ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

個店の力

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3年前の今日、初めて赤津水産に行ったのか!
あんなお店が近くにあったら、暮らしが一段豊かになりますよね。
そして、そういうお店をつくるということは個人の力でできること。
個店の力って、やっぱり大きい!

私にとって札幌の魅力の半分は、あれこれ屋と森彦があることだったし、ひたち地方全体のコーヒーレベルが高いのはサザコーヒーのおかげ。(あれこれ屋がなくなって以来、札幌にはほとんど行っていない)
オキーフがなくなったことで、ひたちの魅力の1割くらいは減った。
おてんとさんとCORINができたことで、パン欲が満たされた。
私にとっては、充実した本屋さんと居心地のいいカフェと飲み屋、ステキな花屋さん、おいしいパン屋さん、品揃えのいい食料品店と酒屋さんがひとつずつあれば、とりあえず満足。
今ひたちで満たされていないのは、本屋さんとカフェ、飲み屋ぐらいかな?
なんといっても、歩いて行ける範囲に充実した本屋さんがないのが一番寂しい。

うちの近くに赤津水産のようなお店ができたらなぁ!

過去の記憶と未来のヴィジョンは同じ場所でつくられる

購読している「石井ゆかり@筋トレ」の「「記憶」と「未来」は、同じキッチンで。 1/2」で石井ゆかりさんが紹介していた以下の引用がこの2、3日ずっと頭にある。
 

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ヘンリー・モレゾンは、15歳の誕生日に初めて大きなてんかん発作を起こした。(中略)激しいけいれんに見舞われる未来を突きつけられて、ヘンリーは実験的な手術を受けることにした。脳の両側頭葉の中央部分を(海馬も含めて)切除する手術である。
ヘンリーの発作は治まったが、悲惨な副作用がともなった。人生の残りの期間、彼は新しい記憶をいっさい確立できなかったのだ。
しかし話はそこで終わらない。彼は新しい記憶を形成できなかった上に、未来を想像することもできなかった。
 
記憶の目的はたんに過ぎたことを記録することではなく、私たちが未来へと前進できるようにすることでもある。明日ビーチで経験することを想像するとき、過去からの情報を再結合することによって想像上の未来を組み立てるのに、とくに海馬が重要な役割を果たす。
(『あなたの脳のはなし』デヴィッド・イーグルマン 早川書房より)

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記憶と未来についての想像は、脳の同じ場所(海馬)で行われている。
未来のヴィジョンは、過去の記憶を元に組み立てるしかない。
過去の記憶も未来のヴィジョンも、現在頭の中にある過去の記憶の断片を組み合わせて作られたものという意味では同じ。
ここに過去を振り返る意味を説明する際のキーポイントがあるように思う。
この辺りをうまく説明できれば、大煙突マップを片手にまちあるきをする意味が伝わるのでは?と感じている。
 
そろそろ、「大煙突マップで何をしたいのか?」をKJ法の花火を使ってまとめる機が熟してきたのかな。

秋の水戸黄門マラソンで3時間40分切りを!

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7年前の今日が初フルマラソンだったんだ!
その時のタイムは3時間52分40秒。
それ以来、勝田3回、つくば2回、霞ヶ浦1回の計6回フルマラソンを走り、ベストタイムは2014年つくばの3時間49分23秒。
最初のフルマラソンから3分縮めただけか。
前回のフルマラソンは、2015年のかすみがうらマラソン
あの時は、練習をほとんどせずに参加してえらい目に遭った。(4時間38分47秒)
 
次のフルマラソンでは、しっかりと準備をして、3時間40分を切りたいな!(この秋の水戸黄門マラソンに出るかどうか、迷うところ)
かすみがうらマラソンは、なかなかいいコースだから、あの時の印象を払拭すべく、もう1回走りたいな。(来年走ろうかな?)
 
チーランニングに出会ったのは2015年11月だから、フルマラソンはチーランニングのフォームではまだ走っていない。
3ヶ月間しっかりと準備し、チーランニングのフォームで、心拍をきちんと計りながら走ったら、3時間40分は切れそうに思う。
体重も60kg台に戻して。(1kg減らすと3分縮める効果があるとのこと)
こう書いてくると、今年トライしてみたくなってきた。

十分に時間を確保してちゃんとしたものを作り続けるには

ちゃんとしたものを作るには、十分な時間が必要。
その時間を確保するために、取捨選択をしてやることを絞り、効率化できるところはできるかぎり効率化するということなんだろうな。
 
村上春樹さんの以下の言葉を自戒の念を込めて時々思い出す。
 
「人生にはどうしても優先順位というものが必要になってくる。時間とエネルギーをどのように振り分けていくかという順番作りだ。ある年齢までに、そのようなシステムを自分の中にきっちりこしらえておかないと、人生は焦点を欠いた、めりはりのないものになってしまう」(『走ることについて語るときに僕の語ること』p.107-108)
 
以下のことも大切だなぁ!
 
「継続すること—リズムを断ち切らないこと。長期的な作業にとってはそれが重要だ。いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。しかし弾み車が一定の速度で確実に走り始めるまでは、継続についてどんなに気をつかっても気をつかいすぎることはない」(『走ることについて語るときに僕の語ること』p.16)
 
すべては日々の積み重ねによってのみ得られる。
日々積み重ねるためには、習慣化して、やる気とかそういうレベルでではなく淡々と日々できるようにすることが肝心なのだと思い、習慣化にトライしています。

何をどうやるかではなく、やるかやらないかの段階に来ている

昨日朝のお散歩ランをしながらふと思ったのは、「いろんなものが何をどうやるかではなく、やるかやらないかの段階に来ているのだ」ということ。
ひたちに移り住んでからの9年間でやり続けてきたテーマは、耳と聲プロジェクトとひたち帖、考えを深める会の3つ。
そして、マラソンと自然菜園。
これからの5年間もその延長線上でコツコツやり続ければいいと思っている。
やりたいことはすでにあり、そのやり方もわかってきている。
あとはやるかやらないか。
何にどれだけの時間をかけるか、その選択の問題だけなのだ。
今年のテーマは「内側から時を満たす」。
そういう日々を送り続け、年末に今年の10大ニュースとして何を挙げているのか、どんな風景が見えているのか、楽しみです。
 
ただ、お金をどう稼ぐか、という部分は見えていない。
今やっている大煙突マッププロジェクトをしっかりとやりきれば、次はきちんとお金になる仕事と出会えるだろうと予感はしているのだが。
別に大金持ちにならなくてもいいけれど、気兼ねなくハートランドビールを飲み、好きな本を買い、気軽に旅に行けるくらいは稼ぎたいものだが、そんな日はいつ来るのだろう?

町の中に里山をつくる

今日は午後十王の県北生涯学習センターで「人生フルーツ」という映画を観ました。

http://life-is-fruity.com/

この映画は、自分が設計したにも関わらず、理想と大きく離れてしまったニュータウンの中に300坪の土地を買い、自宅と雑木林・キッチンガーデンをコツコツと作り続けた建築家夫婦のお話で、とてもいい映画でした。

自分のいる場所で何ができるか?

町の中に雑木林とキッチンガーデン(里山)をつくる。

これは一生をかけてやってみたいテーマですね。

このご夫婦にひかれるのは、夫婦二人でできることを50年間コツコツとやり続けてきたということ。

うちの場合も、そういうスタイルがいいのかもしれませんね。

共楽館一帯を町のポータルミュージアムに


共楽館を考える集いの方々と話をしていたら、ここをまちの駅として活用しようというアイディアがあったそうだ。
確かに日立中央ICを降りてすぐのこの場所はそういう場所として最適かもしれない。
一昨日講座でお話をうかがった八戸の「ポータルミュージアム はっち」のような存在に共楽館と斯道館がなったらおもしろそう!
八戸ポータルミュージアム
中里のリンゴや野菜もここで売ればいい。
この前の鉱山電車の軌道跡をたどってのまちあるきで日立駅から共楽館までかつてあったルートが実感できました。
共楽館から大雄院通りを通ってかみね公園までのルートもつなぎ、日立駅から周遊するような感じで歩いて楽しめるようになったら、素敵だろうな!
大煙突マップ未来版ではそんなワクワクする未来を描いてみようと思います。