ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

「できないこと」を自覚することは、他者との関係性を紡ぎ出す新たなチャンスにさえなる

「自分には何ができて、何ができないのか」「誰に、どれだけの助けを借りれば何とかなるのか」をふりかえることができれば、「できないこと」を自覚することは、他者との関係性を紡ぎ出す新たなチャンスにさえなるのではないか

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本当にそうだな!と共感。

日々の積み重ねによってのみ得られる

そうしたひとはたいてい、
だれにでもできるような
目の前にある簡単なことひとつを
やり続けることができないからです。
 
その、やり続けられない理由は明白で、
ひとことでいえば、
未来の夢や目標に気を取られて、
目の前にある簡単なことひとつが大切にできず、
いまの自分自身を見失ってしまうからです。

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本当にそうだな!と思う。
「日々の積み重ねによってのみ得られる」ということなのだと思う。

豊かな記憶をベースに今を心豊かにいき、ワクワクする未来を創造できる

「思い出したら思い出になった」(糸井重里
思い出さなければ、思い出にはならない。
思い出すことで豊かな記憶がつくられる。
その記憶をベースに今を心豊かに生き、ワクワクする未来を創造できる。

大好きなものを、大好きな人たちに知ってほしいという、シンプルな思い

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私自身も関係人口をどんどん築いていきたいという思いがあるので。
今回のツアーには「どんなコンテンツで人を惹きつけるの?」と若干リサーチめいたヨコシマな考えもありバレエ
純粋参加者というだけでなく、ちょっと遠くからこの旅で起こっている出来事を眺めるような感覚も同時にもちながら一日目を過ごしていたのですが。
それぞれの土地の魅力として、自然の豊かさや、食べ物の美味しさ、昔ながらの風景といった観光資源はたくさんあるのかもしれないけど、それって言ってしまえば日本全国どこにでもあるものだし、本当にユニークなものなんて実はそんなにないから差別化の材料になんてなり得ないだろうし、もはやコンテンツで人は呼べないだろうなって思ってて。
でも、萩で過ごした一日目に出会った人たちとの間に生まれた関係性ってやつだけは確かで、既にぐいぐい惹きつけられている自分にも気づいていたから、だいじなことはきっとこの集まりにあるなって思えた。
「移住!定住!」なんてギラギラ求めても人は遠のくばかりでチーン
自分の大好きな土地とご縁を感じてくれる人が一人でも増えてくれたらと願う私たちにできることは
大好きな土地をさらに耕していくことと、「ここがいいな」って選んでもらえたときにちゃんと受け入れられる。サポートできる体制を自分たちで作っておくことだけなのかなぁとなんとなくだけどストンと腹落ちした萩の夜だったのでした


関係人口を増やすためには、やっぱり自分の町が好きだという人が増え、その人が訪れてくれた人を大切にもてなす、それを行政はサポートするということなのかな?
 
「大好きなものを、大好きな人たちに知ってほしいという、シンプルな思い」が人の心に響くのだと思います。

人を想う、“贈る”ことから始める経済

「不安いっぱいの大学生、クルミドコーヒーで働く。 “贈る”ことからはじめる毎日の中で出会った”自分らしさ”とは?」
greenz.jp

素敵な体験記。
以下、心に残った文章の抜粋です。

「クルミドコーヒーで大切にされていることの一つに、「贈ることから始める」という心持ちがあります」
「人を想う、“贈る”ことから始める経済」
「誰か一人がすべてを決めてマニュアルをつくるのではなく、みんなで考えてみんなで贈ることを大切にしている」
「“贈る”ことから始める経済は、実はお店にとってもお客さんにも、そしてスタッフにとっても良い循環になっているのだ」
「時間はかかるかもしれないけれど、森が育つように、ゆっくりと関係を育てていきたいという想い」
「人の想いを受け取って、その想いをまた次の誰かに伝えることの面白さ」
「誰かがその人らしく伸びてゆくところを、応援したい。私はそういう人の想いを受け取って、必要とする人の心に届けたいのかもしれない」
「目の前の人を大切にし、“贈る”ことを大切に毎日を過ごしてみる。すると、“贈る”ものや方法に私らしさが現れてくる。それが“私らしさの種”になり、まわりとともに生きる喜びになるのだ」

内側から時を満たし望む未来に移行する

「急ぐことはない。かといって、怠けるのでもない。
一日、一日、小さな自分の、小さな命で、全身全霊「部分」を生き抜く。そうして局所を徹底的に生き抜く生涯だけが、人間を超えた大きなものを彷彿させる力を持つのだ」(森田真生)

この文章が、まさに私が「内側から時を満たす」という表現で今年の一番の目標として掲げた内容を表現してくれている。
森田さんは、やっぱりすごいなぁ!

この森田真生さんや木村俊介さんなど、この人の本は後世に残っていくだろうなと思う人は確実にいる。

同じように一見行き詰っているように見える町の中にも光はあるはず。
その光を見出し、意識を向け、育てていくことで町は変わっていくんじゃないかな?
やるべきことは、今ここにある光を見い出すこと。
(よそから何かを持ってくることではない)
その光を育てるためにはどうしたらいいかを考えるために参考になる事例をよそから持ってくることはあるにせよ、あくまで光は今ここにある。

「「あ、これは未来だ」と思わずハッとすることがあります。
未来って、いつも、 現在のなかにすでに含まれています」(糸井重里

何を見るかによって、自分の生きる世界は変わる。
発見した未来に意識を集中し、その解像度を上げていくことで、自分の生きる世界が望む未来に移行していくのでは?

考えるために書く

「自分への取材が人生を変える」(はあちゅう
cakes.mu

「書く」というのは、伝えるためというより、自分を知るためにという側面が大きいように感じています。
書くことで考える。
考えたことが外に出ることで、自分もその考えを聴くことができる。
そして、違和感を感じたら、よりピッタリした表現を探す。
その繰り返しで自分の考えがハッキリしていく。
書くとは、自分との対話。
 
「図解を作りながら考えを深める会」では、この過程を複数人でやるので、対話により別の観点が加わり、考えがより深まっていきやすいと感じています。