昨日、キープランニングの木下さんにiPhone上で「写真・位置情報管理データベース」を見せていただいたので、早速、自分でもトライしてみた。
FileMakerGOのソリューションだ。
FileMakerGOでは、iPhoneのGPS情報を直接は取り込めないので、Webビューアを使って緯度と経度を取得する旨、木下さんから伺った。
それをヒントにネットで調べたら、以下のページに位置情報を取得するサンプルがあったので、ダウンロードして中身を見てみた。
http://www.supportgroup.com/explore/geolocation-with-filemaker-go/
Webビューアに以下のJavaScriptを表示させ、経度、緯度、精度を取得するようだ。(スクリプトの内容は、まだ理解できていない)
<!DOCTYPE HTML> <html> <head> <script type="text/javascript"> function handler(location) { var message = document.getElementById("messageArea"); messageArea.innerHTML="<p>Latitude: " + location.coords.latitude + "</p>"; messageArea.innerHTML+="<p>Longitude: " + location.coords.longitude + "</p>"; messageArea.innerHTML+="<p>Accuracy: " + location.coords.accuracy + "</p>"; } function getLocation() { navigator.geolocation.getCurrentPosition(handler); } </script> </head> <body onload="getLocation();"> <div id="messageArea"> Location unknown </div> </body> </html>
Webビューア(オブジェクト名「web」)の値を「GetLayoutObjectAttribute ("web";"content")」で取得し、その値から緯度、経度、精度を取得する。
iPhone上で「Get Location」ボタンをクリックして位置情報を取得した状態が以下の画面。
この画面で「View on Map」ボタンをクリックすると、Googleマップでその場所を表示させることができる。
これに、写真を表示させるオブジェクトフィールドとコメント欄を追加してみた。
「Take Photo」ボタンをクリックすると、位置情報を取得し、オブジェクトフィールドに移動し、「写真を撮る」ボタンが表示される。
写真を撮るとオブジェクトフィールドに保存される。(コメントも入れてみた)
このソリューションは、かなり応用範囲が広いだろう。
木下さんは「屋外でのフィールド調査や運行管理や訪問記録などの業務」に利用できるのではないかと考えているそうだ。
地域の情報を手軽に登録するツールとしても活用できそうだ。
本日18時からアップルストア仙台で、木下さんが「FileMakerで作る写真・位置情報管理データベース」というテーマでセミナーを実施する。
FileMakerで作る写真・位置情報管理データベース | Facebook
多少無理をしてでも、昨日泊まって、聴きたかったなぁとチョット後悔。(^^;