ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

考えを深める会

ワークショップ「自分の喜びのコアを見つけよう!」

8年前の9/18、宇都宮で開催された「自分の喜びのコアを見つけよう!」というワークショップのファシリテーターを務めました。 友人のキクアツが主催したワークショップです。 キクアツとは、その年の6月末から開催された、西村佳哲さん主催の女神山での5…

図解001【こうして仕事にやりがいが感じられなくなっていく】

1987年にKJ法を本格的に使い始めてからもう32年が経つ。 KJ法は、私にとって対話のツールとして始まった。 そして、その可能性を追求するために、「図解を作りながら考えを深める会」を始めた。 munaken.hatenablog.jp「図解を作りながら考えを深める会」は…

計画とは、未来のキャンバスに引く補助線なのでは?

「真っ白な紙には何も起こらない」というのは、先日参加した「場のシンポジウム2019」で「一階づくりはまちづくり」という講演をした田中元子さんの言葉だ。 「場に何かが起こるためには、適切な補助線を引くことが必要だ」と語ってくれた。マイパブリックと…

地域エキスパートになるための4つの問い

茨城県県北生涯学習センターで2020年1月〜3月に開催される「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」の進め方をコーディネーターとして考えています。 指定事業 - 茨城県県北生涯学習センターホームページ 講座の場を、講師から参加…

「地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」へのお誘い

来年の1月から3月、県北生涯学習センターで「県北を発信しよう!地域エキスパート養成講座~出会い・対話篇~」のコーディネーターを務めます。 http://www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp/?page_id=267www.kenpoku.gakusyu.ibk.ed.jp 県北地域で魅力的な活動を…

一緒に図解を作り、その人のことを十分に聴くところから

「地元を大切に想う気持ちから始まる地域活動。スポーツがつなぐ人の力で街おこしを|ココロココ」 cocolococo.jp 昨日、彼女の活動のトキメキの根源を図解を作りながら考える会をマンツーマンでやりました。 図解を一緒に作るとその人のことがよくわかりま…

1泊2日で「一年を振り返り次の一年を描く」ワークショップを

「一年を振り返り次の一年を描く」というテーマなら、時間があるなら1泊2日でやるのがベストでしょうね。 <1日目> 12時頃集合 一緒にランチを食べながら、近況のシェア 13時半頃から16時半頃の3時間で「一年を振り返る」図解を作る 16時半〜17時 評価…

2/6のKJ法ワークショップを終えて

2/6に東京でKJ法を伝えるワークショップを久しぶりにやった。 www.facebook.com KJ法の「花火」技法で2019年を描きながら、KJ法を身につけていただくという趣旨の会だ。 午前中に「どんな目標を立てれば、毎日をワクワクと過ごせ、結果的に実り多い一年にな…

2019年を描きながらKJ法を身につけるワークショップ

村上春樹さんの『村上ラヂオ』に「スーツの話」という文章がある。 その中の以下の文章をことあるごとに思い出す。 人間の実体というのはいくら年齢を重ねても、それほど変わらない…しかしそれとは逆に「べつに変わらなくてもいいや」と思っていると、不思議…

肚に落ちたとき自然と内側も外側も解決する

2006年1月、派遣で勤めていたマニュアル制作会社の契約が終了し、次の勤め先を探していました。 数ヶ月間、考え続けた末、自分の中で働く職場のイメージがはっきりした時、まさにそういう職場に就職することができました。 その時の経験から、「ありありとそ…

思いと夢を共有し、お互いに応援し合えるような場づくりを

「ひたちワクワク未来会議」でやろうとしていたことは、大切なことだと今もブログ記事のタイトルを見て思う。 munaken.hatenablog.jp でも、大きな絵を描いても、それはワクワクする未来を開く道へ導くことには直接はつながらないと実際にやってみて思う。 …

正解のない問題に答えを見出していくのがKJ法

昨日から考えていたKJ法による学びの振り返りプログラムの補足資料ができたので、こちらにも転載しておきます。 分類やアテハメでは解決しない問題に使うのがKJ法 問題には、正解がある問題とない問題があります。 学校では正解が既にあり、その正解を導き出…

答えのない問題に答えを見出していくのがKJ法

7/21の社会教育主事講習会での生涯学習概論の学びの振り返りプログラムが終わって、明日で1週間になる。 感想を書いていただいた付箋を読むと、かなり本質は伝わったなと思う反面、伝え切れなかったと感じる点もあり、7/30の社会教育計画の振り返りに向け、…

『夜と霧』を読んで考えたこと

FBでブログ「楽しい記憶の蓄積が生きる力の源になるのでは?」に内山さんが「「霧と夜」の中でビクトール・フランクルも同じ主旨のことを言っていました」とコメントくださったので、長年積ん読だった『夜と霧』を取り出し、昨日から読み始め、今朝読了した…

まちづくりアンケートのまとめはどうすれば活かされたのか?

「地域に隠されたさまざまな悩みや希望を集め、出てきた声」をまとめたのが2001年の札幌円山裏参道のまちづくりアンケートのまとめ KJ法でガッチリまとめたものだけれど、このまとめが現実に影響を与えることはなかった。 大きく描くだけではダメなのだろう…

「ひたちワクワク未来会議」を始動!

大煙突マップ未来版に向け、いよいよ昨日始動した。 うのしまヴィラの海音(シーネ)にコアメンバーとなっていただきたいと思っている3人の方に来たいただき、一緒にランチを食べながらミーティングをした。 unoshima-villa.com各々、自分の持ち場で確かな…

書籍版『耳と聲』を図解を作りながら描こう!

今日は、月に一度の耳と聲プロジェクトのミーティングに参加するため上京する日。 このブログは、常磐線の普通グリーンで書いている。 (行きは普通グリーン、帰りは高速バスというのが定番) 耳と聲プロジェクトも、今年で10年目。 2014年に小冊子『耳と聲…

「考えを深める会」は1泊2日でやるのがベストかな

昨日、県北生涯学習センターで図解を作りながら考えを深める会の2回目。 前回の話し合いを振り返り、3回目のパルス討論をして、意見を出し切り、そこから多段ピックアップして24枚の元ラベルに絞り、KJ法の花火という手法でまとめた。パルス討論多段ピック…

「ある町の高い煙突」映画化による風を活かす

図書館に行ったら、「ある町の高い煙突」に関するコーナーが入り口のところにできていて、大煙突マップも掲示され、朝日新聞の記事も貼られていました。 視聴覚センターの入り口にも、映画のロケの様子が写真で展示されています。 何と言っても、中村さんの…

「やりたいか」と「できそうか」の2つの軸で評価する

昨日、県北生涯学習センターで講師を務める「地域エキスパート養成講座」の担当者と副センター長と一緒に「地域エキスパート養成講座で何を目指すか?」というテーマで図解を作りながら考えを深める会の第1回をやった。 昨日は、テーマを巡ってどんどん意見…

図解はプロジェクトの原点となる

8年前に耳と聲プロジェクトメンバーで作った「声の本を描く」図解。 この図解が灯台のようにいつもプロジェクトを照らし、常に立ち戻れる原点となって、小冊子『耳と聲』全6冊を発行できた。 ear-voice.info プロジェクトのキックオフ時に図解を作ることで…

「図解を作りながら考えを深める会」2回コースのプログラム

今年の秋、県北生涯学習センターで開催される「県北を発信しよう! 地域エキスパート養成講座 文化・芸術編」のまとめの会の講師を務めることになった。 指定事業 - 茨城県県北生涯学習センターホームページ「地域エキスパート」とは、「県内外に茨城県北を…

私にとってKJ法は対話のツールとして始まった

ゴールデンウィーク前に石井さんとキクアツと上三川の家で飲んだ時に、石井さんから「宗形さんの転機となった出来事は何ですか?」というような質問を受け、その時はうまく答えられなかった。 今朝、やっぱり1987年の創造の広場(CS)との出会いが私にとって…

大煙突マップをどう次につなげていくか?

昨日、音訳の勉強会の後、クッチーナノルドの森さんに「大煙突マップ」を渡しに行ったら、お店はお休みだった。 ノルドの前にあるコトコト工房が開いていたので、久しぶりに訪問し西島さん夫妻に「大煙突マップ」を差し上げた。 西島さん夫妻は、同じ町内に…

深い理解が本当の変化を生む

www.facebook.com 深い理解がKJ法を使った図解づくりによって得られるのでは?という仮説を検証するため開催していたのが、図解を作りながら考えを深める会です。 考えを深める会を今年何らかの形で再開したいな!

考えるために書く

「自分への取材が人生を変える」(はあちゅう) cakes.mu「書く」というのは、伝えるためというより、自分を知るためにという側面が大きいように感じています。 書くことで考える。 考えたことが外に出ることで、自分もその考えを聴くことができる。 そして…

内側からものを見るか、外側から見るか

内側からものを見るか、外側から見るかの違いは大きい。 外側から見る人は、規模や他との連携など外的な不備を指摘する。 ローズガーデンは、小さく始めて、内実が育ってきたら規模の拡大を考えるくらいが自然な流れだろうと思う。 また、連携は、それぞれ独…

やりたいことをワクワクする未来を開くメソッドにまで仕上げる

以下は、会員制オンラインサロン「エッセンシャル・マネジメント・スクール」での西條剛央さんの「今日のちょっき」への私のコメント。 大煙突マッププロジェクトで私が目指しているのは、「やりたいことを現実をよりワクワクする方向に動かせる一つのメソッ…

言葉にするというのは、前に進むために必須のこと

「ことばにならない」ことを、 そこであきらめてしまうと、 次に行きたい(あるいは生きたい)ときに、 足を掛ける場が見つからなくなっちゃう。 だから、やっぱり、あきらめずに、 「ことば」を見つけては拾っておくのだと思います。 (糸井重里) この言葉…

町の大切な記憶を思い出し、未来を描くマップづくり

一昨日の「第3回 大煙突マップでまちあるき」終了後、JWAYのインタビューで「このマップをどういう風に使ってほしいですか?」と聞かれたのだが、その場では自分で納得のいく回答ができなかった。 「このマップを手に行政と市民、企業がお互いの立場を離れ…