ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

マップとガイドブック、案内人の組み合わせでまちの魅力を伝えることを事業化したい

日立駅に向かう道を歩いていたら、見知った顔が向こうから歩いてきた。 数年前、県北生涯学習センターで担当したマップづくり講座に参加してくださり、その後も、大煙突マップやひたち里山マップ制作のためのまちあるきに参加してくださった田上さんだ。 声…

大切な居場所を守る根拠と論理を

「安全や効率化を求めることで切り捨てられてしまうもの、それこそが街の居心地を支えている大切なものだ。それを大切にする根拠と論理を明らかにしたい」という問題意識は、20年前に札幌の円山裏参道でまちづくり活動をしていた頃からずっと持ち続けていま…

地方自治体に適正規模な人員配置を

地方の未来を考える議論の前提として小熊英二さんのこの論は、読んでほしい。 www3.nhk.or.jp地方自治体は、公務員を減らし過ぎたんですよね。 公務員が暇だというのは昔の話。 常時残業をしないと回らないというのは、異常な状態で、そんな忙しさの中で新し…

風邪を無事経過させたいな

昨日、風邪がとうとう喉にきて、声が変になってきた。 風邪の漢方チャートを見返し、甘草湯をお湯で溶いて飲み、早めに寝てしまった。 23時前に目が覚め、喉がイガイガして身体が冷えていたので、塩番茶でうがいし、葛根湯で身体を温める。 三年番茶を温め直…

できるまでやり続けられるかが勝負

時々、以下のページの岩田聡さんの言葉を思い出す。 www.4gamer.net - 「新しい挑戦をしようとする…最初に賛成するのは2割,反対するのも2割くらい…頑張って努力していると,残りの6割の中で,ちょっとずつ賛成派が増えていく…その人数が,全体の1/3くらいに…

図解002【すてきな結婚式をするために】

今まで作成してきた図解を紹介するシリーズの第2弾は、2007年に結婚式をするにあたって作成したこの図解だ。 なかなかどんな結婚式にするか、考えがまとまらなかったのだが、この図解を二人でつくることで、コンセプトが明確になった。 手作りで、はなやか…

夢がつながり、応援できる関係が育ったら、何が生まれるか?

「町の中に里山(雑木林とキッチンガーデン)をつくる」というのは、私にとっては一生をかけてもやってみたい魅力的なテーマ。 munaken.hatenablog.jp参加者各人の中のそんなテーマを浮かび上がらせる。 そして、そのテーマ同士がつながり、お互いを応援でき…

ただそこにいるだけで世界に参加している

Twilogで過去の今日の投稿を眺めていたら、森田真生さんの以下の投稿を5年前にリツイートしていました。ただそこにいること。ただそこにいて、深く呼吸すること。一人の一票も重いが、それ以上に、一人の「そこにいること」は重い。言葉と観念を振り回す前…

ワクワクする未来から現在を眺めることで一歩踏み出せる

石井さんがひたちを訪れて、「10年後の暮らしを描く」図解を作ってから1年が経ったんですね。 今の石井さんにとって、この図解はどんな意味を持っているのだろう? 伺ってみたいです。 自分のこれまでの活動を振り返り、その原点を確認し、ワクワクする未来…

まちの補助線としての駅ピアノ

日立駅の駅ピアノが今日から始まりました。 どういう経緯でここにピアノが置かれることになったのか、とても興味があったので、オープニングセレモニーを見にいきました。 女性フォーラムやひたち親子の広場の方々が駅にピアノがあったらいいね! と話してい…

居場所の意味とつくるプロセスを言語化したい

近代文明からの転回 (シリーズ文明のゆくえ―近代文明を問う)作者: 清水博,梅原猛出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2013/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る今、この本を読み進めている。 先日の場のシンポジウムで購入し、清水博さんにサイン…

ワークショップ「自分の喜びのコアを見つけよう!」

8年前の9/18、宇都宮で開催された「自分の喜びのコアを見つけよう!」というワークショップのファシリテーターを務めました。 友人のキクアツが主催したワークショップです。 キクアツとは、その年の6月末から開催された、西村佳哲さん主催の女神山での5…

週末定例10km走は、一週間の区切りの時間

今週末もここに座って海を眺め、波音を聞き、風に吹かれることができた。 一週間の区切りの時間。 昨日は、この海辺にあるうのしまヴィラで原田さんと「大煙突とさくら100年レジェンドプロジェクト」のことなど、いろいろと話せ、ひたちのワクワクする未来を…

図解001【こうして仕事にやりがいが感じられなくなっていく】

1987年にKJ法を本格的に使い始めてからもう32年が経つ。 KJ法は、私にとって対話のツールとして始まった。 そして、その可能性を追求するために、「図解を作りながら考えを深める会」を始めた。 munaken.hatenablog.jp「図解を作りながら考えを深める会」は…

計画とは、未来のキャンバスに引く補助線なのでは?

「真っ白な紙には何も起こらない」というのは、先日参加した「場のシンポジウム2019」で「一階づくりはまちづくり」という講演をした田中元子さんの言葉だ。 「場に何かが起こるためには、適切な補助線を引くことが必要だ」と語ってくれた。マイパブリックと…

地域エキスパートになるための4つの問い

茨城県県北生涯学習センターで2020年1月〜3月に開催される「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」の進め方をコーディネーターとして考えています。 指定事業 - 茨城県県北生涯学習センターホームページ 講座の場を、講師から参加…

生きたノウハウは、一緒に仕事をすることで開示され、学べる

本づくり協会会報誌BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4の特集「『本をつくる』を、つくる」の制作に本づくり協会出版部の一員として参加しました。 misuzudo.shop13.makeshop.jp その「編集後記」を本づく協会のメールマガジンで制作メンバーでリレー形式で書いてい…

場のシンポジウム2019の感想

昨日参加した「場のシンポジウム2019」の感想をFBのコメントで企画者の友人に送ったものをここに転載しておきます。 「場のシンポジウム 2019」開催します - 場の研究所 ホームページ 記録班の方々が素敵な写真をたくさん撮ってくださっていると思いますが、…

本の持つ力「夏葉社の10年展」を訪れて感じたこと

茗荷谷で「場のシンポジウム2019」に参加した後、吉祥寺に移動し、「夏葉社の10年展」を観てきた。9月4日(水)〜8日(日)の5日間、吉祥寺の一日にて、「夏葉社の10年展」をやります。『レンブラントの帽子』の装丁原画、『本屋図鑑』の原画、『さよならの…

居場所って何だろう?

明日は、「場のシンポジウム2019」に参加するため、上京します。 www.banokenkyujo.org テーマは、「<いのち>のオアシス〜生きにくい社会の形を底辺から変えていく〜」 私にとってとても大切なキーワード「居場所」がテーマであり、友人の小林さんが企画に…

まちの居場所

午後、コーヒー豆を買いにただいまコーヒーへ歩いて行った。 今月のコーヒーをテラス席で飲みながら作業。 ちょっと気晴らしに歩いて行って、コーヒーを飲みながら作業ができるのはありがたい。 ホットコーヒー300円、アイスコーヒー350円。 食べ物の持ち込…

「地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」へのお誘い

来年の1月から3月、県北生涯学習センターで「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」のコーディネーターを務めます。 http://www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp/?page_id=267www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp 県北地域で魅力的な活動を…

できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある

固定能力観を変動能力観に変えるための唯一の方法は、「毎日〜する」やり方しかないように私は思っている。それも特別意味のあることをするのではなく、意味のないことを「毎日〜する」ことに意味があるように思えるのだ。…「どうしてこんなことを毎日しなく…

やっぱりらくだ方式はすごい!

セルフラーニングどの子にも学力がつく作者: 平井雷太出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2005/10/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る積ん読してあったのを一気に読んだ。 らくだ方式は、ほんとよく考えられている。 やっぱり小一の長男にや…

写真集は楽しい記憶のダイジェスト

今日は、小一の長男の夏休み最後の日。 宿題は昨日無事終わったので、家族で上野動物園に行きました。 上野動物園は、上野駅を降りてすぐなので、常磐線の民にとって気軽に行けて、かなり出かけた気になれる場所です。 まだ暑いのに何も暑い東京に行かなくて…