ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

まちの補助線としての駅ピアノ

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日立駅の駅ピアノが今日から始まりました。
どういう経緯でここにピアノが置かれることになったのか、とても興味があったので、オープニングセレモニーを見にいきました。
 
女性フォーラムやひたち親子の広場の方々が駅にピアノがあったらいいね!
と話していたところ、ピアノの提供者が現れ、
じゃあどうすればいいか?というのを森さんに相談に行き、
日立市のシティプロモーション室や日立駅、シーバーズカフェ、ぷらっとひたちを運営する観光物産協会などの協力が得られ、実現に至ったようです。
 
ひたち各所の食べ物マップの作成といい、女性フォーラムの女性陣の実行力は素晴らしいですね!
 
先日参加した場のシンポジウムで、ランドリーカフェをつくった田中元子さんが「真っ白な画用紙には何も起こらない。そこに適切な補助線を引くことでことが起こる」と語っていたのが印象的でした。
「場のシンポジウム 2019」開催します - 場の研究所 ホームページ

 
この駅ピアノは、とてもいい補助線なんじゃないかな?

この補助線をいろんな人が活かし、ピアノを取り巻く場に自分たちの<いのち>を与贈することで、場の<いのち>が育ち、そこが<いのち>のオアシスとなっていく。
清水博さんが場のシンポジウムで語ってくださったことが、日立駅で起こるのでは?
と期待して、見守っていきたいと思っています。