ひたちで小さなメディアをつくる

居心地のいい場をつくるために”小さなメディア”がどんな役割を果たすことができるか、日々の試行錯誤を綴っています。

2019年の目標

FBの「思い出」で8年前の今日のブログ記事「2011年の抱負」が出てきたので、読み返してみた。
munaken.hatenablog.jp
当時考えていたメディアクラフトのミッションは、とても抽象的だけれど、大筋の方向性としては変わっていないのかな。
今、名刺には、メディアクラフトの仕事として、以下の3つを掲げている。
 

考えをまとめるお手伝い
KJ法の花火等の手法を使って、図解を作りながら考えをまとめるお手伝いをします。
 
小さなメディアづくり
等身大の自分および地域を伝えるための小冊子や本、マップを丁寧にやりとりを重ねながら作ります。
 
耳と聲プロジェクトの主宰
マティスメソッド(聴覚・発声トレーニング)を後世に伝えるための冊子を編集・制作・発行し、その内容を紹介するセミナーを主催しています。

 
今年の主な目標は、「書籍版『耳と聲』の制作・出版」と「おばあちゃんちリフォーム・移住計画の遂行」の2つだ。

日原先生のお話をテープ起こしし文章化して貯めていく

駅からの帰り、2016年1月の耳と聲打合せの録音を聴きながら帰ってきました。
打合せは、必ず各自の近況のシェアから始まるのですが、それがおもしろいのです。
この日は、音楽にとっては絶対音感ではなく相対音感が大切という話などがおもしろかった。
プロジェクトを開始して10年間、ほぼ毎月1回は打合せを重ねているので、打合せ回数は100回をゆうに越えている。
打合せはほぼ録音しているので、そのおもしろい個所を今年はどんどんテープ起こしして残していこうと思います。
 
テープ起こし原稿をまとまった文章にして、noteで公開するのがいいかな?
そういう形で日原先生にチェックしていただいた原稿をどんどん貯めていこうと思います。

1月は今までの歩みを振り返り、次の一歩を描く

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5:41 水平線に上が少し白んできました。
空には三日月に寄り添う金星。
今朝も海の上に広がる星空が美しい!
 
2015年12月の耳と聲打合せの録音を聴きながら駅まで走ってきました。
あれから
3年が経ちましたが、やるべきことを積み残しているなぁ!
 
一年の計は1月にあり。
ひたちに移ってメディアクラフトを再開して10年。
ひたち移住を機に始めた耳と聲プロジェクトも10年経ちました。
1月の打合せでは新たな一歩を踏み出すのではなく、今までの歩みを振り返り、次の一歩を描く会としようかな?
その方が着実に大きく前にも進んでいけるだろうと予感しています。
 
モモの逆さま小路のお話は、いろんな場面で当てはまるんじゃないかな?

いつもと変わらないけれど、新しい朝

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新年明けましておめでとうございます。
昨夜は12時前に眠くて寝てしまい、今朝は3時前に起きました。
洗濯物をしかけ、体操し、ハミングし、音読し、洗濯物を干すといういつもと変わらない、しかし、新しい朝。

昨年は「毎日ブログを書く」という目標を掲げたけれど達成できませんでした。
munaken.hatenablog.jp

今年はいつまで続くかな?

正解のない問題に答えを見出していくのがKJ法

昨日から考えていたKJ法による学びの振り返りプログラムの補足資料ができたので、こちらにも転載しておきます。

分類やアテハメでは解決しない問題に使うのがKJ法

問題には、正解がある問題とない問題があります。
学校では正解が既にあり、その正解を導き出すための問題を解くことが多い。しかし、社会に出ると、正解のない問題に多々直面します。
多くの問題は今までの経験から分類し、前例をアテハメることで済むし、その方が早い。分類やアテハメが悪いというわけではなく、それでは済まない問題があるのです。
その種の問題に直面した時は、「何に答えを出すべきなのか」を言葉にすることから始めなければいけません。問題の焦点をぴったりとするテーマに言語化し、有効と思われる方策を考え、実践して初めて前に進んでいけます。KJ法は、そういう問題を考える際に威力を発揮します。
正解のない問題に対しても、分類し、正解らしき前例をアテハメることは可能ですし、ラクです。しかし、その問題に丁寧に向き合うと分類やアテハメでは収まりきれない居心地の悪さを感じるのではないでしょうか?

心と体を先行させ、頭は後で使うことが大切

正解のない問題に対してせっかくKJ法を使っても、普段と同じように分類・アテハメの思考法でKJ法をやったのでは、意味がありません。「なるほど!」と自ら納得する方策を見出すには、頭をいったん外し、心と体でその問題に向き合うことが大切です。より納得のいく方策は、まず心と体が感じ、それを言語化するのが頭という順番で心と体と頭の全体を使うことで見出されます。
多くの場合、自分の思考の枠を超えたところに解決策はあります。自分の枠を超えるには、心と体を先行させ、頭は後追いするという流れが大切です。まずは心と体の感じる力を信頼すること。心と体が感じたものを言語化するのが頭の役目です。その流れを考える型として定式化したのがKJ法なのです。

図解を作りながら考えを深めることで次へのステップが自然と踏み出せる

KJ法の花火という手法を使えば、かなり複雑で大きな問題でも、3時間×2回、計6時間で一定の結論を出し、解決への一歩を踏み出すことができます。正解のない問題にオーダーメイドのオリジナルな答えを見出す時間として、この時間は長くはないと思いますが、いかがでしょうか?
KJ法では頭だけではなく、心と体も使って考えているので、その結論が心と体レベルにもおちています。そのため、図解ができあがった段階で自然と行動につながりやすいという効果もあります。
慣れてくれば、普段直面するような問題を考えるための図解は、3時間程度で作成できます。
そして、似たような課題に直面した際には、すでに作ってある図解を元に図解を作りながら考えることができるので、もっと短時間でできます。
さらに、図解を作った後の効果とそれによって節約できる時間も大きいです。
プロジェクトメンバーで作った図解は、灯台のようにいつもプロジェクトを照らし、常に立ち戻れる原点となります。また、プロジェクトのキックオフ時に図解を作ることで、そんな原点を作り、他の人にも説明しやすくなります。さらに、プロジェクトの成果をプロジェクトメンバーで振り返り次のステップを描くことで着実に前進していけます。
KJ法も車の運転と同じように、最初は大変でぎこちなくても、使い慣れてくれば、とても便利で遠くまで私たちを運んで行ってくれます。せっかく2日間かけて学んだKJ法をぜひ今後に活かしていってくださることを願っています。

答えのない問題に答えを見出していくのがKJ法

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7/21の社会教育主事講習会での生涯学習概論の学びの振り返りプログラムが終わって、明日で1週間になる。
感想を書いていただいた付箋を読むと、かなり本質は伝わったなと思う反面、伝え切れなかったと感じる点もあり、7/30の社会教育計画の振り返りに向け、補足資料を作成することにした。(この回にもアドバイザーとして参加したかったが、残念ながら予定がありかなわず)

補足したい点は、2点。
KJ法は時間がかかる」という感想への回答とどうしても分類やアテハメになりがちな点への対応だ。
これって、そもそもKJ法を使うのにふさわしい問題ということから説明を始めるとわかりやすいかも。

問題には、2種類があるのではないか?
正解が既にある問題と答えを自分で考えて実践することで初めてその答えが意味を持つような問題だ。
学校では正解が既にあり、その正解を導き出すための問題を解くことが多い。
しかし、社会に出ると、正解のない問題に直面することが多い。
問題の焦点を自ら言葉にしてテーマ設定し、有効と思われる方策を考え、実践して初めて前に進んでいけるような問題だ。
KJ法は、そういう問題を考える際に有効な手法である。

そういう問題に対しても、この種類の問題と分類し、正解らしき答えを頭でアテハメて実行することは可能だ。
しかし、その問題に丁寧に向き合うと分類やアテハメには収まりきれず、納得がいかないことを心や体は感じているのではないだろうか?
その問題の焦点を心から納得のいく言葉にして、納得のいく答えを頭だけではなく心と体を使って導き出していくのがKJ法なのだ。

頭はどうしても既存の枠組みを当てはめて問題解決をしようとする。
実際、ほとんどの問題はそれで済むし、その方が早い。
分類やアテハメが悪いというわけではなく、それでは済まない問題があるということなのだ。

そういう問題に対してKJ法を使うわけだが、せっかくKJ法を使っても、普段と同じように分類・アテハメの思考法でKJ法をやったのでは、自分の今の思考の枠組みを超えられない。
「なるほど!」と自ら納得する方策を見出すには、頭をいったん外し、心と体でその問題に向き合うことが大切。
より納得のいく方策は、まず心と体が感じ、それを言語化するのが頭という順番で心と体と頭の全体を使うことで見出される。
自分の今の枠を超えた解決策を見出すには、心と体を先行させ、頭は後追いするという流れが必要。
まずは心と体の感じる力を信頼すること、心と体が感じたものを言語化するのが頭の役目。
その流れを考える型として定式化したのがKJ法なのだ。

KJ法の花火という手法を使えば、かなり複雑で大きな問題でも、3時間×2回、計6時間で一定の結論を出し、解決への一歩を踏み出すことができる。
munaken.hatenablog.jp

KJ法では頭だけではなく、心と体も使って考えているので、その結論が心と体レベルにもおちている。
なので、図解ができあがった段階で自然と行動につながりやすい。
 
慣れてくれば、普段直面するような問題を考えるための図解は、3時間程度で作成できる。
そして、似たような課題に直面した際には、すでに作ってある図解を元に図解ができるので、もっと短時間で図解を作ることも可能。

図解はその程度の時間でできる。
答えのない問題にオリジナルの答えを見出す時間として、この時間は長いのだろうか?

さらに、図解を作った後の効果とそれによって節約できる時間も大きい。
プロジェクトメンバーで作った図解は、灯台のようにいつもプロジェクトを照らし、常に立ち戻れる原点となる。
プロジェクトのキックオフ時に図解を作ることで、そんな原点を作り、他の人にも説明しやすくなる。
munaken.hatenablog.jp

また、プロジェクトの成果をプロジェクトメンバーで振り返り次のステップを描くことで着実に前進していける。

こういう説明をすれば、少しは伝わるかな?

充実の7月ももうすぐ終わり

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昨夜は21時前に寝てしまい、0時半頃起きた。
また短時間睡眠、超早起きの時期がやってきたのか。

窓を開けて寝たせいか、体が冷えた。
綿のマフラーをして、温かい昆布茶を飲んで体を温めている。
1時半現在の気温は、室内28℃、室外23℃。
昨日から最高気温が30℃を切り、身体への負担はかなり減った感じがする。
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SNSのタイムラインを少し追ってから、ベランダに出て空を眺めた。
曇り空で星が出ていない。
星が出ていない夜は、ちょっと寂しい。

星が出ていれば、3時頃から走り出し、星を眺めながら河原子海岸辺りまで行くと、星空から世界がだんだんと明るくなり、海がオレンジ色に染まり、太陽が昇る光景を観に行きたいような気分なのだが。
ひたちは適度に町で海が近いので、夜でも走れる程度には明るく、そんな時間を過ごすことが可能。

21日に宇都宮大学での社会教育主事講習会が終わり、長男のこども園も夏休みに入った。
7月は2日のクルミドコーヒーでの本づくり協会出版部のお話会での発表「小冊子『耳と聲』ができるまで。そして、一冊の本へ」から始まり、6日のポットラックフィールド岡崎さんとのトークセッション、10日の母のお墓詣り、13日の第1回ひたちワクワク未来会議、14日の長男のこども園の夏祭り、15日の本づくり協会の集い、17日の高原まちあるき、21日の社会教育主事講習会でのKJ法による学びの振り返りプログラムの実施、と大切なイベントが続いた。

今日26日には地域エキスパート養成講座の4回目で鯨ヶ丘を歩く。9/6のまとめの会で何を話すかをそろそろ考え始めないといけない。
明日までに2回目のKJ法による学びの振り返りプログラムの実施に向け、補足資料を作成し、送らないといけない。
また、31日の耳と聲打合せに向けて7/2の発表の内容と反応をプロジェクトメンバーに伝えないといけないし、高原・中里マップの制作も進めないといけない。
9/1の『耳と聲』読者会へ向けての仕込みもそろそろ始めたい。
それプラス、夏休みの長男と1歳4ヶ月の次男の相手もしないといけない。

こう書き出してみるとスケジュールがパンパンになりそうだけれど、今年の一番の目標である「内側から時を満たす」を念頭に一つずつ丁寧に完了させていこう!