ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

仕様化するということ

新しい会社に入って2週間が過ぎた。
会社の雰囲気は、自由な感じで、働きやすい。
しかし、やはり新しい環境に体が適応中なのと、覚えることが多いためか、家に帰るとバタンキューで、朝もなかなか起きられないという日々が続いた。
今朝は、入社後、2回目の土曜日の朝。早起きして、近くの神社にお参りして、久しぶりにアトリエで朝日を拝んだ。


今週は、教材の改訂作業をする予定だったが、火曜日から、急遽、そのソフトのために新しく立ち上げるユーザーサポートサイト用にFAQを作成するという業務を任された。
発売元の会社にお願いしていたのだが、整理しきれず、また開発元の我が社に戻ってきた仕事だ。
作成途中のFAQと我が社のそのソフトのサポート担当者がまとめていた資料を照らし合わせ、整理した。その際、10年以上前、アップルとエーアイソフトのサポート電話のまとめをしたときのカテゴリーが活かせた。
そのカテゴリーを使って整理した結果を元に、そのソフトに関わっているメンバーから聞き取りをし、木曜日には一通り形にできた。そして、昨日の夕方から発売元と打ち合わせをして、方向性の確認をし、細部の詰めをした。
なかなかいい感じで作業を進められたと思う。


そのソフトに関しては、きちんとした仕様書がまとめられていないまま、開発が進んでいるようだ。
そのソフトのターゲットユーザーは誰で、その人たちは、何を必須の機能と考えているか、その辺のフィールドワークと分析をして、それを仕様化して、製品開発につなげていくような流れを作っていきたいなと思う。


そんな問題意識があったからか、先日、ジュンク堂で『要求を仕様化する技術・表現する技術』という本を見つけ、今読んでいる。ここで提案しているような仕様書KJ法の定性分析の手法も活かしながら、創り上げていけないかなと今、考えている。

要求を仕様化する技術・表現する技術 - 入門+実践 仕様が書けていますか?

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