ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

思い出すために結晶化させておく

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『ひたち帖 2013春・夏・秋・冬号』をつくってから、7年が経つ。
自分たちの暮らしを通じてひたちの魅力を表現しようと思ってつくた私家版の冊子。
地域の魅力は、歳時記とマップという軸で表現できるのでは?という仮説から、冒頭に歳時記、真ん中にイラストマップを配置した。
7年前の春の歳時記を読むと、その当時の暮らしぶりが思い起こされる。
7年前は、長男が生後半年で、産休中の妻と一緒に長男を連れてよくお散歩していた。
よく行っていたのは、わが家から歩いて15分ほどの神峰公園だ。
エレファントカフェでコーヒーを買い、海の見えるベンチでひと休みして帰ってくるのが定番のコースだった。
井上さんが前年の秋にひたちに引っ越してきて、三春の2階にオキーフを開店したのもその年だった。(長男のファーストケーキは、井上さんのチーズケーキで、今でも大好きだ)
その当時もハーフマラソンの自己ベスト更新を目指していたが、未だ達成できずにいる。
海沿いの田んぼは今は田植えはされず、草刈りだけがされている。
Twitterの短文にとどまらず、ある程度のボリュームで文章に結晶化させておくことの大切さを改めて感じる。