ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「図解を作りながら考えを深める会」2回コースのプログラム

今年の秋、県北生涯学習センターで開催される「県北を発信しよう! 地域エキスパート養成講座 文化・芸術編」のまとめの会の講師を務めることになった。 指定事業 - 茨城県県北生涯学習センターホームページ「地域エキスパート」とは、「県内外に茨城県北を…

私にとってKJ法は対話のツールとして始まった

ゴールデンウィーク前に石井さんとキクアツと上三川の家で飲んだ時に、石井さんから「宗形さんの転機となった出来事は何ですか?」というような質問を受け、その時はうまく答えられなかった。 今朝、やっぱり1987年の創造の広場(CS)との出会いが私にとって…

ひたちの山エリアの魅力を伝えるマップを

今日の午前中、中里・高原周遊マップ制作の打ち合わせがあるので、その準備として、日立市北部のA3マップと中里および高原のA3マップを印刷した。 元データは、国土地理院の「電子地形図25000オンライン」から日立市北部の2万5000分の1の地形図をA0サイズで…

大煙突マップをどう次につなげていくか?

昨日、音訳の勉強会の後、クッチーナノルドの森さんに「大煙突マップ」を渡しに行ったら、お店はお休みだった。 ノルドの前にあるコトコト工房が開いていたので、久しぶりに訪問し西島さん夫妻に「大煙突マップ」を差し上げた。 西島さん夫妻は、同じ町内に…

マップづくりをどう進めるか?

映画「ある町の高い煙突」をきっかけに日立を訪れたり、大煙突をめぐる物語に関心を持った日立市民がまちあるきをするためのマップを制作してほしいという依頼が映画を応援する会からあり、昨年秋から今年の3月にかけ、「大煙突マップ」を制作していた。 大…

『はじめての地域づくり実践講座』を対話のベースに

『はじめての地域づくり実践講座』(石井大一朗・霜浦森平)を読み始めた。はじめての地域づくり実践講座 (全員集合! を生み出す6つのリテラシー)作者: 石井大一朗,霜浦森平出版社/メーカー: 北樹出版発売日: 2018/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)こ…

私のマップづくりの原点

2ヶ月ぶりの更新です。 今年の大切な目標のひとつは、毎日ブログを更新することだったのですが、3.11の次の日から途絶えてしまいました。 今日からまたリスタートして、毎日更新に挑戦しようと思います。 昨日、マップづくりに関して、百年塾のみなさんから…

大震災から7年目のよく寝た一日

7年前の今日は、ひたちの今暮らしているアパートで東日本大震災に遭った。 大きな揺れにテレビを押さえ、仕事場の本棚が次々と倒れるのを見ていた。 ひたちの震度は、6強、妻の実家のブロック塀は全て倒れ、瓦もかなり落ちた。 その日から停電し、サバイバ…

まずはひたちを好きになって通ってもらうところから

まずは気になる街を「好きになる」ことだと思う。通っていくうちに新しい発見があって、地元の人とも知り合って、街と人とも親しくなっていく。 さらに、自分ができることと、街が求めていることがマッチングすれば社会活動につながる。移住する、しないの二…

深い理解が本当の変化を生む

www.facebook.com 深い理解がKJ法を使った図解づくりによって得られるのでは?という仮説を検証するため開催していたのが、図解を作りながら考えを深める会です。 考えを深める会を今年何らかの形で再開したいな!

耳と聲プロジェクトも10年目にしてブレイクスルーを!

www.facebook.com 8年前の今日、「声の本を描く」というテーマで編集メンバーと一緒に図解を作りながら描いたのが『耳と聲』の出発点。 その前年の6月に「トマティスのウェブサイトを描く」という図解をみんなで作って、実際にウェブサイトを立ち上げたのが…

日立市報に「ひたちの桜は大煙突とともに」との特集が!

blog.hitachi-net.jp日立市報に「ひたちの桜は大煙突とともに」との特集が! 日立市広報公聴課のみなさん、グッドジョブ! 小説『ある町の高い煙突』の映画化を機に、大煙突をめぐる物語が日立市民の常識となり、わが町に誇りを持って暮らせるようになるとい…

地域活性化は「内発的な資源」に基づいて

「今、地域活性化事業に求められているのは、全国どこでもできるような「汎用性」ではなく、ここでしかできないという「希少性」です」 「多様化している社会において重要なのは、限られた一部の人たちに熱烈に支持される突出したコンテンツを用意すること」…

「できないこと」を自覚することは、他者との関係性を紡ぎ出す新たなチャンスにさえなる

「自分には何ができて、何ができないのか」「誰に、どれだけの助けを借りれば何とかなるのか」をふりかえることができれば、「できないこと」を自覚することは、他者との関係性を紡ぎ出す新たなチャンスにさえなるのではないか www.facebook.com本当にそうだ…

日々の積み重ねによってのみ得られる

そうしたひとはたいてい、 だれにでもできるような 目の前にある簡単なことひとつを やり続けることができないからです。 その、やり続けられない理由は明白で、 ひとことでいえば、 未来の夢や目標に気を取られて、 目の前にある簡単なことひとつが大切にで…

豊かな記憶をベースに今を心豊かにいき、ワクワクする未来を創造できる

「思い出したら思い出になった」(糸井重里) 思い出さなければ、思い出にはならない。 思い出すことで豊かな記憶がつくられる。 その記憶をベースに今を心豊かに生き、ワクワクする未来を創造できる。

大好きなものを、大好きな人たちに知ってほしいという、シンプルな思い

www.facebook.com 私自身も関係人口をどんどん築いていきたいという思いがあるので。 今回のツアーには「どんなコンテンツで人を惹きつけるの?」と若干リサーチめいたヨコシマな考えもありバレエ 純粋参加者というだけでなく、ちょっと遠くからこの旅で起こ…

人を想う、“贈る”ことから始める経済

「不安いっぱいの大学生、クルミドコーヒーで働く。 “贈る”ことからはじめる毎日の中で出会った”自分らしさ”とは?」 greenz.jp素敵な体験記。 以下、心に残った文章の抜粋です。 「クルミドコーヒーで大切にされていることの一つに、「贈ることから始める」…

内側から時を満たし望む未来に移行する

「急ぐことはない。かといって、怠けるのでもない。 一日、一日、小さな自分の、小さな命で、全身全霊「部分」を生き抜く。そうして局所を徹底的に生き抜く生涯だけが、人間を超えた大きなものを彷彿させる力を持つのだ」(森田真生) この文章が、まさに私…

考えるために書く

「自分への取材が人生を変える」(はあちゅう) cakes.mu「書く」というのは、伝えるためというより、自分を知るためにという側面が大きいように感じています。 書くことで考える。 考えたことが外に出ることで、自分もその考えを聴くことができる。 そして…

ランニングもまたトマティスメソッドの”楽しい修行”

金曜日の定例10km走 53分28秒 だいぶ走力は戻ってきた。 最後の2kmがんばりすぎて、足が上がっていないことに気がつかず、信号を渡る際、段差に足を取られてすってんころりん ひじを擦りむいた。 身体を感じつつ、無理のない全力で走る。 それが当面の金曜…

内側からものを見るか、外側から見るか

内側からものを見るか、外側から見るかの違いは大きい。 外側から見る人は、規模や他との連携など外的な不備を指摘する。 ローズガーデンは、小さく始めて、内実が育ってきたら規模の拡大を考えるくらいが自然な流れだろうと思う。 また、連携は、それぞれ独…

やりたいことをワクワクする未来を開くメソッドにまで仕上げる

以下は、会員制オンラインサロン「エッセンシャル・マネジメント・スクール」での西條剛央さんの「今日のちょっき」への私のコメント。 大煙突マッププロジェクトで私が目指しているのは、「やりたいことを現実をよりワクワクする方向に動かせる一つのメソッ…

言葉にするというのは、前に進むために必須のこと

「ことばにならない」ことを、 そこであきらめてしまうと、 次に行きたい(あるいは生きたい)ときに、 足を掛ける場が見つからなくなっちゃう。 だから、やっぱり、あきらめずに、 「ことば」を見つけては拾っておくのだと思います。 (糸井重里) この言葉…

ひたちの魅力はベーシックな暮らしの質が高いこと

昨年の郵便局のカレンダーに『ひたち帖2013夏号』の表紙写真が採用されたことをきっかけに、昨年4月にロータリークラブで講話をさせていただきました。 その内容を文章にしたものを今さらながら載せておきます。(ロータリークラブの会報誌用に書いた文章で…

町の大切な記憶を思い出し、未来を描くマップづくり

一昨日の「第3回 大煙突マップでまちあるき」終了後、JWAYのインタビューで「このマップをどういう風に使ってほしいですか?」と聞かれたのだが、その場では自分で納得のいく回答ができなかった。 「このマップを手に行政と市民、企業がお互いの立場を離れ…

本質追求された言葉のみが人を動かすのでは?

KJ法の真価は、一見バラバラに見える意見やアイディアからその本質を浮かび上がらせること(本質追求)。 本質がくっきりと浮かび上がってくると、今の姿と未来への一歩がくっきりと見えてくる。 視覚と思考の解像度を上げるのにとても有効な手法だと思う。 …

ワクワクする10年後のひたちの姿を描くには

一昨日、ほぼ日の篠田真貴子さんがFBで紹介していた以下のメモが興味深い。 www.facebook.com ◆「例えば地域の人々に『2050年、この自治体はどうなっているか』と問うと、概ね高齢者のほうが若者より保守的な意見を言う。しかし『今は2030年。あなたは20歳の…

全力疾走の日々

昨日、無事「第3回 大煙突マップでまちあるき」が終わりました。 この一週間は、『ひたちのまちある記02』の入稿とこの「第3回 大煙突マップでまちあるき」の準備で久しぶりに全力疾走した感じ。 ちょっと休みたい感じがしているが、明日の耳と聲打合せの…

まずは自分の基盤となる豊かな記憶を育てることが大切

豊かな記憶を育てる。 その記憶に支えられて、地に足のついた今を自信を持って生き、ワクワクする未来へのヴィジョンが持てるのではないだろうか? まずは自分の基盤となる豊かな記憶を育てることが大切なんじゃないかな? その記憶を支えるのが「風景」なの…