ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2/6のKJ法ワークショップを終えて

2/6に東京でKJ法を伝えるワークショップを久しぶりにやった。
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KJ法の「花火」技法で2019年を描きながら、KJ法を身につけていただくという趣旨の会だ。
午前中に「どんな目標を立てれば、毎日をワクワクと過ごせ、結果的に実り多い一年になるのか?」を皆で図解を作りながら考えた。
(実際には延びて、午後までかかったが)
KJ法は、それを使う感覚が肝で、その感覚は一緒に図解を作ることでしか伝わらないと思っているので、私が中心となって一緒に図解を作った。
そして、午後、個々人が午前中に学んだ「花火」技法で2019年を描きながら、その感覚を確かめるという流れにした。
 
配布した資料は54ページ、それに補足資料として「正解のない問題に答えを見出していくのがKJ法」というA4一枚の資料、加藤哲夫さんの「多様な意見やアイディアが消えていくワークショップ」という資料を付けた。
 
ワークショップのプログラム自体は、2011年から5回担当した社会教育主事講習会での学習の振り返りプログラム(100人規模を対象)でブラッシュアップしてきたものなので、特に心配はしていなかったが、会場の都合でそのプログラムを9時半から16時という短い時間の中で完了させなければいけないという制約に不安を感じていた。
案の定、駆け足になったり、完全に個人図解を作りきるところまで行かなかったりはしたが、とりあえずはグループ作業で図解を作り(最後は私が仕上げた)、参加者のみなさんに図解を作っていただいて、各人がその内容を発表して終了することができた。
 
私としては、伝えられた部分はあったものの、伝えきれなかった感が残ったのだが、その後参加者のみなさんがシェアしてくださった感想や体験を読むと、KJ法を使う感覚はしっかりと伝わったようで、早速自分でやってみようとされている様子が嬉しかった。
 
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今までいろんな場で一緒に図解を作ったり、KJ法を伝えたりしてきたが、ここまで深く受け取っていただけたことはないように思い、しみじみと余韻にひたっている。
 
しかし、まだKJ法を使う感覚を十分に伝えきれない感は残ったので、これを機に2013年から休止している「図解を作りながら考えを深める会」を再開しようと決意した。
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今のところ、基本的には東京で毎月同じ日に(第3水曜日)、同じ場所で(できれば谷中のコーツトカフェで)やろうと思っている。
13時頃から17時頃までかけて、参加するみなさんにとって切実なテーマについてKJ法の花火という手法を使って図解を作りながら考えを深めていく。
 
※2012年から2013年にかけてやっていた時の様子をブログに書いたのを読んでいただければ、どんな感じか伝わるかな?
munaken.hatenablog.jp

 
定員は私も含めて6人にする予定。
 
今年は、月に1回「図解を作りながら考えを深める会」を、3ヶ月に1回KJ法講習会を開いて認知度を高めつつ、適宜個人やグループ、会社からKJ法を使って考えをまとめる場のファシリテーションを受けるという形で、KJ法を仕事の柱に育てていこうと思っています。