日立駅に向かう道を歩いていたら、見知った顔が向こうから歩いてきた。
数年前、県北生涯学習センターで担当したマップづくり講座に参加してくださり、その後も、大煙突マップやひたち里山マップ制作のためのまちあるきに参加してくださった田上さんだ。
声を掛けると、郷土博物館まで歩く途中だという。
田上さんは、車を持たずに歩く人だ。
ちょうど連絡を取り、地域エキスパート養成講座や高原ガイドブック制作のためのまちあるきにお誘いしようと思っていたところで偶然会えるとは!
これは、シンクロニシティ!?
私が今考えている、マップとガイドブックと案内人の組み合わせでまちの魅力を伝えることを事業化したいということを端的に伝えることができた。
この枠組みは、高原だけではなく、大煙突マップや日立アルプス協議会でも実践してみたいこと。
ひいては、『ひたちのまちある記』もその枠組みに移行させたいと思っていて、今週金曜日に美咲さんに会って、その話をしようと思っている。
ボランティアでやるのではなく、事業として自分も含め地域にお金を落とす形にすることが肝心だと思っている。
そのためにも、どういう構想でやるのか一枚の図解にまとめ、しっかりと説明できるようにしないといけない。
それが今の課題だ。
大切な居場所を守る根拠と論理を
「安全や効率化を求めることで切り捨てられてしまうもの、それこそが街の居心地を支えている大切なものだ。それを大切にする根拠と論理を明らかにしたい」という問題意識は、20年前に札幌の円山裏参道でまちづくり活動をしていた頃からずっと持ち続けています。
munaken.hatenablog.jp
今、清水博さんの本を読み、場のシンポジウムや哲学カフェにも参加したのは、その根拠と論理を場の理論が与えてくれるのでは?という可能性を感じているからなんでしょうね。
近代文明からの転回 (シリーズ文明のゆくえ―近代文明を問う)
- 作者: 清水博,梅原猛
- 出版社/メーカー: 晃洋書房
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: 単行本
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地方自治体に適正規模な人員配置を
地方の未来を考える議論の前提として小熊英二さんのこの論は、読んでほしい。
www3.nhk.or.jp
地方自治体は、公務員を減らし過ぎたんですよね。
公務員が暇だというのは昔の話。
常時残業をしないと回らないというのは、異常な状態で、そんな忙しさの中で新しいことや意欲的なことなどできるはずがない。
ゆとりこそが生産性を上げるためには必要だということは、ソフトウェア開発の世界では自明なこと。
- 作者:トム・デマルコ
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
雑談こそが大切なのに、妻の働き方を見ていると雑談する余裕すらない。
note.mu
2012年に妻の職場の同僚2人がわが家に来て、妻と3人で「職場の人とどう関わったらいいか?」というテーマで「図解を作りながら考えを深める会」をやったことがあります。
その際も「人員不足のため、仕事のためのコミュニケーションすらとる余裕がないときがある」という現状が出てきました。
そして、たわいのない話や会話が関わり方のベースであり、糸口になるのに、仕事以外の話を認めない上司がいて、かえって仕事の質と能率が上がらないという意見が出たのが、印象的でした。
地方自治体は、適正な人数の人員を配置し、もっと住民と一緒に考えて施策を進めていけるような、余裕のある態勢にすることがまず大切だと思います。
風邪を無事経過させたいな
昨日、風邪がとうとう喉にきて、声が変になってきた。
風邪の漢方チャートを見返し、甘草湯をお湯で溶いて飲み、早めに寝てしまった。
23時前に目が覚め、喉がイガイガして身体が冷えていたので、塩番茶でうがいし、葛根湯で身体を温める。
三年番茶を温め直し、ひたすら飲む。
お風呂に入って少しスッキリ。
でも、まだ喉と鼻、胸のあたりにモヤモヤがある。
身体を整えるため、一本足の下駄で近所をひと回り。
咳や熱に移行せずに、無事風邪を経過できるといいのだが。
Twilogで「風邪」と検索すると、有用な情報がいろいろと出てくる。
備忘録的にここに貼っておこう。
「風邪(インフルエンザも含む)を引いたときの整体的過ごし方」https://t.co/6Xt2nfWo9R
— 宗形憲樹 (@munaken) January 24, 2019
足元をポカポカにする、水分をしっかり摂る、ホッとさせる
という辺りがやってあげられることかな?
私は風邪をひくたび『風邪の効用』を読み返しています。https://t.co/7cgipbNVK9#身体を調える
やるべきことを書き出して、頭の中を整理して、よく眠るだけで、たいがいのことはうまくいくのに、そんなことができないくらいテンパると、風邪をひきます。うまくできています。さあ、明日着ていくものを用意しよう。服を迷わずすかっと出かけよう。
— 田口ランディ(Randy Taguch) (@randieta) December 4, 2017
喉が潰れた人にオススメなのだが、切った大根に大量のハチミツをかけて放置すると謎の汁がドバドバ生成されるのでそれペロペロ舐めてると本当に信じられない速度で喉が復活します。風邪の人にもオススメですよ。 pic.twitter.com/cS5jCDjMcy
— D-YAMA / ちょろやま (@choroyama) August 13, 2017
起きたらのどが痛かったので、甘草湯でうがいし、葛根湯を飲む。https://t.co/NYkrmmGifJ
— 宗形憲樹 (@munaken) July 26, 2017
ここで風邪で寝込むわけにはいかないので、初期対応として。#身体を調える
「風邪予防には手洗い・うがい・加湿が大切…インフルエンザウイルスは湿度60%以上で死滅するので、この時季は窓が結露するくらいに室内を加湿するのが正解です」https://t.co/1Bs26in9oz#身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) December 28, 2016
「風邪というのは鈍った体に対する特効薬…偏り疲労の潜在個処、その弾力を欠いている処、そこを治せば風邪はいらなくなって治ってしまう…普段から一番疲れが溜まっている処、普段余分に使っている処、そこに手を当てて感応をはかればいい」(『風邪の効用』野口晴哉、p.34) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) January 20, 2016
「体を使っている中に、或る一部分が偏り疲労の潜在状態になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引き、風邪を引いた後、回復してくる…風邪は病気というよりも、風邪自体が治療行為ではなかろうか」(『風邪の効用』野口晴哉、p.20) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) January 20, 2016
「「漢方」と「温灸」は本当に風邪に効くのか 不調のサインが出たらすぐに対処すべし!」(若林理砂):「未病」か「前已病段階」で対応するのが肝心。 #身体を調える https://t.co/KEWwtzVwAT
— 宗形憲樹 (@munaken) December 3, 2015
「風邪を全うする要領:体を弛めること…冷やさぬこと…温めること…発汗は引っ込めないこと…風邪の全行程における急所:平温以下の時期を安静にする…平温に復したらすぐ起きる…水分を多い目にとる」(『風邪の効用』野口晴哉、p.174) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) November 30, 2015
のどの炎症・せき・痰がひどくなってからの風邪の漢方チャート http://t.co/ho75gcSYSF #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) February 11, 2015
葛根湯以外の風邪の漢方チャート http://t.co/cY6waEPyZc #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) February 11, 2015
風邪気味でせきが出るので、朝ごはんにレンコンのスープを作ってもらいました。 #身体を調える #ひたち歳時記 http://t.co/UljcUEb9IE
— 宗形憲樹 (@munaken) December 18, 2014
今、風邪をひくわけにはいかないので、「前已病」段階から「已病」段階に移行するのを漢方薬とペットボトル温灸でこらえています。 #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) December 3, 2014
【養生予報3】風邪予防に手洗いうがい忘れずに。ただの水うがいでOK。http://t.co/DudowMB2cH 防寒をしっかりと。首周りを守りましょう。ポケットには葛根湯or桂枝湯。ぞくっときたらあたたかいお湯やお茶で服用。足元はハイソックス。重ね履きよりハイソックス。
— 若林理砂 (@asilliza) November 19, 2014
【養生予報3】風邪ひき増えています。防寒をしっかりと。首周りをまもるだけでだいぶ違います。ポケットには葛根湯or桂枝湯。ぞくっときたらあたたかいお湯やお茶で飲んでね。足元はハイソックス。重ね履きよりハイソックス。夜遅くなる方は貼るカイロも持ってったらどう。帰宅時肩甲骨間に貼ろう。
— 若林理砂 (@asilliza) November 17, 2014
「背骨に気を通すということだけで、とにかく40年間、私は自分の体を整えて来ました。下痢をした時は腰で息をする、風邪を引いた時は自分で胸椎に息を吸い込むという、それだけで済んできました」(『風邪の効用』野口晴哉、p.31) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) April 9, 2014
「背骨に気を通すと通りの悪いところがある、そこが偏り疲労の個処であり、それに一生懸命行気をし、そこで呼吸をする。それでも通りの悪い処があれば人に押さえてもらう。私は大抵の場合、活元運動をやってしまう」(『風邪の効用』野口晴哉、p.30) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) April 9, 2014
「体を使っている中に、或る一部分が偏り疲労の潜在状態になって、そういう部分の弾力性が欠けてくると風邪を引き、風邪を引いた後、回復してくる…風邪は病気というよりも、風邪自体が治療行為ではなかろうか」(『風邪の効用』野口晴哉、p.20) #身体を調える
— 宗形憲樹 (@munaken) April 9, 2014
「風邪を治すのには適温より五分から一度、熱い湯に入る。適温から五分ないし一度というのはとても熱く感じるが、時間は半分にして短くする。…パッと出てくる。それで赤くならない片足だけもう一回突込むということをやれば、風邪は簡単に経過する」(『風邪の効用』野口晴哉)
— 宗形憲樹 (@munaken) March 8, 2010
「普段から一番疲れが溜まっている処、普段余分に使っている処、そこに手を当てて感応をはかればいい。それだけやればいいのです。だから風邪の操法の説明としては潜在疲労個処に対する愉気です」(『風邪の効用』野口晴哉)
— 宗形憲樹 (@munaken) March 8, 2010
できるまでやり続けられるかが勝負
時々、以下のページの岩田聡さんの言葉を思い出す。
www.4gamer.net
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「新しい挑戦をしようとする…最初に賛成するのは2割,反対するのも2割くらい…頑張って努力していると,残りの6割の中で,ちょっとずつ賛成派が増えていく…その人数が,全体の1/3くらいになった瞬間が臨界点で,一気にムードが変わって,残りの6割だった人がほとんど賛成派になる」(岩田聡)
「新しい試みの多くが失敗する理由は,その2割が33%になるまでの時間がない,待てないから…待てずにあきらめてしまうんですよ。新しいことをやるには時間が要るし,どうしても重たいものを引っ張らざるをえないんですけど,そこを耐えるのがね,やっぱり大変なんです」(岩田聡)
「だから,まずは小さな結果を見てもらうことが大事なんですよ。そうすると,「あ,本当なんだ!」って信じてくれる人が増えて,それが一定数を超えたときに,ものすごい力を生むんです」(岩田聡)
「みんなが「ええ,それって本当?」って思うことを,誰かが「いや,未来はこうなるんだ!」って言って最後までやり切るから,その人の存在価値があるんだと思うんです」(岩田聡)
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どうして、できるんですか?」という質問がある。「できるまでやるから、できるんです」が答えだ。形式を整えて「できた」ように見せかけることはできる。でもそれが本当は「できてない」ことを自分自身がいちばんよく知っている。「できるまで、やるから、できる」
(糸井重里)
「あきらめなかった」話というのは、こころに響きます。
ぼくらは、いつでも「希望」を手放しやすいものだから。
ああすればいい、こうすればいい、は言えなくても、
未来から見て「あきらめなかった」人間にこころからなりたいと思う。
(糸井重里)
「二年とか三年とか、長いといえば長いけど、実に短い。
二年とか三年、ぐっと集中して起動したら、
あとは曲がりなりにも走り出してくれる。
(糸井重里)
真に、おもしろくなったりするのは、
「もうやめようかな」と泣いたりしてからのことです。
それでもやめずに毎日続けているうちに、
おもしろいかどうかさえも、どうでもよくなります。
最初の好奇心と、最後の段階の無心を、たし算したいな。
(糸井重里)
できるまでやり続けられるかが勝負なんですよね。
図解002【すてきな結婚式をするために】
今まで作成してきた図解を紹介するシリーズの第2弾は、2007年に結婚式をするにあたって作成したこの図解だ。
なかなかどんな結婚式にするか、考えがまとまらなかったのだが、この図解を二人でつくることで、コンセプトが明確になった。
手作りで、はなやかで親密な場をつくり、参加してくださる方をもてなす。
そういう場に支えられて、自分たちとその家族、親族、友達を紹介し、関係を深める。
そのために、今までの二人の歩みをスライドや小冊子という形で作品化し、皆に見てもらいながら、お話ししていただく。
それによって、二人の人生の節目としたい。
この図解をベースに結婚式を二人で作り上げ、自分たちにとって節目となる、参加者にとても喜んでいただける式を阿佐ヶ谷の馬橋稲荷神社で挙げることができた。(二次会は、高円寺のタイフーンでした)
何かやるときに図解ができると、もうそれに則ってやればいいという状態になれるという感覚がある。
だからと言って、図解を無理やり作ればいいというものでもない。
図解ができないからには、できない理由がある。
まだ時期尚早なのかもしれない。
できないと思う中にできることを探し、それをやるということをやり続ける中でできないと思っていたこともいつの間にかできるようになる。
そういうことなのではないだろうか?
妻の実家のわきに建つ隠居家をリフォームして移り住むというのは、長年の課題だ。
この計画が進むためには、図解が一枚できる必要があるように思う。
それができないのは、なぜか?
できない中にも何かできることはないか?
この秋、「どんな家でどんな暮らしをしたいか?」というテーマで一枚図解を作るところまでいきたいな!
夢がつながり、応援できる関係が育ったら、何が生まれるか?
「町の中に里山(雑木林とキッチンガーデン)をつくる」というのは、私にとっては一生をかけてもやってみたい魅力的なテーマ。
munaken.hatenablog.jp
参加者各人の中のそんなテーマを浮かび上がらせる。
そして、そのテーマ同士がつながり、お互いを応援できる関係が育ったら、町に何が生まれるか?
そんなことを私は地域エキスパート養成講座でやってみたいのかな?
◇ ワクワクする未来から現在を眺めることで一歩踏み出せる
http://munaken.hatenablog.jp/entry/2019/09/18/014815
◇ 思いと夢を共有し、お互いに応援し合えるような場づくりを
http://munaken.hatenablog.jp/entry/2019/01/10/095101
◇ 未来マップは「小さな物語」の集積に
http://munaken.hatenablog.jp/entry/2018/06/10/055304
◇ 現実を一歩前に進めるためのメディアづくり
http://munaken.hatenablog.jp/entry/2018/05/22/055733