ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある

固定能力観を変動能力観に変えるための唯一の方法は、「毎日〜する」やり方しかないように私は思っている。それも特別意味のあることをするのではなく、意味のないことを「毎日〜する」ことに意味があるように思えるのだ。…「どうしてこんなことを毎日しなくてはならないの?」と感じるようなことを「毎日する」ことにこそ意味があるように思えるのだ。だから、毎日、朝早く起きて走ることも、それが苦もなくできてしまうようになると、それは歯を磨くのと同じでただの習慣になってしまうから、できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある。(『「〜しなさい」と言わない教育』平井雷太、p.97-98)

「できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある」というのがポイントなんだろうな。
 

そういう意味で言うなら、私にとっての「毎日〜する」とは、「毎日、考現学を書く」ことを指す。私にとって、これ以外でこれほどまでに意味のあるものを知らない。それは今なお、日によって「書ける・書けない」を体験することができるからだ。そればかりか、考現学の質を問題にするとすれば、毎日でも「書けない」状態を体験することができてしまう。つまり、できない状態からできる状態を体験するのに、これほど有効な手だてはないからだ。(p.98)

できない状態を味わい、そこで踏ん張ってできないをできるに変えられることを毎日体験すること。
それによって自己肯定感が高まり、やる気(生きる意欲)が増していくんだろうな。
 
今日は、ブログに書きたいことはいろいろあるように思うのだけれど、なかなか書き出せない1日でした。