ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

切実かつほどよい大きさのテーマを定める

KJ法で図解を作成する際には、テーマ設定が決定的に重要だ。 わたしは「切実かつほどよい大きさのテーマにしてください」と伝えている。 図解を作るのは、自分が今置かれている現実を一歩前に進めるためだ。 現実を変えるために明らかにすべきことを言語化す…

アイデンティティを外に置く

今回、「KJ法とは?」というKJ法を説明する一番基本的なシートを改訂するにあたって、左上にまず置いたのが「アイデンティティを外に置く」というラベルだ。 「対話する」ためには、この「アイデンティティを外に置く」という感覚がもっとも大切だと思うから…

未来を照らし導いてくれる図解

トマティスメソッドを後世に伝えるための耳と聲プロジェクトは、2009年に始動した。 最初、ウェブサイトを作った。 次に本を作ろうということで、2010年3月にメンバーで話しながら作ったのが、この「声の本を描く」という図解だ。 先日の耳と聲プロジェクト…

KJ法は頭と心と体で考えるメソッド

9/3のKJ法ワークショップに向け、資料を作成している。 これまでのワークショップでは、みんなで話し合いながら図解を作ることが多かったので、KJ法の説明もみんなでやるということを前提としたものになっていた。 9/3のワークショップでは、一人で図解を作…

トマティスメソッドとKJ法がつながった

小冊子『耳と聲』の書籍版の「第1章 自然体で生きるためのメソッド」を作成する準備として、『耳と聲』全6号の名から「自然体で生きるためのメソッド」というテーマに関連する文章を抜き出し、その中からピックアップして、図解化した。 その図解は、ワー…

正解のない問題に答えを見出していくための考える型がKJ法

まちづくり等のワークショップでみんなで話し合って、アイディアをまとめるときに、グループに分かれ、真ん中に模造紙を置き、ポストイットに自分の意見やアイディアを書いて出し、ファシリテーション役の人がそれをまとめ、グループを代表して誰が発表する…

人生を振り返り未来を描くための図解づくり

9/3に久しぶりにKJ法のワークショップの講師を務める。 前回やったのは、2019年の3月だから、4年ぶり。 依頼してくれたのは、2011年の西村佳哲さんのインタビューのワークショップに一緒に参加していたキクアツ。 彼女は、現在、宇都宮大学の大学院の石井研…

久しぶりに花火図解を作った

小冊子『耳と聲』と同じテーマ、構成で日原先生に改めて語り下ろしていただき、書籍版『耳と聲』を制作しようとしている。 まず『耳と聲01 自然体で生きるためのメソッド』を元に「第1章 自然体で生きるためのメソッド」の原稿を作成するため、7月に第1回…