ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

『はじめての地域づくり実践講座』を対話のベースに

『はじめての地域づくり実践講座』(石井大一朗・霜浦森平)を読み始めた。

はじめての地域づくり実践講座 (全員集合! を生み出す6つのリテラシー)

はじめての地域づくり実践講座 (全員集合! を生み出す6つのリテラシー)

友人の石井さんが編著者である地域づくりの入門書だ。
 
彼とは3年前の社会主事講習会の講師を務めた際に知り合った。
茨城と栃木の方が参加する社会主事講習会は、2年ごとに宇都宮大学茨城大学が担当している。
私は、宇都宮大学が担当する年にKJ法を使った学びのふり返りのプログラムを担当していて、4回目が今年7/21に開催される。
石井さんには、前回(2015年)の社会主事講習会をサポートしていただき、その年の夏にひたちに家族で遊びに来ていただいた。
建築設計をスタートに、NPOでの組織経営や地域づくり実践を経て、現在は宇都宮大学の地域デザイン科学部の准教授をされている。
 

『はじめての地域づくり実践講座』は、今年の4/25に発売されたばかりの本。
「参加を育む地域社会の実現に向けて、地域づくりのニューリーダーに贈る一冊」ということで、そのため6つのリテラシー「未来を見通す」「地域資源を捉える」「プロセスを支える」「対話と熟議を育む」「組織のかたちをつくる」「都市と農村をつなぐ」について実践例を交えて書かれている。
 
このブログの副題に「居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています」と書いてあるように、私のメインテーマは「居場所をつくる」ということ。
私が今までやってきたKJ法や本づくり、マップづくり、ひたち帖、耳と聲プロジェクトなども「居場所をつくる」という軸で全体像を描けるのではないかと思う。
 
『はじめての地域づくり実践講座』は、地域での居場所づくりについて書かれた本なので、この本を読みながら石井さんと対話させていただくことが、自分のやっていることの全体像を描く手助けになるのでは?と期待している。
特にKJ法が地域づくりや対話にどう活かせるかというテーマについて、じっくりを対話していきたい。
 
KJ法を使った学びのふり返りのプログラム」は、前回でほぼ完成しているが、よりブラッシュアップしていきたい。
そのために、この2ヶ月間はKJ法で図解を作ることを集中してやりたいと思っている。
f:id:munakata_kenken:20180513075649j:plain