ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

ハミングは自分の身体と手軽にコンタクトを取れるツールです。

今日は東京に出かける日。
いつものように息子と妻を送り、畑に寄ってから家に戻ると、もう8時半。
乗る電車は9:16。駅までは歩いて25分。
超高速で洗濯物を干し、洗い物をして身支度を整えて家を出る。
歩いていては間に合わないので、駅まで走った。
こういう時に心がけているのは、フォームを崩さないことと息が上る前に歩くこと。
この2つの条件を守れば、心拍は上がり汗はかくが、あまり後に残らない。
無事発車10分前に駅に着いた。

日立に暮らし始めてから7年間、毎年ハーフマラソンやフルマラソンを走っている。
大会に出ると決めないとなかなか練習しないので、まずはエントリーしてそれに向けて練習する。
練習を十分に積めた時はいいのだが、練習不足のまま大会の日を迎えることも多い。
以前はそんな時、無理をし過ぎて足を痛めてしまうことが多かった。
しかし、心拍計を付けて走るようになってから、そういうことはなくなった。
走り始めてからフォームだけは崩さないように走る。しかし、心拍数が170を越える速さで走り続けると苦しさのあまりフォームが崩れる。
練習していないと自分が思うよりも早く心拍数は170を越える。
そこで走るスピードを落とし、心拍数が落ちるのを待つ。
それまでは頑張り過ぎて心拍数が限界を超える速さで走り続け、自滅していたのだ。
本当は心拍計を付けなくても、自分の無理を感じられるといいのだが、どうしても頭が先行して無理をしてしまう。

普段の生活の中で心拍計に当たる役割を果たしているのが、ハミングであり、自分の声を意識することだ。
無理をして疲れている時はハミングが心地よくできないし、声に力がなくなる。
それでもやらなければならない時は、息を深くして聴き取りの姿勢を心がける。
そして、区切りがつけば休む。
しばらく休んでハミングをしてみる。
ハミングが心地よくできれば、もうだいじょうぶ。

ハミングは自分の身体と手軽にコンタクトを取れるツールです。