ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

場のシンポジウム2019の感想

昨日参加した「場のシンポジウム2019」の感想をFBのコメントで企画者の友人に送ったものをここに転載しておきます。
「場のシンポジウム 2019」開催します - 場の研究所 ホームページ

記録班の方々が素敵な写真をたくさん撮ってくださっていると思いますが、とりあえず1枚。
ヤシボンの司会するたたずまい、よかったです。
 
今日は、あの後、吉祥寺に行って「夏葉社の10年展」を観に行ったのですが、夏葉社の目録のあとがきに書かれている以下の文章を読んで、シンポジウムに参加しながらこんな感じだったなと思いました。
 
「本を読んでいるあいだ、人は何かについて、ずっと考えています。それはそこに書いてあることというよりも、もっと個人的なこと、あるいはうまく言葉にもできないような抽象的なこと、たとえば、どう生きていけばいいのだろうとか、どうすればもっといい世の中になるのだろう。とか、そういうことをページをめくりながら、つらつらと考えているように思います。
大きな問題にぶつかったとき、必要なのは、知恵でも、実行力でも、空気を読む力でもありません。長い間考え、取り組むということに尽きると思います。本はそういう力を与えてくれます」
 
清水さんや田中さん、松田さんのお話を聴きながら、自分は自分の現場で何をやろうかということを考えていました。
 
私にとって「居場所をつくる」というのはメインテーマで、そのメインテーマの上に「ひたち帖」「考えを深める会」「耳と聲プロジェクト」の3つの活動があります。
今回のシンポジウムで清水先生が提案されている「居場所とは、<いのち>のオアシスである」という考え方は、自分の活動を言語化する上でとても大きなヒントになりそうです。
 
今日のシンポジウムに参加していた時の感覚は、いい本を読んでいる時の感覚に近かったです。
 
そんな場を作ってくれて、ほんとありがとう!
 
清水さんや田中さんの本を読みながら、自分なりに考え、自分の現場で「生きていこう」と思いました。
 
居場所というテーマでまたゆっくりお話しできると嬉しいです。
 
最後に、ヤシボンの問いかけ「あなたにとっての<いのち>のオアシスというのはどんな場所ですか?」を受けて私が書き出した言葉を転記しておきます。
 
・自分が自分らしくいられる場所
・ほっと息がつける場所
・リラックスできる場所
・自然体で居られる場所
 
きく暇も"<いのち>のオアシス"なんだと思います。
またよい折、参加したいな。
 
それでは、おやすみなさい。

本の持つ力「夏葉社の10年展」を訪れて感じたこと

茗荷谷で「場のシンポジウム2019」に参加した後、吉祥寺に移動し、「夏葉社の10年展」を観てきた。


島田さんは、10年間で34冊の本を出されたんですね。
そのうち私は、今日購入した『ふたりっ子ばんざい』を入れて10冊の本を買っていました。
読み切った本は少ないのですが。

夏葉社の本は、そのたたずまいを見て、島田さんの顔を思い浮かべると、なぜか全部買いたくなります。
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いただいた目録の島田さんの書かれたあとがきの文章がしみじみよかった。

本を読んでいるあいだ、人は何かについて、ずっと考えています。それはそこに書いてあることというよりも、もっと個人的なこと、あるいはうまく言葉にもできないような抽象的なこと、たとえば、どう生きていけばいいのだろうとか、どうすればもっといい世の中になるのだろう。とか、そういうことをページをめくりながら、つらつらと考えているように思います。
大きな問題にぶつかったとき、必要なのは、知恵でも、実行力でも、空気を読む力でもありません。長い間考え、取り組むということに尽きると思います。本はそういう力を与えてくれます。

いい本というのは、ほんとそういう力があります。
だから自分は本を読むんだというところの機微を素敵に言葉にしていただいた感じです。
どんどんいい本を読みたくなりました。
 
次の10年も、島田さんは素敵な本を出し続けてくださるに違いない。
それをリアルタイムに見守っていけるのが楽しみです。

居場所って何だろう?

明日は、「場のシンポジウム2019」に参加するため、上京します。
www.banokenkyujo.org
テーマは、「<いのち>のオアシス〜生きにくい社会の形を底辺から変えていく〜」
私にとってとても大切なキーワード「居場所」がテーマであり、友人の小林さんが企画に関わり対話の司会をすると聴いて参加することにしました。
 
このブログの説明文は以下のような文面です。

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴りたいと思います。

「まちづくり」という言葉になんとなく抵抗感があり、「#居場所をつくる」というハッシュタグTwitterに投稿し続けてきました。(投稿数は855)
twilog.org
 
また、このブログの「居場所をつくる」というカテゴリーでの投稿も61あります。
munaken.hatenablog.jp
 
それだけ大切にしている言葉であるのに、そう言えば「居場所ってなんだろう?」というテーマでじっくりと考えたことはありません。
これを機にしっかりと考え、言葉にしていきたいと思っています。

まちの居場所

午後、コーヒー豆を買いにただいまコーヒーへ歩いて行った。
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今月のコーヒーをテラス席で飲みながら作業。
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ちょっと気晴らしに歩いて行って、コーヒーを飲みながら作業ができるのはありがたい。
ホットコーヒー300円、アイスコーヒー350円。
食べ物の持ち込み可なので、今度行きがけにおてんとさんでパンを買ってコーヒーを頼み、テラスでランチというのを試してみたい。
ウイーンのソフトクリームとの組み合わせもよさそう。
 
13日のランチミーティングの下見に市役所のカフェにも行ってみた。
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コーヒーがリーズナブルな値段でおいしい!
(市役所ブレンド150円、サザブレンド200円)
外のテラスでランチミーティングがいいかな。
 
私は、家が好きで、家で一人で家事をしながら作業をするのが一番落ち着く。
だけど、やっぱり一人で作業をしていると行き詰まる時もある。
なので、外で作業をしたり、ちょっとお話しできたりするところがあるのは、ありがたい。
ただいまコーヒーのテラスは、そんな場所のひとつになりそうだ。

考えや思いは口に出すこと、
聞いてもらうことで変化する
糸井重里

ほぼ日刊イトイ新聞 - 東日本大震災のこと。
 
ちょっとした会話がきっかけで一歩前に進めるということは、確かにあるよね。

「地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」へのお誘い

来年の1月から3月、県北生涯学習センターで「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」のコーディネーターを務めます。
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http://www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp/?page_id=267www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp
 
県北地域で魅力的な活動を展開している若者たちの話を聴きながら「地域と自分のワクワクする未来」を描こう!という講座です。
定員30名で、まだ空いているようです。
 
自分の暮らす県北でどうすればワクワクする未来をひらいていけるかを自分事として一緒に考えてみませんか?
 
※9/6(金)以降は、電話での受付になるそうです。(0294-39-0012)
 
※私にとってこの講座は「ひたちワクワク未来会議」の延長線上にあるものです。
munaken.hatenablog.jp

できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある

固定能力観を変動能力観に変えるための唯一の方法は、「毎日〜する」やり方しかないように私は思っている。それも特別意味のあることをするのではなく、意味のないことを「毎日〜する」ことに意味があるように思えるのだ。…「どうしてこんなことを毎日しなくてはならないの?」と感じるようなことを「毎日する」ことにこそ意味があるように思えるのだ。だから、毎日、朝早く起きて走ることも、それが苦もなくできてしまうようになると、それは歯を磨くのと同じでただの習慣になってしまうから、できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある。(『「〜しなさい」と言わない教育』平井雷太、p.97-98)

「できそうもないことを「毎日〜する」ことにこそ意味がある」というのがポイントなんだろうな。
 

そういう意味で言うなら、私にとっての「毎日〜する」とは、「毎日、考現学を書く」ことを指す。私にとって、これ以外でこれほどまでに意味のあるものを知らない。それは今なお、日によって「書ける・書けない」を体験することができるからだ。そればかりか、考現学の質を問題にするとすれば、毎日でも「書けない」状態を体験することができてしまう。つまり、できない状態からできる状態を体験するのに、これほど有効な手だてはないからだ。(p.98)

できない状態を味わい、そこで踏ん張ってできないをできるに変えられることを毎日体験すること。
それによって自己肯定感が高まり、やる気(生きる意欲)が増していくんだろうな。
 
今日は、ブログに書きたいことはいろいろあるように思うのだけれど、なかなか書き出せない1日でした。

やっぱりらくだ方式はすごい!

セルフラーニングどの子にも学力がつく

セルフラーニングどの子にも学力がつく

積ん読してあったのを一気に読んだ。
らくだ方式は、ほんとよく考えられている。
やっぱり小一の長男にやらせるなら、これだな!
まずは自分が中村塾の会員となって、やり始め、長男が興味を持ったら長男も始めるというやり方がいいだろう。