ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

4/23の「耳と聲の会」は「心に届く声に出会う」場です。

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講師の方々と相談し、4/23(土)の「耳と聲の会」のチラシを修正しました。
4/23の会では「心に届く声に出会う」をテーマに、あなたの伝えたい言葉を自然に相手に伝えるためのお話を実践を交えてお伝えします。

「身体を正しく使えるようになると何が変わるのかというと、いつの間にか知らない間に良い声が出ているのです。あなたは気がついていないかもしれないけれど、身体を正しくボディコントロールして使うことによって、自然に良い声が出てくるようになるのです。だからこそ博士は、「声そのものがあなたの人格です」と言っているのです。
人格というのは、ナチュラルなものの上に組み立てられたもの。不自然な状態の上にできているのは、その人の本来の人格ではないのです。ナチュラルな声が出ているということは、自分に対して誠実であるということ。そこが大切なところです。それが、自分を受け入れているということなのです。自分の身体を否定してはいけない。受け入れる。そこに愛がなければ受け入れられない。常に自分に対してやさしくいることです。

ー声にはすべてが表れているということですよね。

そうです。人格です。怒っている時にやさしい声は出せないし、とても嬉しい気持ちの時に怒った声は出せないでしょ? 声はその時のありようです。
すべての人の声は一人一人違うのです。その人にとってナチュラルな声を持てた時に博士は「あなたは本当の自分に巡り会えましたね」とおっしゃいます。自分らしいということは、ニュートラルに生きていくということではないでしょうか。
自分が本来持っているものを大切にする。あなたはこの世に一人しか存在しないのですから。それが、あなたがこの世に存在する大切な意味なのです」(『耳と聲04 自分の身体をやさしく使う』日原美智子、p.21〜22)
http://ear-voice.info/04.html

身体を正しく使えるようになると良い声が出ます。
良い声が出ている時は、自分に対してやさしく、自然体になれている時です。
声にはその時の自分の有り様が表れているので、声に意識を向けることで自分の状態を知ることができます。