Twilogで過去の今日の投稿を眺めていたら、森田真生さんの以下の投稿を5年前にリツイートしていました。
ただそこにいること。ただそこにいて、深く呼吸すること。一人の一票も重いが、それ以上に、一人の「そこにいること」は重い。言葉と観念を振り回す前に、まずは自分がしっかり「そこにいること」。平和は観念ではない。一人一人の人間が、ごく平凡に、具体的に、日常的に「そこにいること」だ。
— 森田 真生 (@orionis23) September 17, 2015
いかなる言語化された思想や主張を持たなくても、人はただそこにいるだけで、圧倒的な影響力を持つ。言葉は重いが、それを過信しない方がいい。言葉よりもはるかに強いのは、ただそこにいること。ウッディ・アレンは"90% of life is just being there"と言った。
— 森田 真生 (@orionis23) September 17, 2015
自分の部屋で勉強するより、図書館や喫茶店の方が捗る人は多い。スポーツでも、一人で練習するより、監督やチームメイト、あるいはあかの他人でも、誰かに見られる方がパフォーマンスが上がる。人は「ただそこにいる」だけで、他者を励ますことができるのだ。
— 森田 真生 (@orionis23) September 17, 2015
朝の空気を喜ぶこと。その喜びを周囲に表現すること。そうした日々のささやかな振る舞いが民主主義を支えているのであって、その逆ではない。日常の小さな幸福を見失えば、民主主義は嫉妬の渦であると、ラッセルは半世紀前に喝破した。日常の生きた充実した呼吸。それこそが世界への「参加」なのです。
— 森田 真生 (@orionis23) September 17, 2015
本当にそうなんですよね。
ただあることの力。
それをベースにしたい。