ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

FileMakerを本格的に学び直している

FileMakerを使ってカタログの自動組版用データの整理システムの構築を依頼したいという話をもらって、急遽FileMakerを勉強し直している。
FileMakerとの出会いは、1992年、アップルのサポート電話の分析用データをSE30上のFileMakerを使って管理したときだから、もう18年にもなる。
その後、仕事では、編集工学研究所からの依頼「インターネットホームページ調査」のデータの管理や札幌のクリエイター情報をまとめるDVD用のデータの管理などをFileMakerを使ってやった。
また、パーソナルでも、住所録やデータカード、名刺などをFileMakerを使って作成して、ずっと使っている。
ずっとユーザーの立場で使い続けてきたわけだが、昨年3月まで所属していた会社で納品した自動組版のシステムがうまく稼働せず、開発の手も借りられず、自分で何とかしないといけないという状態に追い込まれ、初めて、FileMakerを使った開発を始めた。
事典用のデータをFileMakerを使って管理し、InDesignで自動組版するというソリューションだ。
それを元に、年賀状をFileMakerInDesignを連携させて作成するというシステムも作った。(これは、その会社の製品になっている)
http://fujifilm.jp/business/printing/autocompo/autocomposw/finedesigner/index.html
しかし、元々開発者ではないので、FileMakerでバリバリ開発するところまではなかなか難しい。誰か開発してくれる人がいれば、自分はユーザーから聴き取りをして仕様を整理し、それを開発者に作って欲しいというのが本音。
ある会社のチラシ制作システムは、そんな形で制作し、非常に好評を博した。
自分は、いい開発者と組んでこそ、いい仕事ができるという面があるし、それが楽しいとも思う。
でも、独立すると、そうも言っていられない。
うまく組める開発者がいればいいが、今はいないし、開発者と組むと相手がうまく働いてくれないこともある。
昨年は、それで痛い目に遭った。
というわけで、仕事の依頼があったことをきっかけに、自分でもバリバリ開発できるようになるために、FileMakerを本格的に勉強し直している。
まずは、『FileMaker Pro大全』を読了して、ベースとなる知識を押さえることから始めている。

FileMaker Pro大全 ver.7~9 edition

FileMaker Pro大全 ver.7~9 edition

  • 作者: Geoff Coffey,Susan Prosser,小山香織,茂田カツノリ,蜷川晋,今泉みゆき,竹内康二
  • 出版社/メーカー: ラトルズ
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: 単行本
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