ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

足下と内側から計画を始める

広く行われている上空と外側からの計画実践に代えて、足もとと内側からの新しい計画手順を導入しなければならない。まずアクティビティ、次に空間、それから建築ーこれが原則である」(『人間の街 公共空間のデザイン』ヤン・ゲール、p.206)

この順番がほんと肝心なんですよね。
「足もとと内側からの新しい計画手順」「まずアクティビティ、次に空間、それから建築」という言葉、しびれます。
『人間の街 公共空間のデザイン』は、公共空間をつくることに携わっているすべての方にぜひ読んでほしい本です。

人間の街: 公共空間のデザイン

人間の街: 公共空間のデザイン

ある人にぜひ読んでほしいと思って調べたのだけれど、日立市の図書館にはないのか!
今度、「購入してほしい本」として出しておこう。
 
コロナ禍で図書館がしまっているのは、つらいなぁ!
なぜ図書館を閉めるのか?
ステイホームのために一番必要なのは、本なのに。
ぷらっとひたちも閉まってしまっているし、
やることが杓子定規なんだよね。
 
この本を初めて読んだのは6年ほど前。
妻とその知り合いと一緒にやっていた小さな読書会の課題図書として妻が推薦した本だった。
あの読書会では、普段自分では読まないような本や、厚くて積読になってしまいそうな本をさまざま読んだ。
今思うと、あの場はほんと貴重だったなぁ。
新しい家でまた読書会を再開したい!