ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

出し切って、思いを残さない

テーマが決まったら、次は、そのテーマに関するアイディアや意見をラベル化し、紙の上に出していく。

出し切る

その際に大切なのは、「ありのままの自分を受け入れる」という姿勢だ。
そのことについては、昨日「ありのままの自分を受け入れる覚悟から」というブログ記事に書いた。
munaken.hatenablog.jp
ありのままの自分を受け入れ、「自分を否定せず、制限を設けない」ことが大切だ。

A3の紙の中央にテーマを書き、360度の角度から自分事の本音の意見やアイディアを出していく。

中央にテーマを書く
関係性をクリップで示しながら、ラベルをどんどん出し、配置していく。
出し切る

KJ法では、場面を切り替え、その場面に集中することが大切。
テーマを決める時にはテーマ決めに、ラベルを出す時にはラベル出しに集中し、後戻りしない。
もうこれ以上でないというところまで出し切り、思いを残さないことが大切だ。

図解の質は、ラベルの質に大きく左右される。
できるかぎり多くのラベルを出し、次の多段ピックアップの段階で、今の自分にぴったりのラベルに絞り込む。

ラベル化する

ラベル出しする際に決定的に重要なのは、ひとつのラベルにはひとつの内容だけを入れるということだ。
それを「ひとつのラベルにひとつの志」と言っている。
志というのは、そのラベルに込められた思いだ。
KJ法では、その思いを心と体で感じてラベル集めしていく。
そして、その思いは主語ではなく、述語に込められている。
なので、ラベルには単語だけ書くのではなく、必ず文章にする。
具体的で土の匂いのするラベルがいいラベルだ。