ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

未来を照らし導いてくれる図解

マティスメソッドを後世に伝えるための耳と聲プロジェクトは、2009年に始動した。
最初、ウェブサイトを作った。
次に本を作ろうということで、2010年3月にメンバーで話しながら作ったのが、この「声の本を描く」という図解だ。

先日の耳と聲プロジェクトの打合せに向かう電車の中で、この図解を見返した。
「自分を見つめ導いてくれる」という「ことば」がパッと目に入った。
わたしがつくりたいのは、「自分を見つめ導いてくれる」ような本なんですよね。
 
図解には、「灯台のように未来を照らし、常に立ち戻れる原点になる」という力がある。
このようにプロジェクトのキックオフ時にみんなで図解を作ることで、折々、図解を見ながら自分たちの原点を確認し、次のステップを描いて着実に前進していけるようになる。
また、図解があると、自分たちが何をやりたいのかを他の人にも説明しやすくなる。
 
9/3のワークショップで参加者につくってほしいのは、「灯台のように未来を照らし、常に立ち戻れる原点になる」ような図解だ。
図解を作るのは、「現実を一歩前に進める」ためなんですよね。
munaken.hatenablog.jp

わたしも、60歳を迎え、人生の終わりを見据えながら生きなければ、という思いが強くなってきている。
仕事をバリバリできるのは、今後10年だろう。
その10年でやるべきことをしっかりとやり遂げることで、悔いなく一生を全うしたい。
 
今後10年を照らし、常に立ち戻れる原点となるような図解をわたしもこの機に作ろう!
ということで、「60代を充実させ、悔いなく一生を全うするために今やるべきことは?」というテーマで図解を作ろう!と、ラベル出しを始めた。
 
この図解作成のプロセスを記録し、9/3のワークショップでの図解作成のサンプルとするつもり。
サンプルがあることで、伝わりやすくなると思うので。
 
自分ができないことを人に伝えることはできない。
人に伝える際には、自分も現役選手としてやっていることを例として伝えたいと思っています。