ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

多段ピックアップの効用

KJ法では、原則として出されたラベルを切り捨てることはしません。
しかし、ラベルの枚数とまとめにかかる時間はほぼ正比例するので、まとめにかけられる時間に応じて元ラベルの枚数を絞る必要があります。
※私の今のだいたいの感覚では、BS→図解化に元ラベル20枚だと2時間、30枚だと3時間、40枚だと4時間という感じです。
多段ピックアップでは、切り捨てるのではなく拾い上げるという感覚でラベルを選んでいきます。
多段ピックアップには時間の節約だけではなく、ラベルの精選という効果があると感じています。
自分の中から出てきたラベルでも、頭のレベルのラベルから肚の底から出たラベルまでいろんなラベルがあります。
多段ピックアップすることで、自然とより深い、自分の心にぴったりくるラベルが精選され、くっきりしてくるという感覚があります。
多段ピックアップのやり方は、以下の図の通りです。