ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

当事者の知識を智恵に変える

経済システムを動かしているのは、包括的な知識とか統計的に集計された大きな知識ではなく、社会のさまざまな場面に従事している個々人が、それぞれ不完全なままに、お互いに矛盾するものとして分散的に持っている知識である。(ハイエク1945)
このような知識あるいは情報は、それが発生する特定の場面・場所などの文脈に依存する。それぞれは限定的であるが切実感があり、どんな専門家だろうと技術者だろうと、誰か一人がすべてをもっているというものではない。ハイエクは、重要な情報は「当事者」が分散的に持っているというのである。
(『ボランタリー経済の誕生』p.46)

当事者の情報をウェブ上でいかに結集し、智恵に変えていくかがメディアクラフトのテーマだ。
マティスメソッドのウェブサイトとして、以下の3つを制作する予定だ。

  • マティスメソッドのノウハウをまとめるサイト
  • マティスメソッドの運営側のコミュニティサイト
  • CAV受講者のためのコミュニティサイト

コミュニティサイトで出た情報をいかにノウハウをまとめるサイトに反映するか、いろいろと試してみようと思っている。