなのか」ということを、
 はっきり知っている人は、幸福だと思う」(糸井重里
自分は何のどんなところが好きかを丁寧に見つめ、言葉にするということは大切だと思う。 #考えを深める会
(2015.12.8 宗形憲樹@munaken)

「材料って多すぎてはいけないんです。アイデアというものは、自分の持っている手持ちの札を、ものすごく大事にするところから出るんだよね」(糸井重里http://ow.ly/VB5Qc
(2015.12.8 宗形憲樹@munaken)

昨年の今日のツイート
「二年とか三年とか、長いといえば長いけど、実に短い。
 二年とか三年、ぐっと集中して起動したら、
 あとは曲がりなりにも走り出してくれる」(糸井重里
 もう少し踏ん張ってみよう!
 #耳と聲 #ひたち帖 #考えを深める会
走り出した感じがしています。
(2015.12.3 宗形憲樹@munaken)

「真に、おもしろくなったりするのは、
 「もうやめようかな」と泣いたりしてからのことです。
 それでもやめずに毎日続けているうちに、
 おもしろいかどうかさえも、どうでもよくなります。
 最初の好奇心と、最後の段階の無心を、たし算したいな」(糸井重里
(2015.11.30 宗形憲樹@munaken)

「いままでなかったけれど、こんなのがあったらなぁ」という理想が見えること、それこそが大事なんです。いま、あちこちにいろんな問題があるのですが、(つづく)ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉・2015/11/8】 #techo2015
(つづき)「理想の」が見えないところで堂々めぐりしてる感じ。ほんとうの「理想論」って、現実を動かすと思うんです。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー 【ほぼ日手帳・日々の言葉・2015/11/8】 #techo2015
(2015.11.8 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「はじまりの用意は、はじまりじゃないですからね。はじまりの用意ばかりしていると、はじまらないくせがついてしまいます」(糸井重里
(2015.7.31 宗形憲樹@munaken)

「持ち場とか、役割とか、その組み合わせとか、
「ひとり」のやれることを、どう探すか?
これが、これからの時代の方法なんじゃないかなぁ…
事実の積み重ねが、理念をほんものにしていく‥‥」
糸井重里
(2015.7.22 宗形憲樹@munaken)

「聞かれることで、いのちが動きはじめるんですよね。
 人でも、どうぶつでも、植物でも、海でも山でも。
 死んでいるように見えたものさえ、生きはじめる。
 聞く者と、聞かれるものの間にあるのが、
 「敬い」なんだ…」(糸井重里) #耳と聲
(2015.7.20 宗形憲樹@munaken)

「政治が変わればできるとか、ルールを変えればできるとか、あんまり思いすぎないで、ちいさい単位のところを丁寧につぶしていくというか、そういう「近場」でできることをもっと真剣にやっていきたいですね」(糸井重里http://ow.ly/O6cZ8 :共感! #居場所をつくる
「ぼくが少数派になったときの覚悟は、「隣の人がわかってくれないようなことはダメだ」なんです。だから、まずは隣の人に向けて、ほんとうにコツコツと説明していくしかない」(糸井重里http://ow.ly/O6ekw
(2015.6.10 宗形憲樹@munaken)

「「実際の世の中は、とっくに変わっているのに、
  変わってないことにしようとする法則」
 みたいなものがあって、それで、
 もっとこうなればいいのにということが
 うまくいかなかったりしているんだよなぁ」(糸井重里
「そこをすり抜けて未来の側に進むためには、
 とにかく「実際の世の中」に、モデルをつくることだ。
 「ほら、こんなふうに、もう」と言えるケースをつくる。
 それがひとつふたつだと、例外あつかいされるけれど、
 ある程度の数が揃いはじめると、無視はできにくくなる」(糸井重里
「もともと、未来というのは、
 現在のなかに組み込まれているものだ。
 光をあてて、よく見えるようにするだけで、
 「こんなに変わってきていたのか」とわかりやすくなる」(糸井重里
(2015.5.22 宗形憲樹@munaken)

「一番大事なのは、視線。視線を送ること。被災地に対しても…"誰も自分を見ていない"というのが、孤独ということ。大事なのは視線なんですよね」(糸井重里):3年前の今日の投稿。これは、今こそ大切だと思う。 #復興計画
「「「被災した人が、その後の人生設計をできること」
 そこに向けて動いている人たちが、たしかにいます」(糸井重里)…
この部分、何かお手伝いしたいな」
これも3年前の今日の投稿。この思いは今も変わらない。 #復興計画
(2015.3.6 宗形憲樹@munaken)

「ひとりで考えていることを、
 もうひとりに話したら、それがはじまりになる」
糸井重里http://ow.ly/JLmRb
:先ほど出した提案メールが"はじまり"になりますように。
「考えや思いは口に出すこと、聞いてもらうことで、
 時には大きく、時には微妙に小さく変化します。
 その変化のなかに、行くべき道が見えてくるものです」
糸井重里
(2015.3.1 宗形憲樹@munaken)

「「やりたい」と思えるようなことを、
「やりたくない」ことや、
「やらなきゃならない」ことだらけの荒野のまん中に、
しぶとい雑草のように植えつけてやるんだ」(糸井重里
「 そいつが広がっていくうちに、鳥もくるだろう、
 どうぶつも飼えるようになるし、
 屋根のある家も建てられるかもしれない。
 水を溜めたり、さらに作物を育てたりしていくうちに、
 なにより素敵なことに、人だって集まってくるんだ」
糸井重里
「「やりたくない」「やらなきゃならない」で、
埋め尽くされているように見えているかも…
「がまん」や「苦労」で、遠くが見えないかも…
でも、「やりたい」を思いつきさえしたら、
ちょっとでも「できること」がわかってくる
「がまん」や「苦労」が別のものに見えてくるだろう」(糸井重里
(2015.2.28 宗形憲樹@munaken)

「できることと、できないこと。
 ほんとうは、まずは、
 それを見分けることから始めなくてはならない。
 決意を語ることは、その後にやることなのだ」(糸井重里
 http://www.1101.com/home.html
「とにかく、なにかやるなら「できること」に小分けして、
 それを本気で、行きつ戻りつでいいから、やることだ」
 (糸井重里http://1101.com/home.html
(2015.2.15 宗形憲樹@munaken)

「それはねぇ、おそらく、 言いだしっぺになる覚悟がないと 見つからないんですよ。 それもやっぱり、当事者意識ですね。 で、「俺が」があると、 「俺も『俺が』って思ってたんだよ」 って人と、つながれるんですよ」(糸井重里http://ow.ly/8MsS6
(2014.12.11 宗形憲樹@munaken)

「まだ見ぬ未来の人のために、色づく木々を植えた人がいる」(糸井重里)って、いいなぁ!そういう仕事をしたい。 http://ow.ly/ESNT5 #メディアクラフト
(2014.11.26 宗形憲樹@munaken)

「「こうありたい」について想像し、
 ほんとに「こうありたい」を表現できるようになったら、
 それは、いろんな意味で「宝の山」なのだと思うのです…
 それをリアルに想像できるかどうか、
 実にやりがいのある創造になると思えるのです」(糸井重里
 #考えを深める会
「「こうありたい」に、みんなが共感してくれたら、
 その実現への過程が、もう、「宝の山」への道でしょう」(糸井重里
 #考えを深める会
(2014.11.2 宗形憲樹@munaken)

「ワクワクすることが見つからない人には、
ひとつだけアドバイスがある。
「絶対にやりたくないことからは逃げる」
と心に決めること…
「絶対に」が付かない程度の、
文句を言いながらやれることなら、
逃げずにやり遂げろということ。
そうしているうちにワクワクが見つかる」(糸井重里
(2014.10.21 宗形憲樹@munaken)

「こちらからなにかお願いごとがあるときに、あちらが「断る」ということを、いつでも意識していたいと思っています…「お断りさせてください」という返事が、言いやすいような頼み方をしたいと考えています」(糸井重里):こういう感じ、いいなぁ! http://ow.ly/AATRq
「「断れないような頼みごとはするもんじゃない」というのは、尊敬する先輩方に共通する考えです。ほんとに、ぼくもそう思うし、「断ることを許されない頼みごと」というのは、考えてみたら「命令」というものですよね」(糸井重里http://ow.ly/AATZ2
(2014.8.22 宗形憲樹@munaken)

「周囲の空気を読みすぎたり、社会の動静を考えすぎたり、「わたし」を主語にしない評論的なことばかりしてると、身動きとれなくなっちゃいますからね。まず赤ん坊のように「わたし」がおぎゃーと言ってみる」(糸井重里):まずは自分の感じていることを言葉にすることが大切。 #考えを深める会
(2014.6.14 宗形憲樹@munaken)

「ヒロイズムと保身。たいていのろくでもないことの元凶は、このふたつなんじゃねーかい」(糸井重里):なるほど!
(2014.6.10 宗形憲樹@munaken)

「ものごとには、手順というものがあって、
 どんなに理想的に思えることでも、
 たいていは、一気にそれをすることはできない。…
 手なり足なりを動かさなければ、はじまらないのだ」(糸井重里
 http://www.1101.com/home.html
(2014.3.22 宗形憲樹@munaken)

「ひとり」でいられない人が、
「みんな」でいても、しょうがない。
「ひとり」でしかいられないのでは、
「みんな」となにかすることはむつかしい。
糸井重里
(2014.2.24 宗形憲樹@munaken)

「ほめる人」という産婆のような役割がある。「ほめる人」はほめることにけちであってはいけない。「ほめる人」は、おもしろさや才能について、うそやお世辞を言ってはいけない。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー [ほぼ日手帳・日々の言葉・2014年1月8日] #techo2014
(2014.1.8 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

「近いところのことを、ちゃんとできる人になるには…
 じぶんの頭を使って、やけにならずに、
 できるかぎり悲しむ人のいないように、
 誠実にやることだけなのだろう。
 それができるのが、ちゃんとした人なのだと思うのだ」(糸井重里
http://ow.ly/rzyIe
(2013.12.9 宗形憲樹@munaken)

「「たましい」がよろこぶようなことは、
 やっぱり面倒だろうが苦労だろうがしたほうがいい。
 そして、そのときにはやらざるを得なくても、
 「たましい」が悲しむようなことは、
 やっぱりやらないほうがいい」(糸井重里
(2013.8.6 宗形憲樹@munaken)

「持ち場とか、役割とか、その組み合わせとか、
「ひとり」のやれることを、どう探すか?
これが、これからの時代の方法なんじゃないかなぁ…
事実の積み重ねが、理念をほんものにしていく‥‥」
糸井重里http://ow.ly/nbc4n
(2013.7.22 宗形憲樹@munaken)

「じぶんがやりたいと思うことで、できることを、
 できるだけしていくというので、それ以上はいらない…
 「実力をつけたいなぁ」なんて思いはじめちゃうな。
 「できること」そのものをね、
 ジコマンでいいから成長させたくなるよねー」(糸井重里
(2013.7.13 宗形憲樹@munaken)

「ひとつひとつについての「理想の」が、
 リアルに言えたら、そして周囲に感心されられたら、
 そりゃぁもう、勝ったも同然なんじゃないでしょうか。
 「理想は、こういうものなんだけど、
 ただ‥‥まだ無理なんです」と言えたら、
 あとは、できさえすればいいんだもの」(糸井重里
「どういうものが理想なのかを誤ったままに、
 技術やら環境が整って、それが実現したとしても、
 あんまり意味ないと思うんです。
 「いままでなかったけれど、こんなのがあったらなぁ」
 という理想が見えること、それこそが大事なんです」(糸井重里
「いま、あちこちにいろんな問題があるのですが、
 「理想の」が見えないところで堂々めぐりしてる感じ。
 ほんとうの「理想論」って、現実を動かすと思うんです」(糸井重里
(2013.3.31 宗形憲樹@munaken)

「「居所」をよくわかっていて、そこでがんばるって、
 大事なことだよなぁ、ということを考えていたんです。
 じぶんの「居所」はどこだ、って知っていたら、
 かえって自由にふるまえるんだよなぁ」(糸井重里
 昨年の今日のツイート。ほんとそうだなと思います。
(2013.3.28 宗形憲樹@munaken)

「ほんとは、なにも満足にできているわけじゃないのに、
 できているかのように整理して、
 漠然とした明日に向って足を互い違いに前に出してる。
 実は、そんなのじゃずるずる後退していくんですよね」
糸井重里http://ow.ly/jp0Dy
「変化の側に、おもしろさを見つける。
 必ずうまく行くかどうかは、わからなくてもね」
糸井重里http://ow.ly/jp0OV
こうありたい!
(2013.3.26 宗形憲樹@munaken)

「結論はたいてい答えのなかにありますが、テーマは問いのなかに入っています。いい問いは、互いの世界を広げたり豊かにしてくれます。『その問いを、待っていたのかもしれない』と、答える者が感じるような問いは、きっといい問いです。」…糸井重里の小さいことばシリーズ編集中(永田)
(2013.1.24 ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus)

1年前の今日の投稿「経済的に自立して持続している『ユニークな人々』にぼくの興味はあるわけです。『おもしろい』ということと、『食えてる』ということが両立してることが、さらに希望のある『おもしろい』につながるんだ」(糸井重里http://t.co/AO2kI8hB
(2012.7.23 宗形憲樹@munaken)

「「居所」をよくわかっていて、そこでがんばるって、
 大事なことだよなぁ、ということを考えていたんです。
 じぶんの「居所」はどこだ、って知っていたら、
 かえって自由にふるまえるんだよなぁ」(糸井重里
http://t.co/2trmw7v9
(2012.3.28 宗形憲樹@munaken)

「人数が少なくても
「自信を持って行動している人たち」によって
変化は起こるんですよね。
だから
人々の考えかたが変わっていくためには
みんなにとって
「いいモデル」を考えるのが、重要かも」(糸井重里
http://t.co/B03EtJ5W
(2012.3.23 宗形憲樹@munaken)

「一番大事なのは、視線。視線を送ること。被災地に対しても」(糸井重里) #tokyofm
「「被災した人が、その後の人生設計をできること」
 そこに向けて動いている人たちが、たしかにいます」(糸井重里
http://t.co/7cNwxYRs
この部分、何かお手伝いしたいな。
「"誰も自分を見ていない"というのが、孤独ということ。大事なのは視線なんですよね」(糸井重里) #tokyofm
(2012.3.6 宗形憲樹@munaken)

「経済的に自立して持続している『ユニークな人々』にぼくの興味はあるわけです。『おもしろい』ということと、『食えてる』ということが両立してることが、さらに希望のある『おもしろい』につながるんだ」(糸井重里http://bit.ly/rbIfOz
(2011.7.23 宗形憲樹@munaken)

糸井さんの話は、やっぱりおもしろい ! QT @1101complus: 「プロセスの中に自分がいる。」「得意なことと好きなことは違う」(by 糸井重里)ー地図完成を見る前になくなった伊能忠敬の偉業について。 http://ow.ly/2tMut (りか)
(2010.8.24 宗形憲樹@munaken)

「頼まれ仕事だけやっていると、頼む側の水準にしか合わせなくなってくる」(糸井重里http://bit.ly/bAxKFT
(2010.8.13 宗形憲樹@munaken)

「じぶんが動けば、なにかが変えられる」と思っている人は、魅力的に感じれるのかもしれない。というか、  「じぶんには、なにも変えられない」って思ってると、  ま、ほんとに見事なまでに、死に体に見える(糸井重里http://bit.ly/TsZCe
(2010.3.13 宗形憲樹@munaken)

「自分のためだけに、おいしさを追い求めるよりも、なかまにおいしいものをすすめたり、分けたり、いっしょに味わったりするほうが、ずっとうれしい」(糸井重里)『LIFE』の飯島さんのお料理は、とてもおいしいですよ!http://bit.ly/5RRHXW
(2010.1.26 宗形憲樹@munaken)

図解を作りながら考えを深めるサポートを

いわきでのKJ法ワークショップが無事終わった。
参加者は、宇都宮大学の石井ゼミの大学院生と石井先生。
rd.utsunomiya-u.ac.jp

最後、やはり駆け足になってしまったけれど、参加者全員が自分のテーマでの図解を作り上げ、評価し、発表までいくことができた。

KJ法は、どんな感覚でやるかが肝心だ。
munaken.hatenablog.jp

トップダウンの分類、アテハメ的感覚でやったのでは、やる意味はあまりない。
munaken.hatenablog.jp

その辺の感覚は、一緒に図解を作ることで伝えやすい。
なので、KJ法を伝える時には、まずわたしも参加してみんなで図解を作ってから、個人で図解を作ってもらうというステップを踏むことが多い。
しかし、昨日は、個人で図解を作ることに集中してもらい、その辺の感覚は、個々に伝えた。

どの程度伝わったのか、伝えきれない感もあったけれど、最後の発表を聴くと、参加者それぞれに発見があったようだ。

図解を作りながら考えを深めるサポートをするというのは、わたしが長年いろんな場面でやってきたこと。
わたしにとっては、それほど負担が大きいわけではないのに、かなり喜んでいただけることが多い。
わたしにとっては「無理のないはたらき」なのだろう。

「自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」」(岩田聡
「「“労力の割に周りが認めてくれること”が,きっとあなたに向いてること。それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」って,いつも学生さんに喋ってるんですね。「さっさと得意なことが分かった方が,人生はいいぞ!」って」(岩田聡

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/


一緒に図解を作り、その人のことを十分に聴くというのが、わたしにとっては無理なく最大限に地域に貢献できる道なのかもしれない。
munaken.hatenablog.jp

そして、その積み重ねの中で、「夢がつながり、応援できる関係」、居場所ができたらいいな!と思っている。
munaken.hatenablog.jp

自分も図解を作りながら自分の考えをまとめ深めてみたい!
と思われる方は、お気軽にお声がけください。

自分との対話によって当たり前を意識化する

「60代を充実させ、悔いなく一生を全うするために、今やるべきことは?」図解が完成した。

「動ける身体」がやはりすべての基盤となる。
しかし、動ける身体だけでは、仕事で稼げるようになることはできないのだ、ということがハッキリした。
これまで、ポンコツ状態から回復する時には、動ける身体であり続けることに最大限注力した。
そして、実際、これまで培ってきた経験から、動ける身体に戻すことはでき、日々を結構楽しく過ごすことができた。
しかし、動けてはいても、仕事が進まず、仕事で稼げないでいると、だんだんと自分への信頼感が失われ、何かのきっかけでガクッと崩れ、ポンコツ状態になってしまう。
大切なのは、「動ける身体」を基盤に「サッと形にできる態勢」を調え、仕事が着実に進む日々の設計をして、日々の探究を形にして情報発信し、自分の力を必要としてくれる人と出会い、実際に仕事となり、稼げるようになることなのだ。

図解化してみると、当たり前のことが当たり前のようにわかったような気がする。
でも、この当たり前をきちんと意識し、具体的に動けなかったから、今の状態になっているのだ。
別に特別なことをするわけではない。
すでに必要なものは揃っている。
ここにある当たり前のことを具体的に無理せず楽しくやり続けさえすればいいのだ。

このテーマで考え始め、ラベルを出し切って思いを残さず、今の自分にぴったりのラベルに絞り込み、KJ法の花火という手法で図解化した。
かなりの時間をかけた。
しかし、花火という手法で図解化するプロセスを丁寧にたどることで、その時々精一杯自分と対話し、納得のいくまで考え続けることができた。

50枚のラベルを出し、自分の中を空っぽにして、紙の上に並べた。
今心に響くラベルに絞り込んでいき、26のラベルを選んだ
選んだラベルを転記し、空間配置をした。
そして、図解化した。 図解化してみると、当たり前のことじゃないか、なぜわたしはこれまでその当たり前のことをやってこなかったのか? と思う。 それが「深く納得する」ということなのかもしれない。 当たり前のことは当たり前のようにすでにそこにあった。 当たり前を見出し、当たり前のように実行することで、人は変わっていくのだろう。 当たり前を意識化するために自分と対話するためのメソッドがKJ法なのかも。

今の自分にぴったりのラベルに絞り込む

わたしは、A3の紙で図解を作ることを基本としている。
A3であれば、手軽にコピーしたり、机の上に広げて書き込んだり、図解化後の使い勝手がいいからだ。

しかし、A3で図解を作るためには、ラベル数を絞る必要がある。
A3図解を作る際に最適なラベル数は、経験的に24枚程度、多くとも30枚以内だ。

ラベルを絞る際には、多段ピックアップという手法を使う。

「切り捨てるのではなく、拾い上げる」という姿勢がポイントだ。

まず、「このラベルは一応拾っておきたい」というラベルの左上に赤丸を付ける。

次に、一段目で赤丸が付いたラベルから「やっぱりほしいよ」というラベルを選び、前の赤丸の隣にもうひとつの赤丸を付ける。

このピックアップ作業を最終的に拾う数より2、3割上回る程度の数になるまで繰り返す。
そして、最終段階。
拾いたいラベルを選ぶ。
印をつける筆記具は、中太の赤いペン。
ピックアップされたラベルの中から目標の枚数(24枚程度)に達するまでラベルを拾い、赤く囲む。

元々は、A3で図解を作るという、紙の大きさの制約からピックアップするようになったのだけれど、今では、「これぞ!」というテーマで図解を作る際には、テーマに関して思いつくことをすべて出し切り、多段ピックアップして、厳選したラベルで図解作成をした方がいいと感じている。
ラベルの質が図解の質を大きく左右するからだ。

ラベルは制約なく出すため、ラベルの内容は玉石混交になる。
頭レベルで出したラベルも混じる。
図解の元ラベルとして使いたいのは、心と体も納得する、心から「そうだな!」と思えるラベルだ。
そういう「今の自分にぴったりのラベルに絞り込む」ことが大切なのだ。

しかし、それほどのテーマでない場合やラベル数が少ない場合は、内部探検で出たラベルをそのまま空間配置し、図解化に進んでもいい。

出し切って、思いを残さない

テーマが決まったら、次は、そのテーマに関するアイディアや意見をラベル化し、紙の上に出していく。

出し切る

その際に大切なのは、「ありのままの自分を受け入れる」という姿勢だ。
そのことについては、昨日「ありのままの自分を受け入れる覚悟から」というブログ記事に書いた。
munaken.hatenablog.jp
ありのままの自分を受け入れ、「自分を否定せず、制限を設けない」ことが大切だ。

A3の紙の中央にテーマを書き、360度の角度から自分事の本音の意見やアイディアを出していく。

中央にテーマを書く
関係性をクリップで示しながら、ラベルをどんどん出し、配置していく。
出し切る

KJ法では、場面を切り替え、その場面に集中することが大切。
テーマを決める時にはテーマ決めに、ラベルを出す時にはラベル出しに集中し、後戻りしない。
もうこれ以上でないというところまで出し切り、思いを残さないことが大切だ。

図解の質は、ラベルの質に大きく左右される。
できるかぎり多くのラベルを出し、次の多段ピックアップの段階で、今の自分にぴったりのラベルに絞り込む。

ラベル化する

ラベル出しする際に決定的に重要なのは、ひとつのラベルにはひとつの内容だけを入れるということだ。
それを「ひとつのラベルにひとつの志」と言っている。
志というのは、そのラベルに込められた思いだ。
KJ法では、その思いを心と体で感じてラベル集めしていく。
そして、その思いは主語ではなく、述語に込められている。
なので、ラベルには単語だけ書くのではなく、必ず文章にする。
具体的で土の匂いのするラベルがいいラベルだ。

ありのままの自分を受け入れる覚悟から

ひとは、どんな時に変わるのだろうか?

変わろう!変わろう!と思っても、なかなかひとは変われない。

そのあたりの機微を的確に表現したエッセイを村上春樹さんが書いている。

『村上ラヂオ』の「スーツの話」というエッセイだ。

思うんだけど、人間の実体というのはいくら年齢をかさねても、それほどは変わらないものですね。何かがあって、「さあ、今日から変わろう!」と強く決意したとことで、その何かがなくなってしまえば、おおかたの人間はおおかたの場合、まるで形状記憶合金みたいに、あるいは亀があとずさりして巣穴に潜り込むみたいに、ずるずるともとのかたちに戻ってしまう。決心なんて所詮、人生のエネルギーの無駄づかいでしかない。クローゼットを開けて、ほとんど袖を通されていないスーツや、しわひとつないネクタイをまえにして、つくづくそう思う。しかしそれとは逆に「別に変わらなくてもいいや」と思っていると、不思議に人は変わっていくものだ。変な話だけどね。(p.12)

村上ラヂオ(新潮文庫)

 

ひとは、「別に変わらなくてもいいや」と思った時に変わる。

というのは、自分の否定をやめた時に変わるということなのでは?

自分に対する価値判断を手放し、ありのままの自分を認識した時にひとは変わり始めるのだろう。

 

日原先生は、トマティス博士のレッスンを受けに行き、「必要以上に頑張ることには愛がない。今の自分に無理のない行動の中に真実の愛が存在するのだ」(『耳と聲01』)と心から納得した時に根本的に何かが変わったと言う。

後日、私は個人レッスンを受けに行きました。午後からのレッスンだったので、朝からしなければいけない仕事をしてから博士のところに行ったのです。そうしたら、とても疲れていて、博士の言うとおりにハミングができませんでした。
「今日はどうしたんだ?」と博士がおっしゃって、「一所懸命生徒に声楽を教えてきました」と答えたら、博士は「なんて事してきたんだ!あなたからレッスンを受けた生徒は大変迷惑なことだ」と。
「私、とても一所懸命やったんですよ」と言っても、「とても迷惑だ」と。
「なぜならあなたは自分の身を削って人に何かを伝えようとしている。そんなことでは大切なことは伝わらないんだ。あなたは自分の身体を愛してないからそんなことができる。自分の身体を愛していたら、そんなことはできない。いっぱい自分を愛しなさい。そうしたら愛はあふれる。そのあふれた愛をもって人とコミュニケーションをとりなさい」と言われました。
「そうなんだ!自分を愛して、自分を大切にして、あふれる愛をもってすればよいのだ!」とその時思ったのです。

耳と聲01 of 小冊子『耳と聲』

その時先生は、無理する必要はないんだ。今の自分が無理なくできることをやればいいんだ。と、ありのままの自分を受け入れたのではないだろうか?

 

このエピソード自体は、以前から知っていたが、自分事として深く腹に落ちたのは、「自然体で生きるには?」という図解を作り、このエピソードが「ありのままの自分を受け入れる」というグループに配置された時だ。

ありのままの自分を受け入れればいいんだ!

ということが腹落ちした時が日原先生のリスタートの瞬間だった。

 

自然体で生きるというのは、ありのままの自分を大切にするということです。(『耳と聲06』日原)

耳と聲06 of 小冊子『耳と聲』

 

自分の否定をやめた時、ひとは変わり始める。

情けない自分もそのまま受け入れるしかない。

そう覚悟を決めた時にひとは変わり始める。

 

そう覚悟できた時に、自分が持っているものが見えてくる。

自分が本来持っているものを大切にすることが、あなたがこの世に存在する大切な意味なのです。(『耳と聲04』日原)

耳と聲04 of 小冊子『耳と聲』

 

今の自分をいい悪いという価値判断抜きにそのまま認識し、受け入れた時に今の自分の持っているもの、可能性が見えてくるということなのだろう。

その覚悟ができた時に、今与えられている環境をそのまま受け入れ、その中でのベストを選択することができる。

 

一方、「わかるとは変わるということである」という言葉も真理だ。

解るということはそれによって自分が変わるということでしょう。(『自分のなかに歴史を読む』阿部謹也、p.17)

自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)

 

変わるためには、わかりさえすればいい。

「なるほどなぁ!」と深く納得した時にひとは変わり、次へのステップを自然と踏み出す。

図解にはその「深い納得」を生み出す力があるのではないか?

という仮説を検証するために始めたのが「図解を作りながら考えを深める会」だ。

考えを深める会 カテゴリーの記事一覧 - ひたちで小さなメディアをつくる

 

これまでいろんな場面で、その方が図解を作りながら自分と向き合い、作り上げて深く納得する姿を見てきた。

図解にはそれだけの力があり、その力を伝えることが自分の使命ではないか?

 

やっぱりトマティスメソッドを伝えるための資料を作ることと、図解を作りながら考えを深めるお手伝いをすることが、わたしの本業なんだと思う。

「人生にはどうしても優先順位というものが必要になってくる。時間とエネルギーをどのように振り分けていくかという順番作りだ。ある年齢までに、そのようなシステムを自分の中にきっちりこしらえておかないと、人生は焦点を欠いた、めりはりのないものになってしまう」(村上春樹

当面は、この2つに集中していきたい。