ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

目標とは何か、どうすれば、そこに至るプロセスをワクワクと愉快にたどれるのか?

朝起きると身体が少し冷えている。
机のわきのオイルヒーターをつけ、三年番茶を温める。
三年番茶をマグカップに入れてベランダに出ると、南の空高くオリオン座が輝いている。
 
先週の土曜日から那須旅行、上京して本づくり協会出版部会の集まり、音訳フライデーと行事が続いた。
それぞれ楽しかったのではあるが、身体の中が加速し、ざわざわしている感じがある。
今朝は、ゆっくりと長い距離を走って、自分の身体を感じ、つながり直し、落ち着かせよう。
 
そして、海を眺めながら、ひと時すごそう。

ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは、天と地の差ほど大きい。
(『旅をする木星野道夫、p.131)

海沿いの町で暮らす魅力のひとつは、自分を超え包んでいるもうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れていることを感じやすいということじゃないかな?
 

結果が、最初の思惑通りにならなくても、
そこで過ごした時間は確実に存在する。
そして最後に意味をもつのは、
結果ではなく、
過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。
星野道夫

一昨日、谷中のコーツトカフェで木村さんと話をした後、なんとなく言葉にならないモヤモヤが残った。
今の時代について語っていると何となく絶望的な気分になってくることは確かだ。
しかし、その中でもワクワクと愉快に暮らしつつ、状況を切り開いていく道はあるはず。
木村さんも、その道を模索しているのだと思う。
 
私は今、12/15のかさまハーフマラソンで20年ぶりに自己記録を更新することを目標として日々走っている。
これは、今の自分にとってはかなり高い目標で、達成できるかどうかはわからない。
でも、それを目指しつつ日々走る時間に意味や楽しみがあるのだと思っている。
 
目標とは何か、どうすれば、そこに至るプロセスをワクワクと愉快にたどれるのか?
そんなことをずっと考え続けています。
図解を作りながら考える会で深めていきたいのは、そんなテーマなのかな。
 
※以上は、昨日朝のFBへの投稿です。