ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

生きたノウハウは、一緒に仕事をすることで開示され、学べる

本づくり協会会報誌BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4の特集「『本をつくる』を、つくる」の制作に本づくり協会出版部の一員として参加しました。
misuzudo.shop13.makeshop.jp
その「編集後記」を本づく協会のメールマガジンで制作メンバーでリレー形式で書いています。
私の番が回ってきたので、以下のような文章を送りました。

会報誌『Book Arts and Crafts vol.4』の巻頭特集「『本をつくる』を、つくる」では、ライターとして取材・原稿執筆を担当しました。
私の場合、本づくりは独学です。一人で企画・編集・原稿執筆・編集・制作・発行までやってきたので、なんとなく自分のやり方に自信が持てずにいます。出版部会で会報誌の特集を担当するという話が出た時に参加しようと思ったのは、商業出版をされている方の本づくりはどんな形でなされているのかを体感するチャンスだと思ったからでした。
2/28の特集制作チームのキックオフミーティングから企画がスタートし、取材、テープ起こし、原稿作成、校正と6月末の入稿までタイトなスケジュールで制作が進行していきました。
一番驚いたのは、書き上げた原稿を確認していただいた永岡綾さんや山口桂子さんの校正の量と質でした。
これがプロの仕事か!と自分の中途半端さに落ち込むこともありました。
でも、なんとか無事自分の務めを果たせ、素晴らしい特集が完成してホッとしています。
生きたノウハウは、一緒に仕事をすることで開示され、学べる。
そのことを体感した4ヶ月間でした。