ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

知識創造のインフラをつくる

『全脳思考』(神田昌典)によると、現在は、「情報社会」から「知識社会」への過渡期だという。

私の見解では、情報社会とは、情報を収集・整理することが付加価値となる社会。それに対して知識社会とは、収集・整理された情報から生み出された新しい気づき・アイディアを実際に行動に移すことが付加価値となる社会だ。(p.28)

社会インフラとしてのブロードバンドの情報網が全国に張り巡らされ、「情報社会は、いったん2008年末で終焉しつつある」という。

クリエイティブ・クラスが増えると同時に、「情報仲介」のインフラではなく、「知識創造」のインフラができるようになる。これが、知識社会が本格的成長期に入るティッピング・ポイントだ。知識創造のインフラを使って、知識の相乗効果が絶え間なく起こるようになる。高度専門化した知識は、単純ではなく、他分野と相乗効果を持ったときに爆発する。その結果、今は解決不可能と思われている難問ー環境、エネルギー、食糧危機、高齢者介護、障がい、難病等々ーの解決策が、あっけないほど簡単に見いだせるようになるだろう。(pp.31-32)

私が、CMSSNSを使って創ろうと思っている情報システムというのは、「知識創造のインフラ」だったんだ!と思った。
本ばかり読んでないで、具体的に作り始めないとなぁ。
今日こそ、トマティスのサイトをcoreserverにConcrete 5でセットアップしよう!