ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

日立市と下松市が姉妹都市になったらいいのに

9:16の普通グリーンで東京に向かおうと駅のホームで電車を待っていたら、共楽館を考える集いの大畑さんにバッタリ会って、大みかまでお話ししました。 magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp久原房之助が日立の後に都市開発をした下松も今年が市政80周年を迎え、大…

目標とは何か、どうすれば、そこに至るプロセスをワクワクと愉快にたどれるのか?

朝起きると身体が少し冷えている。 机のわきのオイルヒーターをつけ、三年番茶を温める。 三年番茶をマグカップに入れてベランダに出ると、南の空高くオリオン座が輝いている。 先週の土曜日から那須旅行、上京して本づくり協会出版部会の集まり、音訳フライ…

町内会との関わり方

10年前にひたちに移り住んで以来、町内会に加入し、5年前には班長もやりました。 以下は、5年前の今日の投稿です。 市報の配布完了。今年に入ってうちの町内だけで配布部数が10部減っています。引っ越したり、いらないという人がいたり。人口減少と町への…

本物の覚悟が感じられ、本音で語り合える人とだけプロジェクトを始めるようにしよう!

何かプロジェクトを進める上で一番大切なことは、コアメンバーに覚悟があるかどうかなんだろうな。 コアメンバーに覚悟が感じられないプロジェクトは、ほんとモヤモヤして無駄に疲れる。 最終的には自分が覚悟を決めて一人ででもやり切るしかないんだけれど…

自分の小宇宙をしっかりと確保し続けている人や場所こそが、この均質空間のオアシスとなりうる

過去20年間の今日の写真を見返していたら、札幌の小さな絵本やひだまりの青田さんのお話を時田さんのお店で聴いた時の写真が表示されました。 あれは、20年前の今日だったんだ! 私の絵本の世界への原体験は、この会です。 その後、何度も手稲のひだまりを訪…

過去の写真から現在を眺め、その先の未来を思い描く

このところ毎朝、Macの写真アプリで過去の今日の写真を検索し、眺めている。 私のMacには、1999年から20年分の写真が保存されている。 過去20年間の10/27の写真は、277枚。 札幌5年、東京5年、ひたち10年と、いつの間にかひたちで暮らしている日数が札幌と…

「向こう岸の景色」とそこに至るプロセスを共に描きたい

向こう岸に渡りたいというイメージがあるからこそ、舟をつくるための木を集められるわけでしょう。向こう岸の景色がたのしみにできると、地味な仕事のひとつひとつが、おもしろいんですよね。 (糸井重里) 地域エキスパート養成講座では、「向こう岸の景色…

効率化することで失った豊かさを取り戻す時代では

栗の渋皮煮、ようやく完成! いったい何日かかったんだろう? お金に換算すると消えてしまう充実や豊かさが手づくりにはある。 稲刈りもみんなで手植えして、日々世話し、みんなで手刈りして収穫すると、そのプロセスに生の充実や豊かさが生まれるんだよね。…

出会っていたものと再び出会い直し、未来へとつないでいく

Macの「写真」アプリの検索窓に「10月」と入れると、過去20年間の10月の写真がリストアップされる。 2000年頃は、札幌の円山裏参道のまちづくり活動に参加して、「街づくりCAFE」というイベントをやっていたんだ。 こんな感じの写真と短い文章でひたちの魅力…

ひたちは星の町

3:50。 ベランダに出て夜空を眺め、昨夜の余韻にひたる。 オリオン座がほぼ南中し、その下のうさぎ座やはと座まで見える。 空気が冷え、星空がきれいな季節になってきました。 これから冬にかけて、星空を眺めるのが楽しいんですよね。 ひたちには日本有数の…

今あるものを見える化し、ワクワクする未来を現前させる

今あるものを見える化し、それを元に何ができるか、何をしたいか、最終的にはどんな場、暮らし方が生まれると自分たちが幸せかを考える。 実際の世の中は、「とっくに変わっているのに、 変わってないことにしようとする法則」 みたいなものがあって、それで…

マップとガイドブック、案内人の組み合わせでまちの魅力を伝えることを事業化したい

日立駅に向かう道を歩いていたら、見知った顔が向こうから歩いてきた。 数年前、県北生涯学習センターで担当したマップづくり講座に参加してくださり、その後も、大煙突マップやひたち里山マップ制作のためのまちあるきに参加してくださった田上さんだ。 声…

大切な居場所を守る根拠と論理を

「安全や効率化を求めることで切り捨てられてしまうもの、それこそが街の居心地を支えている大切なものだ。それを大切にする根拠と論理を明らかにしたい」という問題意識は、20年前に札幌の円山裏参道でまちづくり活動をしていた頃からずっと持ち続けていま…

地方自治体に適正規模な人員配置を

地方の未来を考える議論の前提として小熊英二さんのこの論は、読んでほしい。 www3.nhk.or.jp地方自治体は、公務員を減らし過ぎたんですよね。 公務員が暇だというのは昔の話。 常時残業をしないと回らないというのは、異常な状態で、そんな忙しさの中で新し…

風邪を無事経過させたいな

昨日、風邪がとうとう喉にきて、声が変になってきた。 風邪の漢方チャートを見返し、甘草湯をお湯で溶いて飲み、早めに寝てしまった。 23時前に目が覚め、喉がイガイガして身体が冷えていたので、塩番茶でうがいし、葛根湯で身体を温める。 三年番茶を温め直…

できるまでやり続けられるかが勝負

時々、以下のページの岩田聡さんの言葉を思い出す。 www.4gamer.net - 「新しい挑戦をしようとする…最初に賛成するのは2割,反対するのも2割くらい…頑張って努力していると,残りの6割の中で,ちょっとずつ賛成派が増えていく…その人数が,全体の1/3くらいに…

図解002【すてきな結婚式をするために】

今まで作成してきた図解を紹介するシリーズの第2弾は、2007年に結婚式をするにあたって作成したこの図解だ。 なかなかどんな結婚式にするか、考えがまとまらなかったのだが、この図解を二人でつくることで、コンセプトが明確になった。 手作りで、はなやか…

夢がつながり、応援できる関係が育ったら、何が生まれるか?

「町の中に里山(雑木林とキッチンガーデン)をつくる」というのは、私にとっては一生をかけてもやってみたい魅力的なテーマ。 munaken.hatenablog.jp参加者各人の中のそんなテーマを浮かび上がらせる。 そして、そのテーマ同士がつながり、お互いを応援でき…

ただそこにいるだけで世界に参加している

Twilogで過去の今日の投稿を眺めていたら、森田真生さんの以下の投稿を5年前にリツイートしていました。ただそこにいること。ただそこにいて、深く呼吸すること。一人の一票も重いが、それ以上に、一人の「そこにいること」は重い。言葉と観念を振り回す前…

ワクワクする未来から現在を眺めることで一歩踏み出せる

石井さんがひたちを訪れて、「10年後の暮らしを描く」図解を作ってから1年が経ったんですね。 今の石井さんにとって、この図解はどんな意味を持っているのだろう? 伺ってみたいです。 自分のこれまでの活動を振り返り、その原点を確認し、ワクワクする未来…

まちの補助線としての駅ピアノ

日立駅の駅ピアノが今日から始まりました。 どういう経緯でここにピアノが置かれることになったのか、とても興味があったので、オープニングセレモニーを見にいきました。 女性フォーラムやひたち親子の広場の方々が駅にピアノがあったらいいね! と話してい…

居場所の意味とつくるプロセスを言語化したい

近代文明からの転回 (シリーズ文明のゆくえ―近代文明を問う)作者: 清水博,梅原猛出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 2013/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る今、この本を読み進めている。 先日の場のシンポジウムで購入し、清水博さんにサイン…

ワークショップ「自分の喜びのコアを見つけよう!」

8年前の9/18、宇都宮で開催された「自分の喜びのコアを見つけよう!」というワークショップのファシリテーターを務めました。 友人のキクアツが主催したワークショップです。 キクアツとは、その年の6月末から開催された、西村佳哲さん主催の女神山での5…

週末定例10km走は、一週間の区切りの時間

今週末もここに座って海を眺め、波音を聞き、風に吹かれることができた。 一週間の区切りの時間。 昨日は、この海辺にあるうのしまヴィラで原田さんと「大煙突とさくら100年レジェンドプロジェクト」のことなど、いろいろと話せ、ひたちのワクワクする未来を…

図解001【こうして仕事にやりがいが感じられなくなっていく】

1987年にKJ法を本格的に使い始めてからもう32年が経つ。 KJ法は、私にとって対話のツールとして始まった。 そして、その可能性を追求するために、「図解を作りながら考えを深める会」を始めた。 munaken.hatenablog.jp「図解を作りながら考えを深める会」は…

計画とは、未来のキャンバスに引く補助線なのでは?

「真っ白な紙には何も起こらない」というのは、先日参加した「場のシンポジウム2019」で「一階づくりはまちづくり」という講演をした田中元子さんの言葉だ。 「場に何かが起こるためには、適切な補助線を引くことが必要だ」と語ってくれた。マイパブリックと…

地域エキスパートになるための4つの問い

茨城県県北生涯学習センターで2020年1月〜3月に開催される「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」の進め方をコーディネーターとして考えています。 指定事業 - 茨城県県北生涯学習センターホームページ 講座の場を、講師から参加…

生きたノウハウは、一緒に仕事をすることで開示され、学べる

本づくり協会会報誌BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4の特集「『本をつくる』を、つくる」の制作に本づくり協会出版部の一員として参加しました。 misuzudo.shop13.makeshop.jp その「編集後記」を本づく協会のメールマガジンで制作メンバーでリレー形式で書いてい…

場のシンポジウム2019の感想

昨日参加した「場のシンポジウム2019」の感想をFBのコメントで企画者の友人に送ったものをここに転載しておきます。 「場のシンポジウム 2019」開催します - 場の研究所 ホームページ 記録班の方々が素敵な写真をたくさん撮ってくださっていると思いますが、…

本の持つ力「夏葉社の10年展」を訪れて感じたこと

茗荷谷で「場のシンポジウム2019」に参加した後、吉祥寺に移動し、「夏葉社の10年展」を観てきた。9月4日(水)〜8日(日)の5日間、吉祥寺の一日にて、「夏葉社の10年展」をやります。『レンブラントの帽子』の装丁原画、『本屋図鑑』の原画、『さよならの…