ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

ワークショップ「自分の喜びのコアを見つけよう!」

8年前の9/18、宇都宮で開催された「自分の喜びのコアを見つけよう!」というワークショップのファシリテーターを務めました。
友人のキクアツが主催したワークショップです。
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キクアツとは、その年の6月末から開催された、西村佳哲さん主催の女神山での5泊6日のインタビューのワークショップで知り合いました。
https://www.livingworld.net/interview_takata/

思えば、そのワークショップには、キクアツをはじめ、ヤシボンも、ゲンちゃんも、ナーミーも参加してくれていたんですよね。
 
さて、その手順をSNSに投稿していたので、転載しておきます。

18日に宇都宮で開催される「自分の喜びのコアを見つけよう!」ワークショップのファシリテーターを務める。

「早朝、海まで走っていって、海から昇る太陽を眺める時間が好きだ」というような、自分が喜びを感じる場面を切り出してラベル化し、KJ法で組み立てていく中で自分の喜びの核を見い出そうという試み。

午前中の1時間半で自己紹介、やり方の説明、自分が喜びを感じるシーンを思い出してラベル化し、ピックアップするところまでやりたい。昼食時にそれを味わい、午後の2時間半でまとめつつ自分を掘り下げ、お互いの喜びの核を発表し合、感想を述べ合って終わりという流れかな。

2時間でどれくらいの枚数のラベルなら無理なくまとめられるかが進め方のポイントだ。似ているラベルをまとめ、表札を付けるという要約の作業を2段階はしたい。そのためには、24枚くらいの元ラベルが適当か?でも、初めてKJ法をやる人が24枚のラベルを2時間でまとめられるか?事前に要検証。

ワークショップという場で、ふだんなかなかできない自分と対話し、掘り下げていく作業をするのもおもしろいのでは?18日のワークショップは3日間のワークショップの中の2日めのプログラム。一日単位でも申し込めます。

「自分が好きな場所・コト・人を、身近な場所にどれぐらい持っているか?どれくらいそれに気づいているか? がなにより大切な気がしてきた」(『いま、地方で生きるということ』p.157)という西村さんの感覚にも通じるワークショップだと思います。

「ことばはその人の中からその人の力で出てこなければ、力にならないのです」(『市民の日本語』)という加藤哲夫さんの言葉がずっと頭の中に響いています。KJ法というのは、自分の力になる言葉を自分の力で産み出すのにとても有効なツールだと思います。

自分の原点を確認しておくというのは、とても大切なこと。
このワークショップの流れは、今でも使えるのでは?