ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

自分の小宇宙をしっかりと確保し続けている人や場所こそが、この均質空間のオアシスとなりうる

過去20年間の今日の写真を見返していたら、札幌の小さな絵本やひだまりの青田さんのお話を時田さんのお店で聴いた時の写真が表示されました。
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あれは、20年前の今日だったんだ!
 
私の絵本の世界への原体験は、この会です。
その後、何度も手稲のひだまりを訪れました。
ほんといいお店なんですよね。
www.syoten-navi.com

時田さんのアップルパイのお店は、裏参道にありました。
1999年に札幌円山で暮らし始めた頃、足の向くまま気の向くままに街を歩いていた時に見つけて入って以来、何度も訪れました。
ほんと気さくで朗らかな方でした。
 
時田さんは、残念ながら、私が2004年に札幌を離れて間もなくガンで亡くなってしまいました。
時田さんのことをネット検索したら、ブログ「ひものや万両『おさかな歳時記』」の記事がヒットしました。
orange.ap.teacup.com

なんと私の所属していた合唱団「感透音」のメンバーの佐藤さんがひものの移動販売をするきっかけを作ったのも時田さんなんですね!
 
※佐藤さんのつくる干物は、ほんとおいしいです。
 ひもの屋万両
 
確かなお店や人の存在というのは、いろんなきっかけを産み出していくんだなぁ!
と改めて思いました。
 
「自分の小宇宙をしっかりと確保し続けている人や場所こそが、この均質空間のオアシスとなりうる。それを大事にしていきたい」
 
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20年前に作った図解のこの言葉が、私がまちづくり活動に取り組む際の基本姿勢です。