ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

ブランドタッチ

画面だけを見て、キーボードを見ずにキーボード入力することをブラインドタッチという。
パソコンを使い始めるときに、このブラインドタッチを身につけられるかどうかが、その後、パソコンを抵抗なく使い続けられるかの大きな分かれ目になると感じている。そのため、私は、パソコンの導入サポートを頼まれると必ず、一番最初の段階でブラインドタッチの練習をしてもらう。
その時に、いつも使用する教材が「ラクラクキーボード速修法」だ。これは、KJ法の先輩である増田忠士さんがKJ法でミスタイプの事例を分析することから作り出した、偉大な教材だ。この教材は、以下の3つの原則を元に作られている。


・教える側がどんなに工夫しても「練習」は本質的につまらない
・指の運動能力の良い順に整理して練習すると、早くブラインドタッチになる
・アカデミックなホーム・ポジションからの運指法には無理がある


私が使用しているのは、テープ教材だが、増田さんは、増田式キーボード学習法を確立し、その考え方を元に数十ものキーボード入力マスターのための教材を開発している。その詳細に関しては、増田さんのホームページを参照してほしい。
http://homepage3.nifty.com/keyboard/index-kb.htm


キーボード入門者のための教材だけでなく、ブラインドタッチはもうマスターしているが、より速く、正確な入力ができるようになるための教材もある。


また、歌いながらブラインドタッチをマスターするための教材なんていうのもある。


増田さんは、この学習法を元にした教材から、年間数百万円もの収入を得ているそうだ。ひとつコアとなる技術を開発するというの、すごいことだなと思う。


それはさておき、先生にこの教材を使って2時間半ほど練習してもらった。その結果、見事、先生は、ブラインドタッチをマスターできたようだ。
まだ速度はそれほど速くないが、実際にメールを打つなどして使っていれば、思考の速度で入力できる日もそう遠くはないだろう。
とりあえず、先生のパソコン導入は、順調に進められていると思う。